0654名無しさん@ピンキー (ワッチョイ 8f8e-NinK)
2020/01/17(金) 17:00:23.04ID:yHuh0acp0妄想の内容が奇異ではないこと、すなわち、実生活において起こりうる内容であることです。
例えば、誰かに命を狙われている、嫌がらせをされている、好意を寄せられているなどです。
妄想の内容によって、いくつかの類型に分けられています。
この障害は、0.2%ほどの方がかかると言われ、最もよくみられるのは被害型だとされます。
【被害型】
もっとも典型的なタイプです。自分に何らかの被害が及ぼされると妄想しています。
妄想性障害の被害妄想は、明快で理論的、被害のテーマがしっかりと体系化されています。
しばしば不満感、刺激されやすさ、怒りを伴い、
妄想の対象を攻撃したり、裁判を起こしたりすることもあります。
【嫉妬型】
配偶者や恋人、愛人などが不貞をしていると信じ、激しく嫉妬する妄想です。
通常男性に多く、突然出現する傾向があります。
時に強烈な嫉妬心にかられて、自殺や他殺に至ることさえあります。
【被愛型】
通常、自分より社会的地位が上の人が、自分を愛しているという確信を抱く妄想です。
このタイプの患者さんは、社会的、職業的機能がそれほど高くなく、社会から孤立し、引きこもりがちです。
患者さんの中には、自分の愛に相手が応えないことに恨みや怒りを持つ人もいます。
いわゆるストーカーとなり、妄想の対象者につきまとって攻撃することがあります。
【誇大型】
自分は卓越した才能や見識を持っているなど、壮大な内容を妄想するタイプです。
【混合型】
2つまたはそれ以上の妄想主題を持っているタイプです。