>>828
例を挙げよう。
A:彼女は可愛いから好きになった。
B:彼女がここまで可愛くなかったら、好きにはならなかった。

上記はいずれも多少のニュアンスの違いはあれど同じ意味合いを持つ。即ち二重否定文法だね。
二重否定は外国語にも見られるが、日本語では一般に肯定的表現となる。
この点、日本語話者が意味を取り違えることはほぼない。

他方、>>828が主張する文では好きになった理由を「から」以前の前半部で示している。
これは文法的に複文となり、この一文単体であれば誤用はない。しかしながら、二者の対話における応答としては明らかに誤用である。

上記理由を明らかとするため、誤用分を用いた対話例を示す。
A「でも毛むくじゃらの獣まんこを見ると逆にがっかりするかもしれないな」
B「毛むくじゃらの獣まんこだったら、ここまで好きにならなかったわ」(誤)

内容は置くとして、文法的な正は>>823の以下である。
B「いや それがなかったらここまで好きにならなかったわ」
以上の通りこれは悪文ではない。
応答として正しい語法を用いる者に、>>828が言う日本語が不自由との不躾な指摘は全く当たらない。