加速する「貧困AV嬢」のリアル 本番規制が行き場を失う
ほしのあすかさん(左)と香西咲さん(提供写真)
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/201/767/bcf6a0fb571f178f887169756c6c827820170318125259984.jpg
ゲンダイ 中村淳彦 2017年3月19日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/201767

 AV出演強要が社会問題化したのは、人権団体「ヒューマンライツ・ナウ」が告発した2014年の訴訟がきっかけでした。あるプロダクションがAV出演を拒んで契約解除を申し入れた女子大生(当時20)に違約金として2460万円の損害賠償を求めた。
東京地裁はプロダクション側の訴えを退けましたが、この騒動がこのところ業界で頻発するトラブルの引き金になりました。労働者派遣法違反や売春防止法違反容疑などによるプロダクションや風俗店関係者の逮捕。アダルトサイトに無修正エロ動画を配信した疑いで映像会社の経営者らが捕まったのも、この流れを受けています。