小説でたぶん新書サイズだったと思います

出版年・かなり大昔。美少年の容姿の形容に「内田有紀似」と
いう言い回しがあることからおそらく90年代の発行
内容・2話構成(1人称で1話と2話で語り手が変わる)
3P、リバーシブル、巨大物挿入
フィストや二輪差しなどで大出血シーンも書かれるが
また病院通いかーなどとあっけらかんとしている

ストーリー・主人公で語り手の受は私立高校に勤務する28歳の英語教師
名前は確か「真樹」
26歳の大手予備校チェーンの若社長(攻A)と不倫中
関係を隠して相手の美人妻と娘とも仲が良い
攻Aは時々思い出したようにサドに目覚めてフィストしたりする
主人公には大学生の頃、始めてゲイのパートナーと出会えて喜んだのもつかの間
実は相手の男は悪党でポルノがらみの性犯罪に巻き込まれたという過去があった
被害者兼参考人として裁判で証言させられ、心の傷を抉られるものの
主人公は「僕は負けなかった」「憤怒が僕を大人にした」とそれを乗り越えていた

一方、主人公の前に新入生(攻B)が現れる
野性的なイケメンで文武両道、地元では金持ちの坊ちゃんにして不良グループのボス
主人公は上記の性犯罪に巻き込まれる前、
ベビーシッターとして攻Bの家でバイトをしたことがあったが
当時5歳だった攻Bは13歳年上の綺麗なお兄さんにぞっこん惚れてしまったのだ
主人公を抱こうとするが「おじさんをなめるなよ」と逆に抱かれてしまう攻B
その後過去の性犯罪の加害者が再登場
主人公の教え子を毒牙にかけようとしていることが発覚しみんなで力を合わせて撃退
その後主人公・攻AとBで3Pの関係になって第1話終了

第2話では攻Bが語り手になって、3Pの関係に悩み色々あって攻Aとセックス
そこを主人公に見られて攻Aが言葉巧みに誘導して
AとB×主人公の二輪差しにもちこむ
一方、Aと主人公がキスしている所をA妻に目撃され離婚決定
しかし悲壮感皆無で親権を取れる気満々だったり

あとがきで作者が真樹のキャラ造形を
「このキャラを作り出せたのは作家としての私の誇り」と語る
もっと細かい所を書き出せば果てしない長文になるのでこのくらいで