インターネット検索サイト「ヤフー」で自分の氏名を検索すると、うその書き込みが表示されるとして、東京都内の男性がヤフー(東京)に検索結果の削除を求めた仮処分申請で、東京高裁が昨年10月、「真実でないことが明らかな場合には、
事業者が削除すべきだ」として削除を命じていたことが19日、分かった。
  最高裁は昨年1月、検索結果の削除について「プライバシー保護が明らかに優越する場合には認められる」との初判断を示した。東京高裁の決定はこれを踏まえたとみられ、同種訴訟に影響を与える可能性がある