上原瑞穂の日記 〜瑞穂のキモチ〜
ピンクがすきだ
大好きな色だった
イメージに合うと言われていた
でも本当は 綺麗な白に憧れていた
変化や 成長や 挫折
鏡のなかの自分は 唇を歪めて笑って ひどく生意気な目をしてこちらを見つめていた
かなしかった
楽しいと かなしいを繰り返して 疲れてしまったときは 考えることをやめた
そうすれば気が楽だった
すきな言葉は努力です
中学生だったわたしが明るい目をして語りかける
もう頑張れないよ
そう言うと彼女は唇をとがらせて 消えた
これからは ひとを癒せる 緑になりたい
息苦しくなったとき 緑を見て ほっとできるように
春になれば草花が ゆっくりと緑の新芽を出すように
ueharamizuhoueharamizuho コメント( 102 )トラックバック( 0 ) この記事をクリップ!
2012年02月04日22:20