拝啓 門地かおり先生

生徒会長に忠告が大好きでした
知賀と国斉さんに出会ってこれが萌えという感情なんだと初めて認識した私にとって記念碑的な作品でした
なぜたかが漫画のキャラクターにこんなに夢中になるのか自分でもわからないくらい知賀と国斉さんに萌えて萌えて萌え倒していました
生まれて初めてファンレターを書き、サイン会にも行きました
Twitterで先生から返事を貰えると嬉しくて胸がいっぱいになりました
雑誌を定期購読し発売日が近づくとそわそわしてたった数ページの掲載でも読めるだけで幸せでした
しかしここ数年は全く興味がない脇役の話が延々続き、メインカプにはほとんど出番がなく、先生の体調不良もあり連載は停滞していきました
それでも2人のことが大好きだったのでたまに供給されるショートで糊口を凌いで耐えていました
やっと脇役の話が終わりメインカプの話が最終章に入りそうなところで、先生は原稿を書き溜めると言い休載に入られました
書き溜めるという先生の言葉を信じて何ヶ月も楽しみに待っていました

しかしその言葉は全くの嘘でした
休載から3ヶ月目に生徒会長に忠告の原稿は一切進んでおらず、その間ずっと二次創作の同人誌を執筆されイベントに参加されていたことを知りました
連載再開を待ちわびていたのでとてもショックでした
それでも「今後はイベントには参加しない。同人誌も処分する。年内に連載再開したい」という先生の言葉を信じてもう一度待とうと決めました

しかしこの言葉も実現されることはありませんでした
年内連載再開は何の説明もなく反故にされました
そして極め付けが冬コミ参加です
2人のことは今でも大好きですし、きっとこんなに夢中になれる作品にはもう出会えないと思います
でも先生の嘘に振り回されるのはもうたくさんです
先生の過去の連載投げ出し癖からするにもう生徒会長に忠告の連載が再開されることはないのだろうと思います
毎月雑誌の発売日に予告をチェックしてがっかりするのに疲れました
キャラまで嫌いになりたくないので私の中の生徒会長に忠告は2人の思いが通じあったところで完結したと思うことにします
たくさんの萌えと幸せな気持ちをありがとうございました
本当に本当に大好きでした
さようなら