やさしめの仏教解説の本読んで面白かった
日本に入ってきてる仏教は中国でアレンジされまくった上に
日本の神道の八百万と一緒くたになってオリジナルからはかなり違うものらしい
たとえば祟る仏とかバチが当たるとか天国地獄とか信心すれば極楽浄土に行けるとかはぜんぶ魔改造
ブッダは生き方にしか言及してない
煩わしい世間をいかに超越して心穏やかに世間で生きるかっていう素朴な心構えが仏教の出発点(小乗仏教)なんだけど
きらびやかな仏像やお寺(大乗仏教)のほうがわかりやすく魅力的だったので今の形で広まったらしい
しかしブッダがああいうストイックな発想に至ったのも
王子で衣食住や女や自分の尊厳に不自由したことなかったからだと思うわ
最初から持たざる者の飢えとはちょっと違うわ