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俺と幼なじみの話したい(小説) [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001風と木の名無しさん2016/11/06(日) 22:44:17.34ID:LHrQnChH0
きいてくれるやついる?
0002風と木の名無しさん2016/11/06(日) 22:46:56.44ID:LHrQnChH0
書いていいんかな
自信作だけど^o^


幼なじみは小学校6年の時の転校生で
小学生の時は正直絡みはそこまでなかったし
中学にあがってからも
クラス離れててなんか
DQNの横にいる金魚のふんだと
思ってたからどうでもいい存在だったし
意識もしてなかった

というより
そんなことに目をやる余裕もなかった
ってのが正解で
一年生はじまってすぐ
二年生にあがる直前まで、
俺は約一年間いじめられ続けた
正直もうどうでもよかったし
ひどく鬱になってて
結果的に俺が飛び降りで死ねずに
自殺未遂でおわった
それが同級生に知れ渡って
いじめはおさまったけど、無視され続けた
俺は厳しかった親に初めて許してもらって
学校に行かなくなった
0003風と木の名無しさん2016/11/06(日) 22:49:02.83ID:LHrQnChH0
二年生で完璧に出来上がったひきこもり生活に
慣れはじめてはいたけど
親は「ふと学校に行きたくなるかもよ」って
毎日俺の弁当だけ作って仕事に行ってた
正直、その時はそれが苦痛でしかなかった
行きたくなるわけないだろって
思いつつも、本当は
部屋に引きこもってる自分が嫌で
もっと勉強していい高校にも
行きたかったのにって泣きながら
弁当食ってた
寂しかったし
本当に孤独を感じてた
あの時の空気の匂いとか思い出しただけで
今でもこわくなるくらいやわ

夏の手前で、
普段は触ることない携帯が
何度か鳴っていたのをやっと開いて
俺はびっくりした。
何通もメールが来てて
送信してきた相手は全部一緒だった
松永(仮)って誰だっけーとか思いながら
一つずつ開いていくと
何してる?とか学校こないの?とか
そういうメールだった
0004風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:34:59.91ID:LHrQnChH0
俺は疑心暗鬼マンだったから
メールをシカトして
考えないようにしてた
でも、それから2日に1回くらいの間隔で
暇?とか今何してる?とか
しつこく送ってきた
俺はうざくて布団の中に携帯を埋めた

一日が経つのがすげえ長くて
その長い時間をほとんど寝て過ごした
ただひたすら眠かった
身体が休みたいって悲鳴あげてた
学校を休んでも気なんか休まらなくて
ずっと病んでは寝て
昼夜逆転した生活を繰り返してた

メールは鳴り止まず
夜になってもブーブーうるさくて
なんだよって思ってみたら
またあいつだった
松永からのメールをいくつか開いて
俺は急いで服を着替えた
「お前んちのまえ 待ってるから出てきて」
って40分前にきてたから
0005風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:35:29.20ID:LHrQnChH0
夜だったしこんな時間に?とか思ったけど、
会いたくないとかそういうことの前に
40分も外にいたのかってのに驚いて
慌ててマンション降りた
一週間ぶりの外だった

よう、ま、松永?って
恐る恐る声かけたら
笑いかけることもせず真顔で
「いきなりごめん、なんかお前と話したくなった」
って言ってきた
えーいや俺とあんま話したことなくねって
苦笑いして、間がしんどすぎてつい
「え、家入る?散らかってるけど…」
ってゆってしまった
いいの?って聞かれたから
オタク部屋公開処刑
アニメイトみたいだねって言われた
会話がろくに続かずコミュ障発揮してたら
松永が口を開いた
「俺、こないだ祭りがあって
その時に酒飲んじゃって、酔った勢いで
周りの奴らに、お前らなんか友達じゃないって
言っちゃったんだよね。
後日謝りに言ったんだけどさ、
上辺でしか許してもらえなかったわ。
あんなに仲良くても、一瞬で壊れるんだなーって
思った、俺が悪いんだけどね。」
そんな話をされても、
俺はへーとかそうなんだとか
気の抜けた返事しか出来なかった
「まあでもお前のが辛いんかな。
死のうとするくらいだもんな。」
いきなり言われて頭が真っ白になった
焦ったのと怒りと悲しいのと
色々でてきて、
そんなこと言いに来たのかよって
その場にうずくまった
そんで、死にたいって言った
0006風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:35:50.04ID:LHrQnChH0
松永は何故か若干怒った感じで
「自分で死ぬみたいなこというな、
2度と死のうとすんな、約束してよ」
と言ってきた
なんだこいつは
迷惑メール並に何度も連絡してくるわ
会ったら人の弱い部分ついてくるわ
死ぬなとか説教してくるわ
なにがしたいんだよ偽善者って思った

「なんでお前にそんな約束しなきゃいけないんだよ、どうせお前も裏切るくせに!」
って半泣きした、感情がたかぶって涙がでた
「あーもう嫌、1人は嫌だ、嫌、無理もう無理…」とか
わけわかんないことを俺がブツブツ言ってたら
「一人じゃねえからもう」
って、いかにもなセリフ言ってきた

「俺は独りなの、お前は本当に独りになったことないからわかんねーんだよ!簡単にいうな!俺は誰も裏切ってないのに、なのにあいつらは俺を裏切った!信じてって言ってきたやつらも!だからもう誰も信じたくないんだよ!」って怒鳴った
もう学校に行くこともないしどうでもよかった
そして松永は
「俺は絶対裏切らん、だからお前も裏切んなよ
明日またくる、またな三月(みつき、仮)」
そういって帰っていった
俺は、うるさいもう来んなって聞こえるかわからないくらいの声でしゃがみこんだまま言った

それがはじめて松永と俺がちゃんと話をして
俺を下の名前で呼んだ日だった。
0007風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:36:12.42ID:LHrQnChH0
「おはよう三月」
「…zzz
?!?!」
みたいなやり取りが
朝起きたら本当にあった
松永はうちにきて俺を毎日起こすようになった
特別何か構うわけでもなく
一緒に何か遊んだわけでもない
ただずっと俺の隣にいて
俺が漫画読んだりPCしたり
自由に昼夜逆転してるなかで
ナチュラルに生活を共にしていた
それから俺は松永を秋って下の名前で
呼ぶようになった

秋は週5くらいのかんかでうちに寝泊まりし
自分の家に居たくないとかで
俺の家の居候だった
それでも俺の精神状態は安定しなくて
消えろだの失せろだの、言ってはいけない
ひどい罵声を親と秋に言い放ってた
親は呆れて多少キレてたけど
秋は怒らなかった
そして何処にも行かなかった
0008風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:36:44.55ID:LHrQnChH0
ある日俺はまたブチ切れて
家出するとかいって30分くらい歩き続けた
後ろについてきてるのはなんとなくわかったけど
無視して歩いてた、でも我慢できなくなって
「なんでついてくんだよ」
って怒った
帰ろうって言われたけど
絶対朝になるまでにどっかで死ぬって
言い張ってた
今思えばアホだけど
虚弱体質マンだったから
すぐ酸欠になって息切れし始めてた

「しんどいんやろ、座ろ」って
公園を指さされた
ベンチのほうに行くか迷ってたら
秋がいつの間にか俺の手を引っ張ってった

座って息落ち着かせて、楽になってきた頃
秋は話し出した
「俺が家に帰りたくない理由なんだけどさ
俺の親、離婚してて今の父親は本当の父親じゃなくて、俺の本当の父親は」
そこで秋が1回区切るもんだから
俺がなんだよ?って聞き返したら
「自殺したんよね、母親は事故って誤魔化してくるんだけど、小さい時にその電話聞いちゃってさ、車で自分から崖に突っ込んだって」

俺はなんも言えなくてそのまま話を聞いてた
秋は話を続けた
「兄弟うち6人なんだけど、下3人が今の父さんの子供、俺含めて上3人は前の父さん、そんで今の父親の母親、つまりばあちゃんが俺ら上3人をよく思ってないんだ、いじめられてんの俺ら。そのうち金貯めて、妹だけ連れて家でようかなって考え中なんだけど」

俺は話を聞きながら考えてた
こいつだってしんどいんだ
秋だって色々あんのにも俺の前では
弱音も吐かず
俺がろくに会話もしないから
一生懸命話振ってくれて
馬鹿だなあ俺ばっかで
なんかしてやれんのかなあって思った
0009風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:37:13.79ID:LHrQnChH0
誰にも言わんでなって言われたけど
言うわけないやろって言ったあと
俺は近くの自販機まで小走りした
コンポタ2つ買って公園戻った
何?って顔するからコンポタ渡して
「なんでも話していいから、俺お前の友達なんだろ」
って伝えた
自分の中で重く滲んでた友達という言葉が
いつの間にか簡単に口からでて
秋はちょっとニコッてした
その時に、あんまりこいつ普段笑わんよな
と思った
顔も整ってるし悪くないのに
全然ニコニコしないし
俺も笑わなかったけど
俺のは強がりとかなだけで
秋はもっと自然体で、クールな感じだった
何に対してもあんまり興味がない
関係ない、みたいなそんな感じ
0010風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:37:28.56ID:LHrQnChH0
そっからまた何度か
俺が荒れたりしたことはあったけど
その度に秋に支えられて一緒に過ごした
秋も二年生はほとんど学校に行ってなかったけど
俺たちの引きこもり生活に
三年生という中学最後の一年がやってきた

俺は断固行かないって言ったし
秋も最初は行かないって言ってたのに
新学期迎えて、行ってみないかって聞いてきた
どういう風の吹き回し?とか思ったけど
絶対嫌だって言った
それから秋は結局一週間に一度のペースで学校行ってた
俺は気に食わなかったけど
どんな感じか気になって、学校の様子をよく聞いてた
「学校行ったら割と平気だよ、多分」
って言うから、えぇ…とか言いつつ
行ってみることにした

三年生に上がる前の懇談で
秋と同じクラスじゃないと二度と行かねえって
先生に無理言ったら、同じクラスになった
それが俺にとって少し、いや結構な安心になった

久しぶりの学校はやっぱこわくて
秋に引きずられて少しずつ向かった

クラスに入ると、
あいつじゃん、いじめられてた奴〜、
今頃?、なんでいんの?、
って一気にいろんな声が聞こえて
いじめがフラッシュバックした
一瞬で頭グラグラして気持ち悪くなった
秋はすぐトイレ連れてってくれて
吐いてる俺の背中をさすってた
0011風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:37:53.83ID:LHrQnChH0
学校はやっぱ嫌い
トラウマが植え付けられて
夢でも何度もうなされた
それでも秋と一緒だしって
月に3回くらいは学校行った
そんな三年生でも学校行事はあって
担任は、授業でれなくても
行事はでてほしいって言ってた
まず体育祭
その日秋とは別々に登校して俺が先に着いた普段の体育祭の練習は身体弱いし
学校きてないしであんまり参加できないけ
応援とかは真面目にするか、なんて
自分なりに張り切ってた
この機会にクラスに馴染めたらいいな、なんて淡い期待してた
椅子を運び出す時に前のクラスメイトが
俺のことを話してた「今更きてなに?邪魔じゃん」
心にグサグサ刺さって痛かった
こいつら、やっぱなんも変わらない
俺や秋がこんなに頑張っても
鬱陶しいってか、なんだバカバカしい
そう思ったのと同時に帰りたい死にたい気持ち悪いって椅子投げ出して走って校門で秋を探したいないから電話して、もう帰るって半泣きで伝えたらすぐ行くっていって飛んできた事情をしつこく聞かれて渋々話すと秋はどこかへ行ってしまった
探してたら俺の悪口言ってたやつになんか話をしてるみたいだった余計なことしなくていいのに!
焦ってたら秋がこっちにきて
あいつら謝りたいらしいって言ってきた
俺の意見無視して大丈夫だからって腕を引っ張った
結局謝ってもらって秋は笑いながら
アイス売ってるし俺らも体育祭いこって連れ出した
なんでこいつはこんな強いんだろ
俺なんかのことなのに
俺よりも先に前に出て、道作ってくれて
なんで俺に優しくしてくれんだろ
これが友達なのかな
親友、とか?ってすっごい戸惑った
でも俺は言えなかったけど、嬉しくて
秋となら、中学校生活続いてもいいって
思ったんだ
0012風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:38:11.19ID:LHrQnChH0
そして卒業式
秋はなんでか出ないって言ってこなかった
でも俺は頑張って行った
その時の俺はちょっとだけ
ほんの少しだけど前の俺よりも成長していて
秋や、秋が作ってくれた数少ない友達や
中学であった出来事のすべてに
感謝していた、うーん、
感謝できる自分になってた、かな

卒業式が終わって、ちょっと泣いた
そのまま秋の家に行って
秋の卒業証書を渡した
なんでお前も来なかったんだよって言ったら
寝癖がなおんねえからって笑った
2人でお菓子とか買ってたくさん話した
今までのこともこれからのことも。

俺は通信の高校に行くことにした
秋は馬鹿校を受験した
秋のポンコツ脳内に何度も俺が勉強を叩き込んで
一緒に勉強した
秋の受験発表は一緒に見に行って
番号あったときは秋より喜んだ

それから2人は別々の高校に行くことになったんだけど
秋が俺の家に来ることも減って
最初は夜に会って
お互いの高校の愚痴を言い合ったりしたけど
それも学校や部活で疲れて出来なくなった
それでも時間を作る努力をしてたけど
秋はあんまり会いにこなくなった
0013風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:38:38.35ID:LHrQnChH0
共通の知り合いとあったときに
秋は高校の友達とよく遊んでるって聞いた
俺のことなんてどうでもよくなったのかなーとか
思った、ちょっと寂しかったけど
本人には言えなかったし、言うつもりもなかった
秋が幸せでいれるならなんでもいい
秋には感謝してる、秋が楽しいならそれでいい
心からそう思ってた

俺の高校生活も順調だったけど
謎のDQN転校生のせいで
クラスの半数が不登校になった
俺もそれの巻き添えをくらい、フルボッコにされた
それとは関係ないけど体調も悪くなって
俺は一年休学することになった
そしてみんなとは一年ずれて
ちがう高校で2度目の二年生を迎えた

二つ目の高校は自分的にそんなハードではなく
地元の友達と遊んだりしてた
仲間と話をしている中で、秋の話題がでた

あいつってイケメンなのに
彼女の話とかきかないよな
一回彼女いるとか噂聞いたことあるけど
あいつ三月にベッタリだったじゃん
すきだったりしてなーHAHAHA

みたいな内容だった
俺はそれを聞かれても困るしかなかった
大体、秋とはあんなに一緒にいたのに
彼女のかの字すら聞いたことないし
そういう話苦手っぽかったから
よくわからなかった
俺もその時、単純にどうなんだろうって思ったのもあって
秋に聞いてみることにした、みんなにもそれを頼まれた
0014風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:39:01.01ID:LHrQnChH0
久しぶりに秋に会って
髪のびたなーみたいな話をしてから
ぎこちなく
「お前って好きなやついんのW」
ってわりとふざけ気味に聞いた
えーとか笑いながら濁した秋だったけど
まんざらでもなさそうだった
「なんだよ言えよ俺口堅いぞ〜」
とかまたふざけて言ってたら
「お前にはあんま言いたくない」
とか言われたから、は?ってなって
「いやいや、俺ぐらいやろなんでも言えるの」
って言ったら
まあねとか流されてそのあと
じゃあいうけど
「お前がすき」
って言われた
俺はひどく後悔した

動揺しすぎて言われたことを理解すんのに
結構な時間かかった
「へ、へーwwwまじかあwwwえ、俺ー?wwなんぞそれーwwwww」
とか意味わからんテンションで、
秋がなにか言おうとするのを遮ったけど
「三月あのさ俺は」ってなんか言われて
咄嗟にむ、無理!!!!!って思ったことが口から出てしまった
「うん、わかってるよ、なんも求めてないし
だから今まで言ってなかったんだけど」
って言われた
なんとなく悲しい顔してそうで
ちゃんと秋を見れなかったけど
適当に話してその日はバイバイした
0015風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:39:16.30ID:LHrQnChH0
帰って何日かはずっとそのことを考えてた
ちなみにいつからって聞いた時
中二からって言ってた

俺はどうしたらいいの?って思った
聞かなきゃよかったと本気で思った
気持ち悪いとか男とか
そういう問題ではなくて、そういう問題がないわけでもないけどそれよりも
中二の時から俺のことがすき
つまりずっと
俺が憧れてた、近づけたと思ってた
親友だと思ってた気持ちは
なんだったの?って。
あいつは俺のことが好きだから
だから優しかったの?
だからそばにいたの?
俺とは同じ気持ちじゃなかったんだ
やっぱ友達じゃなかったんだ
って考えるようになった
家族みたいな存在で、親友で
やっと胸をはって、友達といえる存在だと思ったのにって
そればっかり頭の中をぐるぐるしてた
俺にとっては恋人なんかよりずっともっと大事な好きだったのかもしれない

それから俺たちの世代が社会人や
大学になるまで、あまり秋とは
関わなかったし、あの日以来、
なんとなく秋もそれを察して連絡してこなかった
0016風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:39:38.09ID:LHrQnChH0
俺は専門へ行って、秋は社会人になった
空港で働いてるって知り合いが教えてくれた

少し経った頃、秋から電話があった
昔から電話は嫌いとか言ってて
自分の声は嫌いだからとかで
電話したりするのも年越しの時くらいだった
なんかわからんが俺の声はよく褒めてくれてたけど

んでまあ、なんだろって電話でたら
知らんやつがでて
なんかあったのか?って心配になったけど
松永くんの職場のものですが
松永くんかなり酔ってるので
ここに連絡してっていうんで、
したんですけどって言われて
どんだけ酔ってんだよとか思ったけど
迎えにこれたりしますか?って聞かれたから
とりあえず仕方なくわかりましたって言った

駅に着いたら改札のとこで
先輩らしき人が俺がたくさん呑ませちゃって
すんません!とか言って帰ってった
秋をタクシーに乗せて
こいつの家は親のことでゴタゴタあるし
めんどいからとりあえず俺んちでいっかって
運んで水飲ませて寝かせといた
ベッドの下?というか横?で
俺が漫画読んでたら、ごそごそ起きたから
やっと起きたか酔っ払い〜て後ろ向いたら
キスされた、しかも濃厚なやつ
俺そういうのしたことなかったから
思考停止した
0017風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:40:00.35ID:LHrQnChH0
濃厚ちっすされた時はきれて説教して
本気でごめんとか言われた
酔ってたし、まあそういうこともある、のか?
とか思いながら
好きだって言ってたしなあとか色々考えて結果許した
でもそれをきっかけに
やたらちょっかいだしてくるようになった
ちょっとボディタッチというか
抱きしめてきたりよっかかってきたり
触ってくること多くて
俺が許したりすんのわかっててやってんなこいつとか思ったけど
まず友達を失うってことがこわすぎて
なんか許してて
最終的にはキスとかした触るくらいまで
この時すでにしてた

ていうのも
女経験ほぼ無いし
でもやっぱ男なるもの性欲はあるし
アブノーマルじゃないけどそういうのが
もともと好きで
単純にこいつがこんなことするんだ〜とか
ひいいい触ってる!とか思ったら
なんか興奮してって…変態でごめんやん
まあとにかく俺も許しちゃった部分は
あった
興味本意で、がほとんどだったけど
けど付き合いたいとか言われなかったし
このままでいいとかよくないとか
その時はそんなことすら考えてなかった
0018風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:40:16.36ID:LHrQnChH0
それからまた、俺たちはよく会うようになってた
そういうことがしたくて、ってのも
あったのかもしれないけど
それよりも昔みたいにまた会えることが
俺は嬉しかった、少なくとも俺はね
だから、秋がその後付き合いたいって
積極的にアピしてくることなんて
考えてもなかった
俺は単純馬鹿で、秋の気持ちなんて
考えてなかった
俺が触らせたり、いろいろ許したりすることが
結果苦しめてたとかはさ
ある日突然秋が
俺はもうお前のそばに居たくないって言ってきた
だから、俺はひどく動揺して
なんでそんなこというんだよって切れた
俺はお前といるともっともっとって欲張ってお前のこと好きになるし、お前と付き合いたいとかも
思ってしまうんだよ
だから、もうそれならいっそ居なくなりたい迷惑かけるのは、俺が耐えられん
そういってきた
俺は、必死だった
付き合ったら離れないのか?
付き合えたらこいつはどこもいかない?って
単細胞だからそんなことしか考えられなかった
でも必死すぎて
お前俺から離れないって言ったじゃん!
そういったのに、裏切るのかよ!って
子供みたいな、最低なことを言った
秋の気持ちなんか何も考えてない
そんな発言をした

秋は、少し黙って
そうだった、ごめんって人形みたいな顔してた
もうそこに魂ないんじゃないのってくらい
笑ってない笑顔だった泣きそうになったけどすぐテレビみて笑ってるフリした
秋も笑ってるフリした
それから秋は何も言ってこなかった
というのも、好きとか、付き合いたいとか
そういうことをまったくいわなかった
俺も秋が普通にそばにいることで少しずつ冷静になりはじめて秋が中2のとき俺に親の話をしてくれたときと同じ感覚を思い出していた
0019風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:40:30.55ID:LHrQnChH0
秋はあまり自分のことを話さない。
俺のことを聞いてきたり、人の話をきくのが上手だ
頭悪いから、うまい言葉をくれるわけでもないし
ボキャブラリーが豊かなわけでもないけど
ただ真剣に、黙って話しをきいてくれるところは
こいつのいいところだった
秋が自分の話をするのはめずらしい
それがないと俺は、何にも気づけない
まあそりゃあ言葉にしなきゃ思いは伝わらないっていうくらいだし
伝えないあいつが悪いって思う
でも、伝えないやつにも
伝えないなりの理由があるって分かる

中学のとき親の話をしてくれたから
こいつとは友達に、親友になれた

こいつだって、きっと苦しかったんだ
俺のこと中2から好きだったってことは
少なくとも4年間くらいは俺に片思いだったってことだろ
俺は人のことそんなに思い続けられない
そのときまた気づいたことがあった
あのときも、あの時も、秋は
率先して俺のこと考えてくれた大事にしてくれた
俺は秋を大事にしてあげたことがあるのか?って。
だから、俺は、秋に自分から言おうって
そのときはじめてそう思った。

「話がある、俺もお前が好き。
だから付き合うのおっけーすることにした。」

そう伝えた
秋はびっくりしてたけど、ありがとうって言った
なんかわからんけど、悲しそうな、なんか考えてる顔にもみえた
0020風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:40:47.09ID:LHrQnChH0
それから、秋は家でのゴタゴタが進んでしまい
ついに家を追い出された
妹のことを気にしてたけど、妹は、ばあちゃんにうまく湯あたり上手してるので
大丈夫だろうということで、
とりあえず、秋は1ヶ月俺の家にまた居候することになった
うちの親に事情を話したら、一人暮らしを考えなきゃねってことになった
秋の兄貴が契約の保証人?的なのになってくれて
頭金はうちの親が出してあげるといった
わが子のようにかわいがってるからな(わが子よりも)
でも、秋はずっとすいませんすいませんって言ってたw

物件探して地元の最寄駅の近くのアパートに住むことになった
俺はゲーセンでとった(´・ω・`)型に焼けるトースターあげといたWWW
絶対使わないと思ったけどWWW

親がよく飯のおかずとか持たせてきて
俺は秋の家に通い妻的なことするようになった
むしろ俺が秋の家に寝泊りして
よくDVDとか見てた
ハリポタみてたわハリポタ

なんとなく、やっぱ家のこともあってかなーって
思ったけど秋の元気がないようにみえた
仕事とかもちゃんと言ってるし、
でも一人暮らしだからすることもあるし
しんどいのかなとかも思ったりしたけどね
0021風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:41:14.90ID:LHrQnChH0
その頃から俺は秋の顔をよく見るようになった。というより
今まで自然体でいて、何も考えてなかった秋の気持ちを
考えるようになった
だから、こいつの無表情な顔の中にも
少しは悲しいとか嬉しいとか、あるんだろうなって思ってそれを探るようになった
でもいまさらながら秋は変人で
それからよく考えるとこいつは
音楽の趣味とか、ゲームの趣味とか
驚くほど俺の好きなもので
自分の選んだものはほぼなし
唯一は服とかぐらい
びっくりしたのが、秋はぷよぷよ得意だったから
お前ってぷよぷよすきだよなって話をしたら
三月がすきだからでしょっていってきて
頭の上に?飛び交ってたら、
中2のときに好きなゲームなにってきいたらぷよぷよって
言ってたじゃんって言われて
そんなこといったっけっていったら
めっちゃ落ち込んでた
こいつってまじロボットやな〜って思う瞬間が多々ある
俺が教えたうたをカラオケで歌うし
俺のはまってるアニメとかの絵をよく描いてたしって考え始めたら歌割とうめえし細かい絵書くのとかうめえしファッションセンスなくもないし、こいつ、完璧なのでは!?
って思ったときもあった
まあでも、料理はできないらしい
ちな身長俺161で、相手176というすばらしくふざけた結果でござる
秋いわく、執着があまりなかったらしい
小さい頃から転勤族で
友達作ったりしてもすぐバイバイだし
ものとか場所とか
あんまり好きって思わないようにしてたらしいだから俺のことは特別なんだって
教えてくれた、流石に照れたわ
でも、親のこと嫌いな割に
親の結婚記念日とか旅行券あげたりしてた
律儀っていうか、健気っていうか
俺なんてあげたことねーよww
0022風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:41:45.09ID:LHrQnChH0
二人で付き合ってから五ヶ月くらいして
祭りにいくことにした
ネットで安物の浴衣かって、俺が着せてあげた
(親が着物すきで俺も着付けできるん!って自慢いれとく)
二人でちょっと電車乗って
少し離れた地域の祭りにでかけた
花火とかもあがっててすんげえ人おおかった
俺は人前とかであんまりイチャイチャとか見られたくないし
そもそも男やし、と思って
ある程度離れてたけど
秋は電車でも、なんでも、くっついてきてちょっとイラついた
さすがにべたべたしすぎだろとか思ってたら
JKみたいな浴衣きたやつら3人が
「あの人たち、カップルなんかなあ?www」
「Twitterいきだな、カシャ」
って写真撮ってきてぶち切れようかと思った
俺やっぱ学生とかって大嫌いって思った
トラウマのせいで偏見がありすぎるわ…
まあなんだかんだありつつ
祭りを楽しんで、人ごみに酔いつつ
帰りの電車に乗り込んだ
人ぎゅうぎゅう詰めの電車の中で
ギャルとギャル男みたいなカップルが
なんの勢いか電車ですっげえイチャイチャしてて
ついチラチラ見てて、電車でかよぉって思ってたら
なんか、俺もそういう気分になっちゃって
ばれないかなあとか思いながら秋の手握ってた手を握ってただけなんだけどねW
ど田舎だからあんまり人いなくて
最寄ついて改札でてから秋の家に着くまでの間もずっと手を握ってたはっきりいってムラムラしてたし秋も相当だったと思う
帰って無言でベット入ってキスしまくった
したもやばくて擦りあったりして
もうなんかどうにでもなれって思ってる半面正直、同情でとか、大事な人失いたくないとか依存してるとかで、付き合おうって決めた部分あったけどもうこのときの俺は
ちゃんと秋のこと好きなんだなって思った
こいつでたつとか、手握りたいとかそういうの思うってすごい。俺好きなんじゃんって思ったわW
だから、そういうのしてもいいかなって思ったんだ
実は、あんまり付き合ってからは
前みたいなことはしてなかったから二人とも爆発したいみたいに
むさぼってた
0023風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:42:12.76ID:LHrQnChH0
なんか、こいつこんなにかっこよかったっけーとか
顔に触ったのはじめてーとか
そんな時に限って乙女WWW
まじどうでもいいこと考えちゃったりするんだよね
友達になりたての頃のこと思い出したりとかさ
でもすっごい興奮はしてて
ギンギンだったし
俺そーろーだから出そうだったけど
言うの恥ずかしくて
手動かすのやめてって必死に言ってたら
かわいいとか言われて心臓バックバクしたわ
それから、秋がSだってことも分かった
丁度ティッシュがなくなって
なんかわざとかしらんけど
続きしたいならとりにいくけど?
って聞いてきて
恥ずかしすぎてはよとってこいって切れた
とりにいってるあいだに
すごい赤面した
ちゃんとローションとかゴム持っててすんげえ笑った
なんで持ってんのWWWWって後から聞いたら
友達と一緒にノリで買ったみたいなこと言ってた
まあでもその時は雰囲気が雰囲気だったから
そこにはツッコまずに突っ込まれました(ウマイ
痛くてケツちぎれるかと思った
喘ぐとかじゃなくてふっつーにウグゥみたいな
変なこと言ってたけど
がんばったまあそういうのはここまでにしてとりあえず、なんだかんだ
恋人っぽくなったはなったで、いい感じに続いて平和に過ごしてたよ
0024風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:45:58.38ID:LHrQnChH0
そろそろ別れてほしいって言った
理由ははっきり言って俺のわがまま!
会えなくなるから、いつ死ぬかもわからんし
そういうの俺我慢できないし、もう別れちゃおうと思ってな
秋は「お前が死んでもお前のことすきだし
お前が別の誰かと幸せになったとして、お前の家族まで愛せる俺は」
とかドヤ顔で言ってくれたから
もう満足や

ちなみに、実は秋には付き合ってから、というか付き合うときの一回しか
すきっていったことがない
もういうこともないけど
いま泣きながら文書いてるけど
大好きだなー今も
本当に好きだ!
あいつにあえてよかったぜまじフハハ

ありがちな話?なのかはわからんけど
すまんね聞いてもらって
つまらん話に付き合ってくれた人ありがと
でも今回の話は結構自信あるんだ^^
0025風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:49:06.63ID:LHrQnChH0
続きです^o^


でもなんか
この先どうなるかとかもわからんし
自分が不安なのを秋とあんまり共有するのは
いやなんよね
そんなこといったら水臭いとかそういうの抜きにして
まじでもう離れたほうが
自分のために、いいのかなって
寂しいじゃん!ほんとに一緒に居れなくなる時が来るなんて
自分が死ぬとかより辛いし悲しいから
あいつ俺と違って映画とかでも泣かないし
涙腺カラッカラだから!
泣きたいとき泣けないと思うからさ
だから秋とは完全に離れられなくても
ちょっと疎遠くらいのほーが
きっといいんだと思う
なにが正解なのか
自分なりに考えて
でも結局考えが巡り巡って
俺のためだけな答えになってて
どうしていいか他人に背中押されなきゃ
なんにもできないよ俺は
ゴミクズだよほんと
でも、一緒にいたいならいてもいいのかなあ
いや、もう一緒とか言わない方がいいんかなあ
わからんよもう
0026風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:51:20.16ID:LHrQnChH0
実際秋も俺とは違って
昔みたいに時間があるわけじゃないし
自分の仕事とか生活もあって
もう少し自分のこと考えてほしいんだよ。
俺のことばっかり考えてくれてた、というより
俺が無意識に俺のことを押し付けてたのかもしれなくて
一緒に居すぎてそういうの分かんなくなったり
ほかのことに目がいかないだけで
秋にとって、本当はもっとちがう趣味とかしたい事とか、恋愛も、
あったかもなあって思う。
経験が浅いんだよ俺も秋も。
2人とも、2人のことしか知らないのって
それでいいのかな?って思ったんだよ。
俺はそれでいいけど、向こうはもっと
人生楽しんだほうがいいって、
不安なんだよね俺、多分

【つづく】
続き考え中だけど、
もしかしたら新作出しちゃうかも
その時は楽しみに待っててくれよな!
0027風と木の名無しさん2016/11/06(日) 23:57:43.95ID:LHrQnChH0
夢はBL小説の作家になる事
続きの途中で忙しくなったりしたらその時はホントごめんなさい!(>人<;)
0028風と木の名無しさん2016/11/09(水) 07:59:06.53ID:nyQ2npMB0
何この駄文
中学生でももっと良い奴書くわ
正直才能無いよ君
死ね顔面ジャバザハットの下痢カス
0029風と木の名無しさん2016/11/09(水) 08:01:23.18ID:nyQ2npMB0
あと誰も見てないからもう書かなくて良いよ

【おわり】
続きもう無いよ
新作も出さない!
新作も続きもないから喜んでくれよな!
0030風と木の名無しさん2016/11/09(水) 08:10:57.08ID:nyQ2npMB0
あと才能無い奴に嫉妬なんかしねぇぞ
ウンコの臭さに対して嫉妬する奴なんかいないでしょ
純粋に気持ち悪いだけだよ
0031風と木の名無しさん2016/11/09(水) 08:12:49.92ID:nyQ2npMB0
俺と六尺 投稿者:六尺親爺 (7月7日(土)19時24分34秒)

身長171cm 体重75kg 年齢52歳、六尺歴30年。
六尺常用の短髪、髭親爺。成人して以来、下着として六尺を締め込む。
尻に食い込むあの感触・前袋の膨らみ・後ろ三の色気が、俺を虜にして来た。
髭をたくわえ20年余り、そして髭野郎は俺の股間を堅くする。
 春は祭。 御輿担ぎも、かれこれ30年の付き合い。普段の白を、粋な浴衣生地の六尺に替え、肩に食い込む御輿の重さを味わう。
 夏は海。 丁字跡を鮮明に残そうと、年甲斐も無くお天道様と張り合う。真っ黒に焼けた躯に、赤褌の後ろ三が映える。浴衣の尻を端折って花火見物。
 秋は七輪。 焼き網で熱くうねり・弾ける松茸の大きな傘を眺めながら、未だ見ぬ六尺野郎の怒張した魔羅に重ね合わせる。
 冬は熱燗。 炭炬燵の熱さが六尺を解かせ、倅の元気を確かめる。迸る雄汁が、極楽へと誘う。
俺から六尺を取ったら 人格の半分が無くなり、髭を取ったら四分の一が、祭を取ったら残りが無い・・・
0032風と木の名無しさん2016/11/09(水) 08:14:51.74ID:Kn3e0t/w0
荒らし、やめてくださーい
0033風と木の名無しさん2016/11/09(水) 10:03:41.72ID:ruad0qFv0
ここはあなた一人のためのスレを立てていい板ではありません
小説書きたいなら投稿サイトにでも行く方がいいですよ
0034風と木の名無しさん2016/11/09(水) 10:29:20.64ID:HzVNkjGR0
小説家になろう にでも行かれてください。
身の丈に合った御誂え向きの場所ですよ。
0037風と木の名無しさん2016/11/22(火) 18:17:49.85ID:yg1HgYfs0
友だちとして愛してるって言ったら俺も愛してるーって言ってふざけて抱きついてこようとしたから華麗にかわしたけどw
色々あったけど今でも変わらずに時間作って会ってくれるからこれからもずっと友だちとして接していくよ
今でもかわいいなあとか思うしふっ切れたとは言うもののずっと好きだったから正直多少はまだ好きな気持ちはあるけどさ

俺が辛くて友だちやめようって言った時の悲しい顔見たら切ること出来なくなった…お前が辛いなら仕方ないけど、それでもずっと友だちでいたいって言われてどうすれば良かったのか
0039風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:10:09.42ID:k7Tx7U3m0
俺→19歳男、高卒社会人(
身長168cm体重50` 自称フツメン
なお、女には一切モテない
ま、とりまえず話してくな


@高2の文化祭にて
クラスの出し物がお化け屋敷の予定だったのだが、なんか規定が変更されてできなくなり、クラスの女がメイド喫茶やりたいとか言って本当にやることになったんだ。
きっとみんな冗談半分だったのだろう。
メイド役に誰も名乗り出なくて実行委員激おこ。過激派の実行委員はなんと自らの独断と偏見でメイド役を指名しやがったんだ。
そいつは性格悪いけど結構イケメンでハイスペックな奴だったからだれも逆らえなくて。

女子5、6人と男子2人が選出された。

その中には俺の名前もあり、目の前が真っ白になったのを今でもよく覚えている。
当時俺は特に目立たない平凡な陰キャラだったから、奴からの嫌がらせか!?となりひどく怯えた。

しかしその不安は杞憂に……
0040風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:11:23.19ID:k7Tx7U3m0
次の日の昼休み、数少ない友人とパンを齧っていると実行委員が急に来て俺を連れ去った。
陰キャラの俺は【なになに!?リンチでもされるんか!?】とガクブル。
すると、人気のない自習室で実行委員は俺を床にバアンと放り投げ、次の瞬間には耳元でこう言った。
「俺くん、メイド嫌だった?」
「い……嫌だよ」
恐る恐る答えると、実行委員はさらに顔を近づけてきた。
「俺が見たいって言っても?」
自信に満ち溢れた彼が少し羨ましくも、腹立たしくもあって。
0041風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:12:38.55ID:k7Tx7U3m0
そして着々と文化祭の準備が進んでいく。
俺はこういうガヤガヤしたイベントが大嫌いでしかも、今年はメイド服を着なきゃらなないなんて。
最悪だ……と隅で丸くなっていると、言い出しっぺの女子(金井さん)が俺の元へとやって来た。
「俺くん、衣装用意できたからさ、着てみてくれる?俺くんMサイズで入るよね」
「あ……はい」
気弱な俺は言われるがままに金井さんから衣装を受け取り、男子更衣室へと向かった。
ドアを開けると、俺はまた目の前が真っ白になった。
「よ」
更衣室には先客がいたのだ。
しかも、実行委員。
「なんでここにいるんだよ……」
俺が絶望していると、実行委員は爽やかに笑った。
「金井さんからね、頼まれたんだよ。俺くんはきっと1人じゃ着られないから手伝ってくれってな。」
「はぁ!?」
余計なお世話だバカヤロー。そう言ってやりたかったが、言い返す暇も勇気もなかった。
「ほら、時間押してるから早く着替えようぜ」
「ちょ、やめ……」
実行委員はニヤニヤしながら強引に俺の制服を脱がせた。あまりに手早いから、いつも彼女にやって慣れているんだろうなぁとか思ったりして。
「なーに恥ずかしがってんの?」
「……っ!うわ」
ヒョロガリの裸体を見た実行委員はさらに楽しそうな顔をして、俺の乳首を指でピィンと弾いた
0042風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:13:39.06ID:k7Tx7U3m0
からかわれてるってわかっていても、俺の身体は興奮してしまった。
何でだよ……
こいつは男だぞ……
いくらイケメンだからって……

「えっ!?俺くん勃起してるよ!?」

目を丸くした実行委員が指を指した其処は
確かに、熱を持っていた。
しまった……
グレーのボクサーなんて履くんじゃなかった。

「なんか、染みてるけど?」

グレーのボクサーパンツは、俺のガマン汁で
じんわりと色濃くなっていた。

「乳首触っただけで勃っちゃうんだ!
さすが童貞!!!」

実行委員は拍手をして高らかに笑った。

怒りと恥辱で腹のなかがパンパンに膨れ上がると同時にどんどんチンポも膨れ上がっていった。
0043風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:15:10.33ID:k7Tx7U3m0
「どーすんだよこんなに勃起して」
「うぁっ!」
実行委員は俺のチンポをパンツの上から
やわやわと揉んだ。
初めての他人の手の感覚に身を震わせた。
もまれるだけでこんなに気持ちいいなんて。

「や、やめろって……」
「うわぁ〜どんどんデカくなるな。オナ禁でもしてたのかよ?ここなんかたっぷたぷじゃん」
玉をぐにゅぐにゅと揉みしだかれ、自然と涎が溢れてきた。
そして涙も溢れてきた。
「お前にチンコついてたとかまじ笑えるwww」
とか言いながら実行委員は俺を愛撫した。
パンツの上からだけど、ちんぽを扱かれた。
当時童貞極めてた俺はまたたく間にイッテシマッタ……
0044風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:17:15.54ID:k7Tx7U3m0
お次は高3のとき先輩に連れられて行った某銭湯での情事

彼は部活(軽音部)の先輩でコミュ障でバンド内でも浮いていた俺に優しくしてくれた数少ない人。当時俺はBUMP OF CHICKENやELLEGARDENが好きで難しい曲を先輩に家で教えて貰ったりしてかなり仲良かった。ライブも一緒に行ったなぁ。
その先輩は都内の大学に進学して、一人暮らしを始めたんだ。
そこで夏休みに家に泊まることになった。
先輩はボロいアパートに住んでいて、「ボロくてごめんな」と何度も言っていた。
四畳半くらいの狭い部屋にもギターとベースがあって、先輩はまだ音楽を続けているんだと安心した。
それから大学の話しとかいろいろ聞いたりして、俺はすぐ就職しろと親に言われてたからそんな先輩が羨ましかった。
そうして色々話しているうちにすっかり夜になってしまって。
「先輩、風呂入りたいです」
徐ろにそう言うと、先輩はまた申し訳なさそうに笑った。
「ごめんなー、ここ、風呂ないんだ」


えええーーー!!??

明らかにボロいから、予想はしていたけれど
俺は割と潔癖で、毎日風呂に入ってからじゃないと布団には入れないので焦った。
すると先輩は財布から変な紙切れを出した。

「近くに銭湯あるから、行こうぜ。割引券あるし」


こうして俺は先輩に連れられて〇〇の湯へ行くことになった。
0045風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:18:45.18ID:k7Tx7U3m0
銭湯に着いた。

番台(?)にいた婆さんに金を払い、
脱衣所に行くと俺は息を飲んだ。
狭い脱衣場にゴツいおっさんが15人くらいぎゅうぎゅうになって着替えていたからだ。
「先輩、出直そう」
フロントのほうに大量の漫画があったから
それでも読んで空くのを待とう、そう思ったのだけれど……
「いや、さっさと入れば大丈夫だろ」
は?と思ったが、1人で待つのも嫌なので彼についていくことにした。
おっさんたちは皆似たような体格をしていて
ヒョロガリの俺はビビりまくり。
先輩に置いて行かれないようにババっと抜いで
中へ入ると……

案の定、湯船の中も満員だった。

おっさんたちは皆片足にロッカーの鍵をつけていてなんだか異様で、俺はさらに怯えた。
中にはおっさんのひざのうえにおっさんが乗っていたりして。
俺はあくまでもノンケなので少し吐き気さえ覚えた。個人的にゴツい奴が苦手って言うのもあるけどな。

「俺くん、シャンプーとかしちゃおう」
先輩が俺の分のスペースも確保してくれて、
なんとか身体を洗うことが出来た。
しかしその最中にも鏡越しに目が会う合う。
ウィンクとかされたりして。
0046風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:20:05.22ID:k7Tx7U3m0
「先輩、風呂んなか満員ですよ……」
俺がそう言うと、先輩は何かひらめいたような顔をして奥の方へ歩いていってしまった。

少し経ってから

「俺くーん!サウナならまだ空いてる!」

先輩に言われるがまま、サウナの扉を開けると、たしかにまだ空いていた。
とはいえど、なんとか2人座れる程度だ。

「しっつれいしまぁ〜す」

先輩は慣れているのか、軽い調子で座ったが、
彼の隣のおっさんのチンポはビンビンに反り返っていた。

「サウナで少しあったまったらまたシャワー浴びて帰ろっか」
「そうですね……」

しかし
ふとした時
自分の隣を見ると、
ガチムチ系のおっさんが俺をガン見していた!!!!!!
0047風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:20:51.59ID:k7Tx7U3m0
「せっ、先輩……」
涙目になる俺を見て先輩はやっと察してくれたのか、俺に耳打ちをした。
「ごめんな、ここ時間帯によって出会いの場になってるらしくて……今日は特にひどいな」
「うぅ……」
ほらやっぱり出直した方が良かったじゃんか!!!先輩のバカ!
なんて言えるはずもなく。
出るタイミングを失った俺達は無言で身体が暖まるのを待っていた。

すると、先輩の髪が時折肩に触れるから
見てみると、彼はこっくりこっくりと寝ていたー……!!!!
先輩はたしかにバイトを掛け持ちしていたし
課題とかも大変らしいからなーとか思っている内に、俺の股間がモゾモゾしてきた。

そのモゾモゾの正体はやはり……

隣に座るガン見おっさんだったのだ!!!



一応タオルを掛けていたが、その中に手をいれて俺のチンコを扱きはじめた。
0048風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:21:38.08ID:k7Tx7U3m0
「な、なにするんですか……やめてください……」
俺は超・ウィスパーボイスで抵抗するが、
おっさんの手は止まらない。
「ンフフ、可愛いのね♡」
とか言ってシコシコしてきやがる。
気持ち悪い怖い最悪逃げたい……で脳内がぐるぐるしていたが、意志とは裏腹に俺の(・∀・)チンポー!!はガチガチになってきやがる。
「可愛いエッチな顔してるわね……」
とか言って頬をスリスリされたのをよく覚えている。
(・∀・)チンポー!!を弄られるのは初めてじゃないが、生で扱かれるのは初めてで俺は悔しいけれどイッてしまった。
俺の精液を手で受けたオッサンはなんとそれを舐め取り、
「ジャニ系精液ゲット☆」
とか言って笑顔で去っていった。

他の勃起おっさんもこちらをガン見してて俺は怖くてたまらなくなり、眠る先輩を置いて
シャワーを浴びて逃げた。

先輩が熱中症とかになってないか心配だったけれどその時は自分のことしか考えられなかった。しばらく経って俺が漫画コーナーで震えていると、先輩が戻ってきた。

「せ、先輩……!?」

先輩は俺が置いていったから怒っているのかと思ったが、
なんと
彼は泣いていた。


「おっさんにDキスされた……」



どうやら先輩は寝てるあいだに他のおっさんに(・∀・)チンポー!!を扱かれていて、気付いて目覚めた途端に舌絡められたらしい。

先輩の涙を見たら俺も堪えられなくなって
2人で泣きながら帰宅した。


高2の文化祭で実行委員にされたときはこんな嫌悪感抱かなかったのに。
俺はやはりあぁいう強そうなヤツが嫌いなんだなぁとしみじみ思った高3の夏休み。
0049風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:22:43.24ID:k7Tx7U3m0
クリスマス残業終わりに……

去年の12月31日。
俺の務める会社は繁忙期を迎え、忙しさを極めていた。巷の皆さんがお休みの間にぜえぜえ働くのが俺達の運命なのだ。
俺の担当部門の仕事が終わり、上司に報告するとなんと、「〇〇部門のヘルプに行ってこい」だと!!!
タダでさえ残業しまくってんのにまだ帰れないのかよ……
とかため息付きながら〇〇部門の主任に声を掛けた。
「ヘルプで来たんですけど、何かお手伝いすることありますか?」
そう尋ねると、主任は死んだ目をこちらへ向けて
「あー助かるわ、じゃあ俺のチンポしゃぶって?」

「は??????」

俺はリアルには????と言ってしまった。
主任はおそらく30代後半くらいだと思う。
この会社は平均年齢が若く、体育会系気質なところがあるからタチの悪い冗談なんだろうと思った。

「あーごめんごめん、嘘だよ。じゃあ備品とか足りないものがないか確認してきてくれる?」

「はい……」

あーよかった
冗談だった……と胸を撫で下ろし、俺は備品倉庫へと向かった。
0050風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:23:26.52ID:k7Tx7U3m0
備品倉庫に来たはいいが、入口につけられている鍵のロックNo.がわからない!
俺の部署ではほとんど使わないからわからない!
そう焦っていると、自分のPHS(仕事用携帯電話)が鳴った。
「俺!鍵の番号分かるか?」
その声の主は先程の主任だった。
「スミマセン分からないです……」
そう言うと主任はため息つきつつ教えてくれた。
「〇〇〇〇だからな。覚えとけよ」
「ありがとうございます」

主任に言われた番号を入力すると、鍵が開いた。

そして備品の状況を確認し、発注するべきものは記録して主任に報告した。
「意外と早いな!」
そう言って笑った主任はどこか伊藤英明に似ていた。
その後もいくつか仕事をこなし、主任が部門メンバーを集め、終礼を行った。
【これでやっと帰れる!!!】
なんて思っていたのだが……
0051風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:24:12.40ID:k7Tx7U3m0
「んじゃあ、今年もお疲れ!このあと〇天に集合な」
うぃーっす!なんて他の社員は返したけれど、
何のことだよ!!!!!????
俺が戸惑っていると、主任が気付いたようで。
「あれ俺聞いてなかったの?うちの会社は毎年〇天で忘年会するんだよ」
「聴いてないです……」
俺は新入社員だし、そんな行事は知らなかった。
「ていうか、僕部門違いますし……」
行きたくないオーラを発動させたが、それは無駄だった。
「部門とか関係ねぇよ。ほらさっさとカード切って行くぞ!」
「ちょ、まじすか」

主任たちに連れられて、会社近くの居酒屋へと来てしまった……
0052風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:25:15.28ID:k7Tx7U3m0
居酒屋に到着すると、既に何人かの社員が飲み始めていた。そこには俺の上司もいて「俺くん、ヘルプ行ってくれてありがとうね」
なんて言われたりした。
「よし、俺はここ座れ!」
「え!?」
主任は自らの隣の席をバンバンと叩いて無理矢理俺を座らせた。
主任は若いとはいえ、上の人だ。新入社員の俺が隣に座るのってまずいんじゃないのか???と思ったが、あまりに強引なので従うことにした
0053風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:26:17.93ID:k7Tx7U3m0
「よし飲もう飲もう」
主任がメニューを開き、俺に見せた。
「ぼく、一応未成年なんで……」
やんわりと伝えると、主任は周りにいた部下達に目配せをして
「大丈夫だって!一杯くらい付き合えよ」
バンバンと背中を叩かれ、気弱な俺は逆らえずに1杯注文してしまった……
【これ、パワハラなんじゃないの!?】とか思ったが、もちろん言えず。
主任はバンバン飲んでいく。
周りの社員がドン引きするくらいに。
しかしドン引きするのは飲む量にだけ。主任はガンガン飲んでも一切変わらず、酒に強いらしかった。
「俺くん、大丈夫?」
向かい側に座っていた同僚に心配されたが、その時にはもう遅かった。
俺はどうやら酒にひどく弱かったらしい。
0054風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:27:14.56ID:k7Tx7U3m0
主任に言われるがまま変な名前の酒を1杯飲んだだけでノックアウト。
胃の奥がムカムカして、吐き気で喋ることさえきつかったのを覚えている。
主任たちが盛り上がっていても一切入れず、
呆然としていたらしい。
だいぶ時間が経ってお開きになる頃、近くに座っていた同期が俺の異常さに気付いた。
「俺くん!大丈夫!?」
「……んぁ?」
肩をゆさゆさ揺らされ、余計に気持ち悪くなった。
「おぇ……」
今にも吐きそうな俺を見た心優しい同期は、俺を自宅まで送ると言ってくれた。
しかし、それは果たされなかった。
なぜならば
「大丈夫だよ俺が送ってくから」
「えっ……主任がですか!?」
「うん」
「主任、俺くんの家わかります……?」
「知ってる知ってる。社宅のB棟801合室だろ?」
「そうですけど……申し訳ないですよ」
「いいって!ほら早く行くぞ」
大して関わりの無い他部門の主任が自宅を知っているなんて、恐怖でしかなかった。
0055風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:28:13.14ID:k7Tx7U3m0
「よーし、着いたぞ」
タバコ臭い主任の車から降り、ふらつく足で自宅のドアを開け、
「主任、送ってくれてありがとうございました……良いお年を」とかなんとかお礼を言って、閉めようとした。
しかし、閉まるドアをガッ!と押さえ、主任は俺の部屋に入ってきたのだ。
「もう0時回ってるから2017年だし……俺がここまで送ってきた意味……わかるよな?」
伊藤英明似の顔が近づいて、耳元でそう言った。
酔いが回って頭がぐるんぐるんする俺は何も考えられず黙っていると、んむぅっ!と唇を奪われた。落ち着いているように見えたが、主任もかなり酔っていたに違いない。
主任は俺の口腔をひたすら犯し、俺の呼吸をうばった。主任の唾液をゴクゴク飲まされ、その酒臭さにまた酔ってしまう。
舌を繋げたまま2人でふらふらと部屋に入り、
薄っぺらいソファに押し倒された。
主任は完全に目がイッちゃってて、これは無理だと俺は腹を括り、流されることにしたのだ。
「お前さー、なんでそんな細いの?そんなんで
カットとかできるの?」
そんな事を言いながら俺の身体をぺたぺたと触ってきた。その手つきが凄くエロくて、もっと触ってほしいとさえ思った。
「ていうかできるんだよなぁ、俺いつも見てたもんおまえがカットしてるとこ。すげー可愛いから」
いつのまにか仕事着を脱がされて、直接触られていた。
俺は主任のことは大して知らなかったけれど、彼は俺をいつも見ていたらしくて。仕事中の様子や俺の手癖などをこと細かに話していた。
そんな事を言われるとキモチワルイとか、怖いとか様々な感情が溢れてくる。
だけれど、一番強いのは、快感だった。
0056風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:29:36.80ID:k7Tx7U3m0
なぜだろう。
銭湯でガチムチに弄られた時は嫌悪感しかなかったのに。
そういえば五月祭で実行委員に襲われたときは
嫌悪感もあったけど、興奮もした。
今も同じような感じだ。

ということは俺は。

ただの面食いなんじゃないか。

アホだなぁ。
なんて思いながら主任の(・∀・)チンポー!!をしゃぶった。
職場で言っていた、「ちんぽしゃぶってくれ」
冗談ではなかったらしい。
上から主任の息を呑む音が聞こえて、ちゃんと感じてくれているんだと安心した。
「俺のちんぽ臭い?」
「……はい……」
正直に答えると、主任はニヤリと笑って俺にくわえさせたまま、ガツガツと腰を振った。
酒に酔っているのか主任のちんぽに酔っているのかよくわからなくなって、吐き気なんて吹き飛ぶくらいに犬のように夢中でしゃぶった。
苦しくなって、息継ぎをしようとすると、
また更に奥まで付いてくるから、死ぬんじゃないかとさえ思った。
「よしッ……」
なにがよしッ!だよ!?と思った瞬間、
口の中に熱いものが注がれた。

それが主任のザーメンだと理解した瞬間に……俺は吐いてしまった。
おええぇぇと。

「あーぁ、吐いちゃったか」
残念そうに主任は、素早く俺の吐瀉物を片付けてくれた。ここが自室であったことが唯一の救いだったなぁ。
「すいません……」
俺が謝ると、主任は柔らかく笑って俺の頭を撫でた。
「いや、俺の方こそ悪かった。急に襲ってザーメン飲ませるなんて……嫌だよな。
もうこんなことしないから……」
その時だ。
帰ろうとして、上着を着て立ち上がった主任の袖を掴んでしまった。
「い、嫌じゃなかったです……」
「は?」
目を丸くする主任に、俺は続けた。
「またしてください……」
0057風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:31:34.23ID:k7Tx7U3m0
それから俺は頻繁に主任に抱かれるようになった。
部門が違うから仕事中で会うことはあまり無いから余計に彼のことを考えてしまう。
同期の女の子が「〇〇部の主任めっちゃイケメン〜☆」とか言ってたりするとバカ、やめろよ主任は俺のだからとか言いたくなっちゃう。
日を増すごとに俺の脳内は主任で満たされていった。いつの間にかホモになっていた自分が少し怖いが、まぁ仕方ない。

そんな感じでモヤモヤしていた残業後、主任からLINEがきた。
【明日、休み被ってるよな?映画観にいかないか?】
俺は恋する乙女のように喜んだ。シフト表を送っておいてよかった。
【もちろん行きます】

そして当日。

職場とはかなり離れたところにあるシネコンで待ち合わせ。
「よっ」
颯爽と現れた私服姿の主任は凄くカッコよくて、周りの女に見られたくなくてモヤモヤした。
「主任、映画って何観るんですか?」
「外では名前で呼べって言っただろ」
耳元でそう言われ、ぞくぞくと甘い痺れが走る。
「りょ、……凌介さん」
「なに?」
主任は楽しそうに笑い、チケット売り場へと向かった。
0058風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:32:31.89ID:k7Tx7U3m0
主任が購入したチケットは、
【キセキ〜あの日のソビト〜】
だった。
特にGReeeeNにも出演俳優にも興味がなかった俺は、ふーんという薄い反応しかできず、
主任は少し不服そうにしながら
「いいからいいから、付き合えよ」
と言い、ジンジャーエールを買ってくれた。
スクリーンに入るなり、主任は急に喋らなくなった。そんなに映画が好きだったのか……とか思って隣に座る彼の方を見ると、
「おっとっと……」
とか言ってギュムッと俺の(・∀・)チンポー!!を一揉みした。
「あッ」
「こんなとこで喘いでんじゃねーよ」
エロい声で囁かれ、またたく間に俺は勃起してしまった。
しかし、その後直ぐに映画が始まってしまったので、俺の勃起ちんぽは放置プレイ。
0059風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:40:56.41ID:k7Tx7U3m0
Part2
最近1年半片思いしてたノンケに彼女ができたって報告された。ずっと片思いしながら
ずっと友達やってたのに、報告されたのは4ヶ月弱後。失恋したのもつらいけど、
すぐに話してもらえなかったのも寂しくて、ショックで苦しい。
自分が大事に思っていたことなんて、相手にはそんなもんなのかと思えて悲しくなる。
もう答えがわかっているんだから、告白してスッキリしたいな。
でも、告白なんか迷惑かな。このままフェードアウトしたい
0060風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:41:42.19ID:k7Tx7U3m0
商社マンの祐馬は仕事が忙しく婚約者の容子とすれ違う日々だった。

幼馴染みでもあり祐馬を兄と慕う職場の後輩・敦はゲイで、夏祭りの夜に祐馬を誘い肉体に手を伸ばすが、祐馬は動揺して帰った。

翌日、敦が祐馬に昨日のことを詫びていると、突然雷が鳴り、なんと二人の体が入れ替わった、戻る術もなく、二人は暫くそのままで生活するはめになる。

敦は祐馬のマンションに行き、憧れの体を鏡に映しオナニーをはじめた。

一方、敦のアパートに来た祐馬は部屋にある派手な下着やゲイ雑誌を見て驚く。そこへオネエ言葉を喋る和也が訪ねてきた。敦が彼とゲイクラブに行く約束をしていたからだ。祐馬は強引にクラブへ連れていかれる。

別の日、敦は容子とデートに出かけるが、女心がわかる敦にとって彼女の機嫌をとることは簡単だった。

しかし…。神のいたずらで兄貴の身体を手に入れた俺。俺の手が兄貴を触る、握る!た、たまんないっス!!

俺の兄貴…。
0061風と木の名無しさん2017/02/08(水) 00:42:57.45ID:k7Tx7U3m0
ノンケと彼女と俺は同期で、俺は回りにバレバレで、ノンケのこと好きなのも回りにバレバレで、そんななか同期彼女がノンケのこと好きになりました。ごめんって報告されて。
それから、俺を利用して仲を深めるのに耐えられなくて、同期彼女とは距離をおいたんだけど、ノンケは同期彼女の気持ちを人づてに聞いて、
なんとなく嫌いじゃないから、付き合いだしたけど会社じゃ迷惑かける部分もあるから誰にも言ってないんだけど。ってことで、報告されたんだ。
ノンケに報告されたときに「じゃーもう、この友情も終わりだな」って言ってしまって。
ノンケのほうはなんでなんだよってなってて、不機嫌そうに避けられてる状況です。
だから、告白して、俺の気持ちを知った上で友達としていられるか、選んでもらったほうがいいかなって。ただワケわからず距離おかれても、向こうもワケわかんないだろうなって。
ノンケ自身で決めて友達としていられないってなったほうが向こうもスッキリするかと思ってるんだけど。
0062風と木の名無しさん2017/02/08(水) 01:10:00.34ID:k7Tx7U3m0
プロに、なれるかなー
どこかに、投稿してみよ^ ^
0063風と木の名無しさん2017/02/08(水) 02:16:49.32ID:k7Tx7U3m0
>>58の、続き^ ^

映画の内容は、とてもよかった。
松坂桃李がすっげーかっこいいいい兄ちゃんで。自分のことがうまくいかなかったけど
弟の才能見いだしてサポートする姿とか泣きそうになった。
映画に集中しすぎたおかげか、俺の勃起(・∀・)チンポー!!は大分鎮まっていた。
主任を見てみると、意外にも泣いていた。
普段の彼からは想像もつかないその姿に、俺は少しときめいてしまった。
「主任も案外可愛いところあるんですね」
いやぁ、驚いた。
他人にめったに心をひらかない俺が、こんなに砕けた調子で話すことが出来るなんて。
「何お前、馬鹿にしてんの?」
「えっ」
ニヤリと笑った主任は、一瞬だけの触れるキスをしてきた。
スクリーンの出口で、もう明かりがついているのにだ。人目が気になってキョロキョロする俺の手を引き、主任は映画館を出た。
「主任、次はどこ行くんですか?」
「お前が周り気にしすぎて逆に目立つんだよ」
「は……?」
「てか、名前で呼べって言っただろうが」
車内でまたキスされた。
「ほら、キスだけでこんなにとろとろ」
ニヤァといやらしい笑を浮かべても、イケメンは崩れなかった。
「りょ、すけさ……」
「あーーーーもう、その顔、可愛すぎ」
0064風と木の名無しさん2017/02/11(土) 18:08:47.85ID:lWpXQ+vn0
読んで無いけどまだ終わんないのかこれ
0066風と木の名無しさん2017/05/30(火) 13:13:15.03ID:YBHv2K5D0
主人公、ホスト、設定だと読みたい人いるかな〜
歌舞伎町で、ホスト、やってるんだけど、女の嫌な面を、見続けていると、ホモになれる。
でも、ホスト髪型のホモに対する 、げいからの風当たりは、まるで他国人種のよう。

新宿2丁目に、行っても お店のママから カツラ だと、思われていた。

ゲイの世界は、自分と同じものだけを求めている人が多く感じ、短髪ぽっちゃり髭 熊 同士で絡んでいるのが条件にすら見える。

一応身体はボディビルに出られるくらい鍛えていてPも18cmあるから、ジムのマッチョ友達と
たまに、ふざけて身体触り合ったりする事が有るくらいが唯一の楽しみ。

ホスト同士では一応好かれるけど、ホストやるくらいの男は皆プライドもプロ意識もあるので
ハッテンはしない。

浮世離れしているせいなのか ゲイでもノンケでもあんまり楽しく無いかな。
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