生意気な時雨沢をシめてやるッ!
 冲方が見守る中、制裁は行われた。
 既に時雨沢の口には杉井のサオがねじ込まれている。
「ナリ、コマしたれ」
 がいうと、成田は稽古廻しの横から一物を取り出した。
 ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、時雨沢はぶるっと震えた。
 しかし、その恐怖とは裏腹に――いや、時雨沢にとってはその恐怖こそが色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが――
時雨沢の花らっきょうのような小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
 その「花らっきょう」の皮を三木が唇でちゅるんと器用に剥く。
 三木の口中にアンモニア臭が広がる
 そして、成田の一尺竿が時雨沢の菊門にねじり込まれていく……。
 四人総体重600kgを超えるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
 悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない……。

目の前で時雨沢が犯されていく光景を見て支倉は震えていた。
 いや、むしろ視線が吸い寄せられるように張り付き、瞬きさえできなかった。
 三人の巨体が艶かしく動き、醜悪な肉竿が時雨沢の身体に出入りする様は昨日までの支倉にとって嫌悪すべき光景以外の、なにものでもなかったはずだ。
 しかし今は違う。
 下半身の一部がやけに熱い。
 先ほどまであっけにとられていた支倉が気付くまでもなく、それは先端から欲望の液を滲み出させていた。
「ンハアッ」
 激しく抽送を繰り返す成田の、臀というにはあまりにも巨大な肉塊を見ていた支倉はついに声を漏らしてしまった。
 振り向く冲方の目は、新しい獲物を見つけた野獣そのものだった。
「こっちもいけそうじゃないか」
 時雨沢はすでに白眼を剥き恍惚状態だ。
 激しく動いていた三木の頭部が止まり、こちらを振り返ると口元には雄の証明がゆっくりといやらしく流れている。
「冲方おれたちはこっちでいきますか」
 隠居したとはいえ冲方も嫌いな口ではない。
 二人が支倉の方に巨体をゆらしながら近付いてきた時、罪悪感と快感の狭間から――これからおまえも雄同士の快楽を貪るのだ――という声が聞こえた。
 支倉は何回気をやるのだろう。長い夜になりそうだ……。