AV業界の改革、2年で「販売停止」6000件超え…「フルコースの出演強要」も新たに発覚
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00010919-bengocom-soci

●「強要事件」がみつかった

流通停止の申請者390人のうち、12人から「出演強要があった」
という申請があったが、同機構が調べたところ、
「強要事件と確認できるものはなかった」という。

一方、別のルートから「強要事件」がみつかった(2019年)。
スカウトされて、AVではないと偽わられて出演したケースで、
すでに申請の手続きをとってもらい、すべて停止となったという。

同機構の河合幹雄理事(桐蔭横浜大教授・副学長)は、
昨年11月実施の業界アンケートから「あくまで留保付きだが、
フルコースの強要事件はきわめてめずらしい」とした。

●「闇があることは間違いない」

これまでの活動を振り返って、同機構は
「かなり着実な歩みをしてきている。業界は努力している」と強調する。
一方で、やはり出演強要が見つかるなど、課題も浮き彫りになった。

同機構が昨年11月に実施したアンケートでは、加盟するメーカー・
プロダクション381社のうち137社しか回答していない。
少なくとも残りの部分は「闇」に隠れているといえる。

河合理事は「アンケートはしっかりしたメーカー・プロダクションしかとれていない」
「そちら(回答していない側)に闇があることは間違いない。
(協力するよう)ひたすら呼びかけるしかない」と話した。