以下引用

継続的な対人関係に不可欠な「自他境界」 自分と他者は別のものと理解する
https://mbp-japan.com/jijico/articles/23471/

○自他境界があいまいだと何が起こるか?

自他境界があいまいなことは、特に20−30代の方に多く見受けられます。

「自分と周りの人たちは、別のものであるという境目」が明確に理解できていないことは、様々な不安や葛藤の原因になります。

一つ目は、「他者は自分と違う考え方をするかもしれない」ということが思い浮かばないということです。
「自分が考えていることは絶対正しい」「自分が考えていることは、相手も考えているはずだ」と考えます。

具体的に言うと、自分の片思いに過ぎないのに、「気持ちは相手も同じだ」と思い込んだり、「自分がこんなに困っているんだから、気持ちは相手に伝わるはずだ」と思い込みます。
ですが、実際には相手が解るはずはないので、不要な怒りや不安、葛藤を抱え込んだりするわけです。

「他者には別の考え方があり、他者は自分の思いのままにならない」、ということが理解できないのです。