富士見産婦人科病院事件(ふじみさんふじんかびょういんじけん)とは、1980年に埼玉県で発覚した、乱診乱療とされた事件。

埼玉県所沢市にあった富士見産婦人科病院(すでに廃院。富士見市にあった富士見産婦人科とは別)で起きた。

2005年3月2日、医道審は民事裁判の結果をふまえて、元院長(当時78歳)について医師免許取り消し処分とし、勤務医3人を2年〜6ヶ月の業務停止とする行政処分を決めた。

2011年に元院長は免許取り消し処分の無効と医師免許の再交付を求めて行政訴訟を起こしたが、2013年6月27日に東京地方裁判所(川神裕裁判長)はこの訴えを退けた。