(12)【神道とイエス】

たとえば、末期癌で愛する人が死にそうになっているとします。
そこで藁をもすがる思いで、あなたは一所懸命お祈りをする。
しかし死んでしまう。

そして「神も仏も無いものか」ときっと思う。
これが「なんぞ我を見捨てたまうや」の心境ですね。

ここから本当の宗教を考え始めるのです。
そして行き着く先が「全てを委ねたてまつる」になるのです。

仏教では「悟り」と言っていますが
難しく考えることはない。
自然と同化し、自然の摂理のままて生きることこそが人生だということです。
「己」という「個」にこだわるから「苦」が生じます。
全てと一体になることです。
「個」で切り離すから「不幸」という言葉が生まれます。

大島丈に災厄が降りかかったと思うのはあなたの想念でしかありません。
現実には自然現象があるだけです。
自然の摂理に従って生きる大島丈は幸せそのものなのです。

大島丈は「全てを自然(神)に委ねたてまつり」
人類の繁栄をひたすら祈っているのですから、神に祝福されている人間なのです。