というより、ろくろーさんに探して欲しいといいますか……あ。いえ、なんでもないです!
では隠れますから……ちゃんと見つけてくださいね。ふふっ♪
(目を閉じたろくろーさんに軽いハグをしてから、隠れはじめる)
(数えてる間は廊下からパタパタとしたリズミカルな足音、ドアを開ける音が聞こえてくる)
(しばらくして、階段を駆け上がる音を最後に静かになり……どうやら隠れ場所を見つけたようで)
そろそろ言ってた時間、かしら……?……ふう〜っ……なんだかドキドキしちゃう♪
(楽しさと期待に胸を高鳴らせつつ、「隠れた場所」から様子をうかがう)
【むう〜……そろそろ時間が厳しいかしら……?】
【どうしましょう?始めたばかりですしここで破棄にしますか、それとも……凍結します?】
【ぐわ、すみません、ウトウトしてました……】
【凍結していただけるなら非常に嬉しいのですが、そちらはいつが都合が良いでしょうか?】
【良かった!ではその時間にまた、待ってますね!】
【今日は遅くまでありがとうございました!…私も楽しかったですよ。】
【そ、そう……?よくわからないけど、そう感じてもらえたなら私もうれしい…かしら。ふふっ】
【ではまた土曜日に、お疲れ様でした!】
【こちらこそ遅くまでお付き合いいただき、感謝の気持ちでいっぱいです】
【土曜日が今からとても楽しみです】
【それではお疲れ様でした、おやすみなさい】
【うふふっ。こんばんは!】
【そろそろ約束の時間ですし、待ち合わせにお借りしますね?】
【こんばんは、お待たせしました】
【続きを書いていきますね】
あっ……ふふっ。ろくろーさん上がってきた。
(見つからないように小さく漏らし、近づいてくる足音につい口元が緩み)
(ぎゅっとワンピースの胸元を握ってしまう)
(階段を登り切って廊下を抜けると寝室に突き当たる)
(電気をつけ部屋を見回すと、二人用のベッドに大きなタンス、折れ戸のクローゼット)
(あとは大きな窓に、この部屋と隣の部屋を仕切る引き戸が確認でき)
(……どこから調べてみますか?)
(クローゼットを開けると、すぐ目に付くのは衣類に紛れるクリーム色の柔らかい毛)
(端の方でハナが小さく体育座りしていました)
……あっ。ゃんっ!?いきなり見つかっちゃうだなんて……うふふっ♪
(クローゼットが空くと目を白黒させ声を漏らすも、楽しげに笑い)
(爛々と目を輝かせつつかくれんぼで相手を発見した時の掛け声を待つ)
ふふふっ!見つかっちゃいました!
(声をかけられると花が咲くように笑みを浮かべ、半ば飛びつくように)
(緑郎さんに思い切り抱きついてしまいました)
ふふっ。それもありますよ!あとは…この中に隠れるのって気持ちいいじゃないですか
こう、服がいっぱいあってふわふわってしてて……
(子供っぽい理由を挙げ緑郎さんの胸の中で無邪気な笑顔を浮かべ)
……ふふっ。ろくろーさん?見つけてくれて、ありがとう?
【あら?もうすぐ時間…うーん、キリもいいところですし次くらいが最後でも良いかしら…?】
0725名無しさん@ピンキー2018/06/24(日) 18:30:48.03ID:Qzk+7rHO
725