し、4月15日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初登板・初先発。7回1/3を1失
点の投球を見せたが、8回1死から四球を与えたところで右手中指に血マメができたため降板[9]。5月6日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、この年の新人で1番乗りとなる完封
でのプロ初勝利を挙げる[10]。しかし好投しても打線の援護と噛み合わず、なかなか勝ち星が付かないこともあった。交流戦明けになると中継ぎ陣の絶不調を理由にクローザ
ーへ配置転換され、6月26日の楽天戦でプロ初セーブを挙げた。その後も抑えとして安定した投球
を続け22セーブをあげた[11]。7月4日にはオールスタ
ーゲームに監督推薦で選出された。これらの活躍が認められ、チームとしては1999年の松坂大輔以来となる新人王を受賞した。チー
ムは終盤の快進撃で3位とり、クライマックスシリーズ進出を果たした。ファーストステージでは2位の北海道日本ハムファ
イターズをストレートの2連勝で退け、ファイナルステージに進出。ファイナルステージでは第2戦と第3戦に登板したが、第2戦は8回の途
中から登板し松中信彦に試合を決める満塁ホームランを打たれる。第3戦では延長12回表でチームは勝ち越せず、ソフトバンクはアドバンテージの1勝を含めて3勝しているため、引き分けがある場合は1位