ウルトラマラソン選手 盗撮相手に追い付かれ 元世界8位 現行犯逮捕
2019年11月5日 朝刊

愛知県警春日井署は四日、電車内で女性の下半身をスマートフォンで撮影したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、

自称名古屋市西区名駅二、会社員 外池快太郎(といけかいたろう)容疑者(33)を現行犯逮捕した。

外池容疑者は百キロを走るウルトラマラソンのランナーで、世界選手権で八位に入ったこともある。
逮捕容疑では、同日午前七時五分ごろから同三十分ごろにかけ、名古屋駅から愛知県春日井市の神領(じんりょう)駅に向かうJR中央線の車内で、
向かいに座っていた女性(22)の下半身を撮影したとされる。

署によると、外池容疑者は容疑を認めている。女性が気付き、問い詰めると「ごめんなさい」と認めたが、神領駅で降車後に逃走。
女性が追いかけて取り押さえ、署員に引き渡した。

外池容疑者は二〇一六年にスペインで開かれたウルトラマラソンの「IAU100キロ世界選手権」に日本代表として出場し、八位に入った。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201911/CK2019110502000101.html