「お尻から侵入して全身の皮下をうごめく大量の寄生線虫」が報告される
https://gigazine.net/news/20220425-larvae-worm-visibly-slither-under-skin/

スペインの医師が「大量の寄生線虫がお尻から侵入し、皮下を移動して全身にまわった」という症例を報告しました。
問題の症例は、スペインのMario Puerta-Pena氏らが査読制医学雑誌のNew England Journal of Medicineで報告した
ストロンギロイデス・ステルコラリス(糞線虫)という線虫に関するもの。ストロンギロイデス・ステルコラリスは幼虫時代に
汚染された土壌・下水と接触した生物の皮膚を食い破って体内に侵入し、血流やリンパ流などに乗って心臓を経由して
肺に移動します。続いて肺胞内から気管をさかのぼって口内にまで移動し、そこから感染者に飲み込まれる形で腸に移動。
そして腸内で成長・繁殖し、糞便とともに体外に出て感染を広めるというのがこの線虫の生態です。

https://i.gzn.jp/img/2022/04/25/larvae-worm-visibly-slither-under-skin/00_m.jpg