会社の金を着服したとして、山梨県警捜査2課と日下部署は18日、業務上横領の疑いで、山梨市の無職、江川智也容疑者(42)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年3月上旬、当時勤務していた会社の預金から1千万円の引き出し、着服して横領したとしている。
江川容疑者は「全額を私的流用したわけでない」と容疑を一部否認しているという。
山梨県警によると、江川容疑者は当時、会社でただ1人の経理係として、事業資金の調達や運用など業務全般を統轄していた。
江川容疑者による横領は、会社が財務内容を調べていた昨年8月に発覚。
江川容疑者が発覚までの約半年間で、数回にわたり計2400万円を引き出し、自身の借金の返済にあてていたとみられる。
山梨県警は今年4月、会社からの告訴状を受理し、捜査に着手。
横領額が数千万円に上る可能性もあるとみて、裏付けを進めている。
江川容疑者の逮捕を受けて、会社社長は「今後、厳正に捜査されることを見守っていきたい」とコメントした。
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