アルファラジュ逮捕

大阪府茨木市の「コリア国際学園」に侵入し、床を焼損させたとして逮捕、起訴された男が「韓国人の名簿を盗んで襲うつもりだった」と供述していることが5日、大阪府警茨木署への取材で分かった。

 同署は同日、大阪市淀川区の建物敷地内に侵入して窓ガラスを損壊したとして、建造物侵入と器物損壊の疑いで男を再逮捕した。再逮捕容疑については「何も答えたくない」と供述している。

男は大阪府箕面市小野原西、無職、太刀川誠容疑者(29)。同府高槻市の政治家事務所に侵入したとして5月に逮捕され、さらにコリア国際学園に侵入し、火を付けた段ボールで床面を焼損させた疑いで再逮捕、起訴されている。

今回の再逮捕容疑は5月4日未明、大阪市淀川区にある会館の敷地内に侵入。コンクリートブロックで1階の窓ガラス1枚を損壊したとしている。

現場に残されていたライターのオイル缶や、防犯カメラの映像などから太刀川容疑者の関与が浮上した。