学校はやっぱ嫌い
トラウマが植え付けられて
夢でも何度もうなされた
それでも秋と一緒だしって
月に3回くらいは学校行った
そんな三年生でも学校行事はあって
担任は、授業でれなくても
行事はでてほしいって言ってた
まず体育祭
その日秋とは別々に登校して俺が先に着いた普段の体育祭の練習は身体弱いし
学校きてないしであんまり参加できないけ
応援とかは真面目にするか、なんて
自分なりに張り切ってた
この機会にクラスに馴染めたらいいな、なんて淡い期待してた
椅子を運び出す時に前のクラスメイトが
俺のことを話してた「今更きてなに?邪魔じゃん」
心にグサグサ刺さって痛かった
こいつら、やっぱなんも変わらない
俺や秋がこんなに頑張っても
鬱陶しいってか、なんだバカバカしい
そう思ったのと同時に帰りたい死にたい気持ち悪いって椅子投げ出して走って校門で秋を探したいないから電話して、もう帰るって半泣きで伝えたらすぐ行くっていって飛んできた事情をしつこく聞かれて渋々話すと秋はどこかへ行ってしまった
探してたら俺の悪口言ってたやつになんか話をしてるみたいだった余計なことしなくていいのに!
焦ってたら秋がこっちにきて
あいつら謝りたいらしいって言ってきた
俺の意見無視して大丈夫だからって腕を引っ張った
結局謝ってもらって秋は笑いながら
アイス売ってるし俺らも体育祭いこって連れ出した
なんでこいつはこんな強いんだろ
俺なんかのことなのに
俺よりも先に前に出て、道作ってくれて
なんで俺に優しくしてくれんだろ
これが友達なのかな
親友、とか?ってすっごい戸惑った
でも俺は言えなかったけど、嬉しくて
秋となら、中学校生活続いてもいいって
思ったんだ