戦隊、ライダー、ウルトラマン、その他ヒーローが
ピンチになるシーンに萌える方々、集まって語りましょう。
職人様によるSS投下も大歓迎。
0596名無しさん@ピンキー2014/04/16(水) 23:58:10.82ID:TaQqUcbZ
鳥系モチーフは焼鳥、海棲息系モチーフは刺身にするのか。
食べられてから胃の中で服を溶かされるってのも定番だよな
0598 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8) 2014/05/07(水) 11:20:47.38ID:DubYib2I
キバレンジャーが三人官女に犯される
ダイナピンクのをまた書いてくれないかな?
作者さんはもう書く気はないのかな?
メカシンカの右手の大きなギロチンに、スーツが興奮し始める。
(まずい。)
レイは何とかして興奮するスーツを抑え込み、ローズサーベルを構えてメカシンカと向き合うが、既に全身が熱い。
興奮を抑えきれないスーツはエネルギーを過剰に放出し始めている。
今、あまり強力な技を使えば、スーツに負担がかかり、どこか破けてしまいそうだ。
メカシンカがギロチンを振り上げて襲いかかる。
レイは避けながら隙を伺おうとするが、興奮したスーツからはレイの体に熱いものが流れ込んでくる。
性的快感に包まれ始めるレイだが、それを必死に耐える。
だが、程なくして欲情を露にしたスーツは動かなくなり、レイを言う事を聞かなくなる。
メカシンカは、ダイナピンクが動かなくなったのを見て、スーツの胸の部分にそっとギロチンを当てた。
そして力一杯斬りつけると、そこに眩い閃光と金属音が響いた。
「あぁああっ!!』
スーツの皺がコブとなってメカシンカのギロチンを刃を受け止めるが、その時僅かに傷ついたスーツの表面からは閃光と共にエネルギーが放出される。
スーツは大きくエネルギーを失い、レイはその場に倒れ込み、そのエネルギーの放出はレイの体に痛みとなって伝わる。
だが、このスーツは瞬時にエネルギーを生成し、回復する。
エネルギーを満たしたいという欲求を満たすことで、このスーツはそれを“性的快感”と間違えて認識し、エネルギーの一部をレイの性感帯にも流し込む。
「あっ…あっ…」
エネルギーを失って倒れている間、快感で腰を振ってしまうレイ。
不本意な快感に包まれて喘ぐレイだが、スーツは更なる性的刺激を求めて本能を露にする。
快感も収まり、ようやく立ち上がったレイは、再びメカシンカに立ち向かおうとする。
しかし、もはやスーツの欲望に抗う事は出来なかった。
スーツの意思によって、手に持っていたローズサーベルが投げ捨てられ、なぜか意思に反して両腕を広げてしまう。
そこに近寄ってくるメカシンカは左腕でレイの首を締め上げると、右手のギロチンを振り上げ、両腕を広げているピンク色のスーツの胸を深々を斬りつけた。
「あぁああーーーあっ!!!」
先程よりも激しく鋭い悲鳴が上がり、更なる激しい閃光と金属音で、周囲の空気が震えた。
その悲鳴は断末魔のごとく激しくも、どこか甘い感じのする不思議な悲鳴だった。
激しくエネルギーを失ったスーツと、激しい痛みの感覚と、同時に強烈な性感に包まれる。
音をたて、光を発し、スーツが喜んでいる…。
常識では有り得ない性感に襲われ、レイは幾度となく絶頂に達するも収まらず半ば発狂した状態にある。
もはや何も考えられないレイは、僅かに残されたスーツの正常な回路を使い、薔薇を取り出す。
何とか、エネルギーを収縮させ薔薇を投げ払った。
「うっ…。」
「バラ… …フィナーレ!!」
バラはメカシンカを直撃し、辺りはピンク色の爆風に包まれた。
「!!!」
「ああぁーーーーーーーああああぁ!!!」
辺りに響いたのはメカシンカの叫び声ではなかった。
レイの強烈な悲鳴だった。
スーツの脇腹から肩にかけて、胸の部分が大きく裂け、そこからスーツ内部が砕けて飛び散っていた。
バラ・フィナーレを放ったことで、興奮していたスーツが性的絶頂を通り越し、エネルギーが暴発してしまったのだった。
ピンク色のスーツの表面が破け飛び、メカの中に閉じ込められたまま喘ぐレイ。
もはやスーツの機能は完全に失われ、先程まであった快感は無く、痛みと苦痛しか存在しない。
「う…、ぐっ…、…。」
キカイダーREBOOT見てきたが
マリ×ジローの可能性は…
ダイナピンクのをどんどん書いて欲しい
過疎ってるスレだしw
エロも多めだとなお嬉しいです!
メカシンカの足音が迫る最中、レイは、今にも崩れそうなスーツの一部分を自ら剥ぎ取ると、メカシンカめがけて投げつけた。
ダイナスーツの破片は爆発を起こしメカシンカを吹き飛ばすと、レイはその隙に林の中へと身を隠し、命からがら窮地を脱した。
夜がふけ、行く当ても無いレイは、ずっと林の中に身を潜めていた。
辺りには何者の気配も感じられず、虫の声や、風による木々のざわめきだけが響いている。
科学戦隊を抜け出し、ジャシンカ帝国の幹部と逃避行を続けるレイには、もはや帰る場所など無い。
暇を持て余したレイは思わず、ショートパンツの上から股間を摩ってしまった。まだ少し濡れていて乾ききっていない。
メカシンカとの戦闘から数時間が経っていた。
激しく破けたスーツもそろそろ修復されている頃だ。
レイの悶々とした何かがそうさせるのかもしれない。
(ダイナピンク…)
レイは小声を上げて、変身した。
スーツは綺麗に修復され、月明かりの中で妖しいピンク色の光沢を放ち、エネルギーに満ちあふれている。
変身した状態のレイは、本能的に何かを求め、刺だらけの樹皮を持つ木に目が止まる。
そして、レイはその幹にしがみついた。
「はぁ…っ」
スーツを刺激する刺が程よく心地良い。
思わず、レイの口から甘い吐息が漏れる。
心地良さのままに力を強めていくと、負荷に耐えられず、とうとう樹皮の刺がスーツに突き刺さった。
「あっ!あっ!あーーっあん!」
スーツから閃光がほとばしる。
レイの体が、一瞬にして快感に包まれる。
乾き始めていた股間が濡れ、再びスーツの中はぐしょぐしょになる。
それでも力を緩めず、快感に抗いながら最後の力で刺だらけの幹を抱くと、ピンクのスーツは全エネルギーを放出し、絶頂を迎えた。
誰も居ない林の中、レイと、ピンク色のスーツは、ほぼ同時に良がり声を上げた。
暗闇の中、スーツの発する妖しい音や光と、レイの激しい喘ぎ声が響き渡っていた。
「こんな所に居たでござるか!」
木の枝の上から何者かの声がした。
暗闇の中に潜むダイナスーツを装着した姿。
そこに居たのはダイナブラックだった。
もしかして一部始終を見られたのか。
深く考えている暇は無かった。
ダイナブラックは枝の上に立ち、無警戒のまま股を広げてこちらを見下ろしている。
「ダイナロッド!」
レイは素早い動きでダイナロッドを真上に投げた。
すると、バーンという何かが破裂する様な音が響いた。
投擲したダイナロッドはブラックの股間を正確に捉え、スーツの股間の部分を破壊し、内部のメカや配線が外に垂れ下がった。
股間を打ち抜かれたブラックを枝の下で待ち構え、地面に叩き付けられたところをすかさず、その破けた股間の部分にローズサーベルを突き刺した。
「うぐぉああーー!!」
ブラックのスーツは股間から火花を噴き上げた。
そして、ぐったりしたところを、今度はブラックのスーツの全身のいたるところにバラを突き刺していく。
突き刺したバラが光り始め、ダイナブラックのスーツを装着している星川は、徐々にスーツが重くなっていくことに気付く。
もはや動くことは出来なかった。
「ダイナスーツのエネルギー、もらってくわ。」
そう言って、突き刺したバラを回収するレイ。
「……。な、なぜだ…。ぐっ…。」
星川は、既に声を出すこともままならない。
すると、レイはバラを一本取り出し、ブラックのスーツの破けた股間の中に差し込んだ。
急いでその場を後にし、離れた場所から自らのスーツのエネルギーをバラに集中させていく。
そして、バラが眩く光った瞬間、大爆発が起こった!
ブラックのスーツは内部からバラバラに砕かれ、塵となって辺りに散乱し、全身傷だらけの星川がそこに横たわっていた。
奪ったエネルギーは、強敵と対峙した際、冷静さを失わずにエネルギーを補給する為に必要とするものだった。
ダイナスーツは鋭利な刃物によって表面が傷くと、その部分から閃光とスパーク音を発しエネルギーが放出される。一時的にエネルギーが失われるが、すぐにエネルギーを生成し、スーツ表面の細かなキズも修復される。
だが、その時、ダイナスーツは失われたエネルギーを補おうと殊更にエネルギーを生成し欲しがるという欠点がある。
このスーツはその飽くなき欲求を「性的快感」と誤認することで、エネルギーの一部を装着者の性感帯に流し込む。
(あ〜ああんっ!)
この一連の流れから、ダイナピンクに変身したレイは、刃物を受けると苦痛と快感の混ざった様な不思議な喘ぎ声を上げる。
スーツの欲求を抑えきれず鋭利な刃物による刺激を次々と欲しがり、スーツが発するエネルギーで性的絶頂に至る。
そして、レイが先に絶頂を迎えてしまった後も、このスーツは完全に満たされるまでエネルギーを欲しがり、フルチャージという絶頂に達すると、レイの口を使って激しいヨガリ声を上げ、その快感を露にする。
(あっあぁ〜〜〜〜っ!!!)
ダイナピンクの話いいですね!
もっと書いていってください
楽しみにしてます!
レイと元ジャシンカの三本尻尾の男の二人が綺麗でエネルギー満タンな状態で絡み合うシチュエーションも見てみたいですね
レッドかイエローのスーツのエネルギーを二人で奪い、一時スーツHの快楽に溺れる、みたいなのをお願いします
俺は有尾人一族で三本尻尾、元ジャシンカ帝国の幹部であった。
しかしある時、ダイナマンのピンク、立花レイとの密会現場を四本尻尾の王女キメラに目撃され、今や帝国から追われる立場である。
俺とレイは、仮の住まいとして森の奥深くの洞窟に身を隠していたが、ある時、ダイナマン達がこの付近にレイが居ることを察知し、周辺をくまなく捜索していた。
「あっ、は…あん、あんっ、あんっ。」
洞窟内にレイの喘ぎ声が響いている。
広い空間で、レイは変身しマスクを外した状態で佇んでいた。
その目の前には、大きな繭の様な糸の塊が転がっており、繭はかすかに光を放っている。そしてそれは人一人が中に入るくらいの大きさであった。
そして、レイは両手を繭に触れ、中から溢れ出る光を自身のスーツへと取り込んでいる。
ピンク色のスーツが淡く光る。
時折、スーツ表面がスパークを起こし、激しい喘ぎ声を上げている。
レイは、この数時間前、付近を捜索するダイナレッドの姿を目撃していた。
洞窟内に罠を仕掛け、ブラックから奪ったエネルギーで抽出したストロングシャワーでレッドを絡めとり、無数の糸の中に閉じ込めていたのだった。
レイは繭の中のレッドからエネルギーを吸い取り、そして喘ぐ。
「おい、ちょっと戯れが過ぎるんじゃないのか?」
俺はレイに歩み寄る。そして後ろからレイの肩をつかみ、爪を立てると、思いきり胸を突き刺した。
スーツが激しい閃光を発し、辺りは目も眩むほどの明るさに包まれた。
「あっ!あっ!!ああぁぁっ!!!」
突然、跳ねる様に腰を振り、地面に崩れ落ちるレイ。
満ちあふれるほどにエネルギーで満たされていたスーツは、爪を刺されたことで全エネルギーを失い、直後莫大なエネルギーが生成され瞬時にイッてしまった。
少々刺激が強過ぎたらしく、レイの腰の動きが止まったあとも、スーツはスパークを繰り返し音を立てて止まない。
「まあ、それくらいにしておけ。」
俺は、レイとレイのスーツの欲求を満たしてやることで、行為を止めさせた。
クロスカッターの刃で繭を切り開くと、糸の中からダイナレッドの姿が現れた。
レイは、うつ伏せに横たわるレッドの背中をクロスカッターで触れ、軽く引っ掻いた。
「うっ!うぉあ…あっ……う。」
レッドのスーツのエネルギーが失われる。
弾は、暴発するエネルギーにペニスを握られ、あっという間に射精しスーツの中を濡らす。
「や、やめ…ろ…。」
弾が必死に声を上げる。
「あら?そんな気持ち良さそうな声で言われてもね…。」
「ホントはやめてほしくないんでしょう?」
「でも、だめ。」
レイは、再びクロスカッターを背中に当て、今度は渾身の力で引い裂いた。
「があああぁーーっ!!』
レッドのスーツが引き裂かれ、爆発を起こしメカが飛び散った。
レイは、破けたスーツの背中を足で踏みつけると、かかとでグリグリと踏みつけた。
「ぐっ!がぁ!!がああぁーー!!」
断末魔の悲鳴を上げる弾を前に、何度も何度も蹴りを入れ踏みつける。
やがて、弾が気を失うと、レイは拳を振り上げた。
「ダイナパンチ!!」
拳は背中にめり込み、レッドの全身の至る所で小規模な爆発が起こる。
すると、レイはその場を足早に去り、遠く離れた。
その数秒後だった。
レッドのスーツは爆発すると共に火を噴き上げ、辺りは炎に包まれた。
轟音に包まれる洞窟内。
「うっ…!!んっ…。」
突如レイの胸が光った。
爆発したメカの破片が、レイの胸をかすめスーツを切り裂いて飛んで行ったらしい。
崩壊する洞窟から逃れたが、追っ手は待ち伏せていた。
「レイ!!目を覚ませ!」
レイは立ちはだかるダイナイエローにゆっくりと歩み寄り、そのスーツにバラの刺を刺す。
「あぁ…あ…」
南郷は思わず声を上げてしまう。
しかし、快感に抗いつつ冷静さを保ち、レイを抱きしめ諭す様に言った。
「いいか…、あいつはお前を利用して第二のジャシンカ帝国を築こうとしているだけなんだ。」
「目を覚ますんだ!」
「お前の満たされない欲求は、俺がいつでも満たしてやる…。」
「だがら…。」
突然、イエローの脇腹、ピンクの肩が爆発した!
「ぐうあっ!!」
「ああぁーっ!!」
(しまった!)
俺はレイに纏わり付くダイナイエローを引き剥がそうとして杖を投げたに過ぎない。
だが、動揺していた俺は手元が狂い、レイの肩口をかすめてしまった。
「……。私を騙してたの…?愛してるなんて…。」
辺りの風の流れが止まった。
その間、どれくらいの時間が経ったのか分からない。ほんの数秒なのだろうが、俺には数時間にも感じた。
ふと、ダイナイエローの声を聞き、俺は我に帰った。
「ニュー!スーパー!ダイナマイト! とおぅ!」
「イエロー!」
「ピンク!」
「大爆発!!」
気付くと目の前には火の玉がある。
二人だけでのニュースーパーダイナマイトだが、俺一人を消し飛ばすには、十分過ぎる威力だった。
巨大な火の玉が迫り、俺は炎と爆風に包まれた。
俺は、レイを愛していた…。
ただそれだけだった。偽りは無い…。
幸せにさえなってくれれば…。
そして俺は永久の眠りについた。
張り裂ける様な爆音が止み、辺りは静寂に包まれた。
マスク越しに二人は見つめ合っていた。
不意に、イエローは電光ボールの刺をピンクの胸に突き刺した。
「ああっ!あうんっ…」
「言っただろ?お前の満たされない欲求は、俺がいつでも満たしてやる…って。」
時は流れ、レイと南郷はジャシンカ帝国を退けた後、末永く幸せに暮らしている。
それで良かったのだ。
(終わり)
0613名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 23:20:06.15ID:1AMIM4Yp
age
今までどっちかというと変身前中心に観てて「腐」に近かったんだが、ボウケンレッドで完全に見方が変わった。あれは、やばい
ボウケンはレッドとブルーだろ。
ああいう熱血馬鹿真面目とメンバー内では博識みたいな役割だけどヤリチンみたいなやつアヘアへいかせたい。
ターボレンジャーのスモウボーマの回でマワシ姿にされる男子たちに興奮したなあ
大地とかが無理やり締められたマワシの前袋にチンポしごかれて発射しちゃうのとか妄想した
0618名無しさん@ピンキー2015/02/25(水) 01:28:09.55ID:+1IBxJjh
テスト
0619名無しさん@ピンキー2015/02/25(水) 02:21:23.02ID:+1IBxJjh
突如として街に現れた再生暴魔百族。今まで倒して来た彼らはレーダの力によって蘇り、今再びターボレンジャーの前に立ちはだかったのだった。
「皆んなで手分けして倒すんだ」
自らが判断した作戦によってレッドターボー炎力は自分が後悔する事になるとはこの時露ほども思っていなかったのだった…
「がっはっは!弱い、弱すぎるぞターボレンジャー!」
「うぐっ…!なんて強さなんだ…」
目の前に立ちはだかる暴魔ー嘗て大地と奇妙な友情を育んだはずのスモウボーマは倒れ込んだレッドターボを悠然と見下ろす。
「やめるんだ、スモウボーマ…!俺たちは相撲勝負を通じて分かり合えたじゃないか!」
「ぐふふ、甘いわぁ!そんな勝負などでわかり合うなど笑止千万!男同士ならば交ぐわってこそが本道ではないか⁉︎」
「なっ…⁉︎」
スモウボーマの好色な目に戸惑う力。スモウボーマの化粧廻しは以前の『心』ではなく、紫で縫い付けられた『性』の文字に変わっていたのだった。
「何を言っているんだ!俺は…!や、やめろぉ!」
突如として現れたウーラー兵に羽交い締めにされ、藻掻く力。先程からのスモウボーマとの戦闘でターボスーツはダメージを受け、満足にパワーを出せないのだった。
「よしよし、お前が分かり合いたいと言うならば…我輩もそれなりのもてなしをしてやろうではないか!」
ウーラー兵に合図をすると、力の両足は仰向けのまま大きく開かれ、股間を丸出しにしたような体勢にされてしまう。
「や、やめろ!何をするんだ!」
叫び声を上げる力。赤いスーツに強調される様に包まれた股間や尻を丸出しにされ、力は必死に抵抗する。
「おうおう!引き締まった良い肉体ではないか!可愛がりがあるわい!」
「うわああぁっ!」
スモウボーマの手が力の股間を包み込むように揉みしだく。
竿を、玉を、尻の谷間を…摩りながら刺激を与えられ、力は身体を震わせながら必死に耐える。
「く、くはっ…!やめて…!変な所…触るなっ…!」
「がはは!たちまち大きくなったな⁉︎お前も中々好きではないか!」
ねちっこい手練手管に翻弄され、たちまち反応してしまう力のペニス。
スーツ越しに勃起した其れは、キツそうに暴れながら上へと身を起こしてしまう。
「よしよし、準備は整ったな!これから我が信頼の証をお前に授けよう!」
「や、止めてくれ!それ以上は!あああーっ‼︎」
絶叫する力。嘗てスモウボーマと戦った時の記憶が蘇るが、時は既に遅く。
「淫・廻し飛ばし〜っ‼︎」
漆黒の帯が力の股間に張り付き、腰回りに圧迫感が生まれ始める。
「あぁっ‼︎止めてくれ‼︎こんな状態じゃあ…!あううっ‼︎」
肛門を、竿の裏筋を…扱くようにして締め付けられて悶絶する力。玉袋を丁度跨ぐ様にして縦褌が通り、前袋は勃起した亀頭を
包み込むようにして差し込まれてしまう。
「ぐふふ‼︎いいぞいいぞ‼︎このまま気持ちよくしてやろう!良い声だぞ‼︎」
「んふっ、ふぐっ…‼︎し、締め付けられるっ…‼︎あううっ‼︎」
最後に結び目を締められ、悶絶する力。
拘束は解かれたが、廻しによって締め付けられた股間の刺激に、立ち上がることができない。
「あぐっ…‼︎廻しが…食い込んで…‼︎」
漸く起き上がり、廻しに手を遣る力。
赤いスーツの上から締め付けられる黒い廻しは妙に扇情的で、中では勃起したペニスが窮屈に締め付けられてしまっている。
玉袋と肛門を跨ぐ帯はキツく食い込み、脚を動かすだけで刺激が走ってしまう。
「がっはっは!似合っているではないか‼︎では始めるぞ、レッドターボの相撲調教を‼︎」
「ううっ…‼︎これじゃあ戦えない…‼︎」
廻し越しに思わず股間を摩りながら力は弱々しく呟くのだった。
ふんどしが実際動いてチンポ扱いてきたら
耐えられる男なんていないだろうな
0621名無しさん@ピンキー2015/04/11(土) 16:25:16.47ID:HgaxC+G2
乙
ボウケンレッド陵辱ネタ投下させていただきます。わりと長めです。他のメンバーは最初しか出ません
SS投下は初めてなので、何か不備とかアドバイスとかがあったらゼヒ教えてください
『不滅の牙が折れる時』#1
「……うわぁあああッ!!」
創造王リュウオーンが繰り出す二振りの剣撃を受けたボウケンレッドは、アクセルスーツから火花を吹き出しながら吹っ飛ばされた。
アスファルトの地面に投げ出された彼に、ブルーとピンクがよろめきながら駆け寄る。
仲間の動向に気をとられたイエローは竜人兵ジャリュウに蹴り飛ばされ、ブラックが交戦していた別のジャリュウをサバイブレードで斬り捨てて彼女に駆け寄った。
彼らを見下し、リュウオーンは得物をすらりと振って哄笑した。
「フッ、無様だなボウケンジャー!」
リュウオーンの背後には、子どもの背丈ほどもある巨大な棍棒を二匹がかりで抱えたジャリュウが控えている。
「生死を司るプレシャス『ダグザの棍棒』、頂いてゆくぞ!」
「ア……ッ、そうは、させない……!」
レッドはよろよろと立ち上がった。ブラックやイエローも彼のそばに駆け寄ってくる。
「明石、デュアルクラッシャーだ! 一気に片付けてやる!」
ブラックの提案を受けたレッドは浅く頷くことで返答に代える。
デュアルクラッシャーの反動を軽減する装備・アクセルテクターを発現せんと、足を肩幅に開き、両腕を軽く広げて、
「アクセルテクター――」
「させん!」
彼が装着コードを言い切るより早く、リュウオーンがジャリュウからダグザの棍棒をひったくった。
不意に負荷が解かれたジャリュウはよろめき、リュウオーンはそのあまりの重さに一瞬膝を沈めたが、すぐに両腕で抱え込むようにして持ち直す。
ブラックたちはリュウオーンの動向に身構え、一瞬のうちにアクセルテクターを纏ったレッドは、ミキサーヘッド側を発現させたデュアルクラッシャーを構える。
「GO!!」
レッドが引き金を引いた。ゴーゴーミキサーのパワーを擁した幅広のビームが一直線に放たれ、射線上に残っていたジャリュウが一瞬でハイパーコンクリートに拘束される。
「フン、喰らえ!」
しかしリュウオーンは動じることなく腰を落とし、全身を使って棍棒を振り払った。重たい風切り音が響くと同時に、びりびりと空気を揺るがす爆発的な衝撃波が放たれる。
彼を捉えようとしていたミキサーのビームはかき消され、拘束されたジャリュウはその余波に砕け散り、そして、衝撃波は失速することなくボウケンジャー達をも飲み込んだ。
「うわあああッ!」
「きゃああああ!」
五色のアクセルスーツが次々に火花を吹き出して、ボウケンジャーは次々に地面に倒れこんだ。
ブラック達の変身は解除され、レッドの胸元からは静かにアクセルテクターが消滅する。
衝撃波は彼らの背後のビルを吹き飛ばしてようやく潰えた。
アクセルテクターのあった場所に思わず手を這わせながら、ボウケンレッドは掠れた声で呟く。
「ぁ、っ……これが、ダグザの棍棒の力……」
「素晴らしい! なんという威力だ!」
リュウオーンが歓喜の声を上げた。棍棒の先端を地に預けると、それだけでアスファルトがひび割れて凹んだ。
リュウオーンは生き残った二匹のジャリュウに棍棒を託し、身を翻す。
「我らジャリュウ一族がこの世界を征服する日も近いな」
棍棒を抱えたジャリュウも、重さによろめきながら主君の後を追っていく。
レッドは全身を貫く苦痛に呻きながら立ち上がった。
彼は目の前に転がっていた自身の得物・ボウケンジャベリンを掴み取ると、気合の声を上げながらジャリュウに斬りかかる。
「うおぉぉぁぁぁあッ!!」
ズドン、と重い音がして、ジャベリンの刃がジャリュウの背に突き立った。
標的となったジャリュウは悲鳴を上げて仰け反り、棍棒が轟音とともにアスファルトに転がって沈み、もう一匹のジャリュウはバランスを崩した。
リュウオーンが振り返り、背に佩いていた二振りの剣を解き放ったが、それより早くレッドがジャベリンの刃を格納し、ボウケンボーでジャリュウを放り出す。
「プレシャスは、返してもらう!」
レッドは再び刀身を突き出してボウケンジャベリンを発現すると、鋭く迫り来るリュウオーンの剣をひと薙ぎで退けた。
両腕を跳ね上げられてよろめく宿敵に、さらに追撃せんとジャベリンを振りかぶる。そのとき――
「ぁ、あッ?!」
レッドが悲鳴を上げて仰け反ったかと思うと、そのままボウケンジャベリンを取り落としてぐらりと膝をついた。
リュウオーンが姿勢を立て直して顔を上げ、フンと鼻で笑う。
マスクに手を這わせてへたり込んでいるレッドの背後には、二匹がかりで棍棒を振り下ろした姿勢のまま息を荒げているジャリュウの姿があった。
ダグザの棍棒を彼の頭部に直接振り下ろしたのだが、それにしては威力が弱すぎた。
それもそのはず、側面に八つある突起のひとつが、後頭部のあたりを掠めただけだったのだ。
「ゲッ、こんなもんじゃないだろコイツの力は!」
「ウウッ、狙いがうまくつけられねぇ……」
もともと雑兵にすぎないジャリュウである。しかも一匹は深手を負っている。プレシャスの真の力を引き出せないことも自明であると言えた。
「何をしている、そのまま叩きのめせ!」
「あ……ッ!」
リュウオーンの声にレッドはハッとしてジャベリンに手を伸ばした。
だがそれより早くリュウオーンが剣を構えなおし、ジャリュウはなんとか棍棒を頭上に振りかぶって――
「――ッ、チーフ!!」
さくらが悲鳴のような声で叫んだ。
正面から二つの斬撃が、背後からは重たすぎる衝撃が、同時にレッドを襲った。
「うわぁあああああッ!!」
赤と白のコントラストが鮮やかなスーツから金色の火花が次々と迸り、リュウオーンやジャリュウにも降り注ぐ。
やがて、火花が収まった時、
「あっ……あ、ァ……ッ」
レッドは捩れた細い声を微かに零しながら、どさりと前のめりに崩折れた。
全身を包むスーツが空気に溶け込むように消えていき、苦しげに眉を寄せて気を失った明石暁の素顔が露わになる。
未だ動くことのできない仲間たちが叫ぶ声をかき消すかのように、リュウオーンは笑った。
二匹のジャリュウは棍棒を地に預けると、一匹はレッドに貫かれた腹を押さえてうずくまり、もう一匹は横たわる仇の脇腹を憎々しげに蹴りつけた。
力の流れに逆らうことなく仰向けに転がされた暁を見下ろして、ジャリュウは吐き捨てる。
「今までおれたちジャリュウを、創造王たる陛下を、さんざんコケにしやがってッ! ……陛下!」
不意に、ジャリュウはリュウオーンに向き直った。彼は一瞬その意図を図りかねて訝しげな顔をしたが、すぐに合点がいった様子でニヤリと口角を上げた。
「その恨みを晴らす、よい機会かもしれんな……!」
リュウオーンはおもむろに身を屈めると、完全に力の抜けている暁の身体を引き起こして小脇に抱え込んだ。
鍛え抜かれた肉体がひどく小さく見える。四肢がだらりと垂れ下がった。
遠方で蒼太が目を見開く。
「リュウオーン、何をッ」
「フン、貴様らに語ってやる義理はないわ!」
リュウオーンは彼の言葉を切り捨てると、彼らに拳銃を向けて立て続けに銃弾を放った。
四人の悲鳴が重なり合って響いたが、リュウオーンもジャリュウも気に留めず、仇と秘宝を携えて身を翻した。
「我は邪悪竜を造る。しばしお前たちに預けたぞ」
「はっ」
混濁した意識にそんな声が入り込んできた。暁はゆっくりと目を開ける。霞む視界の端を赤色の影が横切っていった。
(……ここは……?)
視線だけを動かして周囲を探る。自分は薄暗い洞窟のような場所で無雑作に転がされているらしい。
冷たい砂の地面に触れる背中――棍棒の打撃を受けたと思しき場所が痛んだ。
「おっ、目が覚めたか?」
不意に嬉しそうな声が聞こえたかと思うと、真っ赤な爬虫類の顔が視界を遮った。
暁はハッと息を飲む。急速に意識が回復していく。
「ジャリュウ……ッ」
「さすがはボウケンレッドといったところか、生死を司るというプレシャスでぶん殴られて、よく生きてたもんだ」
彼の顔を覗き込んでいたジャリュウは、鱗に覆われた顔に下卑た笑みを浮かべる。
その声に気付いてか、洞窟内に数匹いたジャリュウが暁の周囲に集まってきた。彼らの共通の得物である赤色の剣を携えた個体は一匹もいない。
奪われたダグザの棍棒も周囲には見当たらなかった。
暁は腕に力を込めて身を起こし、膝をついて竜人兵たちを睨みつけた。ジャリュウは動じない。一匹だけ噴き出すように笑った個体があった。
「おれたちを倒して逃げ出すか?」
「あぁ……プレシャスを奪還して、仲間の許へ戻る! スタートアップ!」
暁は左上腕のホルダーからアクセルラーを取り出すと、そのままの勢いで肩から腕へ端末下部のタービンを走らせた。
金色の軌跡が駆け抜ける。暁は一瞬のうちに真紅と白のアクセルスーツに身を包み、「ボウケンレッド」に変身していた。
「ボウケンジャベリンッ」
短い掛け声に呼応してヘッドランプから顕現した獲物を掴み取ったボウケンレッドは、勢いを殺すことなく立ち上がりざまに振り抜く――いや、振り抜こうと、した。
「あ……ッ?」
赤いグローブに包まれた手から、得物が滑り抜けていく。
鋭い刃はジャリュウの一匹をすら捕らえられず、冷たい地面に突き刺さった。
金属が緩やかに撓む音の中、レッドはくらりとよろめいて地面に膝をつき、そのまま四つん這いに倒れこんだ。
地面に付いた四肢はかすかに震えている。
「なんっ……で……。力が、入らない……」
「ギャハハハハハハ!」
ジャリュウたちが爆笑した。レッドはゆっくりと顔を上げる。
その眼前にジャリュウの一匹が屈み込んだ。子どもに視線を合わせてやるような仕草だった。
「悪いねぇ、ちょっと薬を打たせてもらったんだよォ」
「薬……? 筋弛緩剤の類か……ッ」
「そうでもしなきゃ、おれたちはあっという間に殺されちまうからな。おい!」
別の個体が答え、レッドの背後あたりに立っていた者に鋭い声を差し向けた。
そのジャリュウは地面からジャベリンを引き抜くと、レッドの仕草を見て覚えたらしく、その切っ先を格納してしまう。
「念には念を、だ」
別の個体がさも頑丈そうな鎖を持ってきた。
レッドがハッとすると同時に、ジャリュウは頑強な手で背後からそのメットを掴んで引き起こし、ろくに力の入っていない両腕をボウケンボーに括り付けた。
その柄は洞窟の壁に彫り出された簡素な剣架に引っ掛けられる。
かろうじて膝が地面に付く程度の高さだったが、ほとんど力の入らない足では体を支えることができず、彼を膝立ちにさせているのは拘束された両腕だった。
自らの得物で磔にされた戦士を見て、ジャリュウたちはまたゲラゲラと笑う。レッドは両肩の痛みも忘れ、マスクの中できつく歯を食いしばった。
(たかがジャリュウ兵相手に、こんなこと……ッ)
ジャリュウたちは顔を見合わせてニタリと笑った。そのうち一匹が、背中をさすりながらボウケンレッドに近づいてくる。
「さっきの刺し傷の礼だ、受け取りやがれェ!」
「何――ぐふッ!」
疑問の声は重たい衝撃に断ち切られた。思わずがくりと頭を垂れたレッドの視界に入ったのは、腹部に蹴り込まれたジャリュウの片足。
「ァ、はぁッ……ぅがっ、あうッ、ああぁっ!!」
ジャリュウの言葉の意味を考える間どころか、息をつく間をさえ与えられず、次々繰り出される蹴撃。視界が、思考が、ちかちかと明減する。
やがてジャリュウが足を引くと、光沢のある特殊スーツの腹には、土汚れの足跡がいくつもついていた。
「あ、うぁ……はっ、はあっ……は……っ」
レッドはぐったりと脱力して息を荒げている。ジャリュウはフンと鼻で笑い、蹴りを繰り出していた足をぐりんと捻った。
「おいおい、お前こんなに弱かったのかァ?」
「……ッ」
全身の筋力を奪われて拘束され、打撃をいなすどころか身を引き締めることすらできない者に対してこの言い草。
反駁しようと口を開いたが、零れるのは荒い息ばかりだった。
不意に、別の個体が脇からレッドに近寄ると、腰に提げられていたサバイバスターを荒々しい手つきでひったくった。
レッドは得物を追って腕を動かしかけたが、重たい鎖に戒められた。
白を基調とした短銃を大きな手で弄びながら、ジャリュウは呟く。
「おもしれぇ武器だよなァ、これ」
「は、ぁ……?」
「だってほら、こうすると剣になるんだろう?」
ジャリュウは竜人兵の手には小さいサバイバスターのグリップを握りこみ、銃身をスライドさせてサバイブレードに変形させる。
レッドは息を飲んだ。その眼前に、冷たく光る切っ先が突きつけられる。
「おれたち竜人兵はカースどもなんかと違って知能が高いんでな。こういうもんも扱えるのさ」
「がぁあああッ! あぁああああ! うあぁぁあああッ!!」
裏返ったような悲鳴が、洞窟の低い天井に反響する。岩壁に据え付けられた松明の火が揺らめくほどの大声に紛れ、ジャリュウたちは笑っている。
一体のジャリュウがボウケンレッドのサバイブレードを奪い取り、何度も何度も彼を斬りつけているのだ。
「ウオリャアァ!!」
ジャリュウがいっそう力を込めてサバイブレードを振り下ろす。
鋭い刃は左肩のプロテクターを叩き割って切り飛ばし、胸に刻まれた方位磁石のマークを両断しながら斬り抜けた。
「ぅぁああああぁあッ!!」
レッドは絶叫した。刃の軌跡を追うように、アクセルスーツからは金色の火花が次々に散る。拘束されているボウケンボーと鎖が軋む音がした。
「……ッ、あぁ、アッ……ゥ……」
縦横にうっすらと刃の痕が残る厚い胸を上下させ、無意識に呻き声を零すレッド。
ジャリュウはサバイブレードを再びサバイバスターに変形させると、蹂躙の様子を眺めていた別のジャリュウにそれを放った。
受け取った個体は口元に下卑た笑みを浮かべると、銃口をレッドに差し向けた。
彼は一瞬だけびくりと顔を上げたが、ジャリュウが引き金を引いた瞬間本能的に身を縮める。
それと同時に、いくつもの光弾がレッドに降り注いだ。
「うわぁああああああッ!!」
「ギャハハッ、オラオラァ!」
「ぐあッ! うああああッ! あっ、ああああああッッ!!」
さも楽しそうに笑いながらエネルギー弾を乱射するジャリュウ。
レッドは襲い来る銃撃にひっきりなしに身をよじった。スーツのあちこちに次々と着弾の焦げ痕が増えて行く。
かろうじて残っていたプロテクターが全壊し、噴き出す火花の光を乱反射させながら飛び散った。
一発の光弾がメットのゴーグル部分に着弾した。ジャリュウは引き金を引く手を止める。
レッドはびくんと全身を震わせ、脱力した。全身の弾創はシュウシュウと煙を噴いている。スーツが破れ、その下を走る回路がむき出しになった箇所さえあった。
突如、ジャリュウはメットに狙いを定めてまた引き金を引いた。
「あッ!? ぅあ、ああっ!」
身体に被弾した時ほどの痛みはない。だが次々と降りかかる衝撃は、頑強に作られたメットでも軽減しきれない。
また、目元に向かって飛んでくる弾は、レッドの恐怖心を呼び起こした。
「やっ、やめ……あうッ!」
立て続けに着弾した右目のあたりがスパークした。度重なる衝撃で、メットに内蔵された超小型CPUがショートしたのだ。
ひびの入ったゴーグル越しの不明瞭な視界の中で、ジャリュウがニタリと笑う。
「そこか!」
歓喜の声はレッドの耳には届かなかった。
迫りくるエネルギー弾、絶え間ない衝撃、ゴーグルが砕ける音、回路がスパークする熱、火花――
「――――ッッ!!」
悲鳴も苦悶の声も、喉につっかえて出てこない。
……ジャリュウがサバイバスターを後方に投げ捨てるのと、マスクから噴き出る火花が途絶えたのが同時だった。
ボウケンレッドのマスクは、右目の周りが無惨に破壊されていた。
隙間から覗く瞳には鋭さや意思の強さは欠片も見られず、虚ろに中空を見上げている。額からはどくどくと血が伝い落ちていた。
「――ぁ……は……ッ」
レッドはがくんと脱力し、そのまま気を失った。
同時にボウケンボーの柄から左腕が滑り落ち、だらりと垂れ下がる。狙いが逸れた弾が鎖を破壊していたらしい。
ジャリュウたちは顔を見合わせてゲタゲタと笑い合ったが、ふと一匹が声を上げる。
「薬の効果切れてきたんじゃねぇか? さっき暴れてたろ」
「お、打ち直すか?」
「いや……もうおれたちを倒すような力は残ってねぇだろう」
一匹がレッドに歩み寄ると、もう一方の手を縛り付けている鎖を解き始めた。
「陛下が邪悪竜を生み出すまでには、まだかかるはずだ。どうせならもう少し楽しもうぜ」
うつ伏せに倒れていた暁は、なにか重たいものを引きずるような音と振動で目を醒ました。
身体中が痛む上に、両腕は件の鎖で背中に拘束されている。鎖を引きちぎるほどのパワーは、ズタズタにされたアクセルスーツには残っていなかった。
「もったいねぇことするぜ」
「いいさ、いつ汲んだか忘れちまった古い水だ」
不意に死角からそんな会話が聞こえてきた。暁は目を細め、水?と訝しげに眉を寄せる。まぶたのあたりで血が凝固していて気持ちが悪い。
「起きろ、ボウケンレッド!」
突如、荒々しい声と共に首を鷲掴みにされ、強引に引き起こされた。
「がッ、あ……!」
「あ? なんだ起きてんのかよ」
ひび割れたゴーグルから素顔を覗き込んだジャリュウが拍子抜けしたような声を上げる。
暁は身をよじって竜人兵の手を逃れた。筋弛緩剤の効果は完全に抜けているようだ。彼は鋭い眼差しをジャリュウに差し向けた。
ジャリュウは下卑た笑みを浮かべ、暁の腕を引っつかんで立ち上がらせる。よろめきながら力の流れに従うしかない彼に、ジャリュウは囁きかける。
「顔が汚れて気持ち悪ィだろ。今綺麗にしてやるよ」
「何……?」
暁は不可解そうに目を細めたが、ジャリュウの手で指し示されたものを見ると、思わずびくりと身を竦ませた。
どこかから引きずってきたらしい、なみなみと水をたたえた水瓶。その周りには、先ほどまで暁を蹂躙していたジャリュウたちが、ニタニタと笑って控えている。
暁はすぐ彼らの意図に気がついた。じたばたと体をよじり、どうにか竜人兵の拘束を逃れようとする。
「やっ、それは――ッ」
「遠慮すんなっつーの!」
別のジャリュウも加わって、抵抗する彼を無理やり水瓶のそばまで引きずっていく。
彼のつま先が瓶の底に触れた瞬間、ジャリュウは彼のメットを引っつかんで水の中に押し込んだ。
アクセルスーツは、水中でのプレシャス探索にも対応できるよう完全防水になっており、酸素を供給する機能も備えている。
しかしゴーグル、そしてCPUが破壊された今の状態では、その機能は有名無実の代物でしかない。
ジャリュウがメットを抑え込む力を強めた。水瓶の縁で腹が圧迫され、思わず息を吐き出してしまう暁。うっすらと濁った水の中を気泡がごぽごぽと逃げていった。
割れたゴーグルから流れ込んできた水で、すでにメットの内部は満たされている。暁はきつく唇を噛み締めた。それでも口の端から空気が抜けていく。
(苦しい……痛い……!)
全身をほとんど無意識によじり、どうにか拘束を逃れようともがく彼。その肢体を見下ろして、ジャリュウたちはゲラゲラと笑う。
「人間は不便だなァ、あ?」
「おれたちは水中でも行動できるからな」
不意に一匹のジャリュウが暁の背を強い力で叩いた。
全身がびくりと痙攣したかと思うと、水面に大きな気泡が浮かび上がってきて弾ける。両足が何かを蹴るように跳ねた。
一度息を吐いてしまえば、止めているのが辛くなる。暁は固く目を閉ざした。自然と全身が強張る。
(嫌だッ、助け――あっ!)
また背中を衝撃が駆け抜け、彼は思わず目を見張り口を開いた。かろうじて押し留めていた空気が逃げていき、それと引き換えに水が流れ込んでくる。
ごぼごぼと水と空気が混じり合う音が耳元で聞こえた。頭が真っ白になり、目の前が真っ暗になっていく。
吸い込んだ水にむせ返り、反射的に空気を取り込もうとするが、肺に流れ込んでくるのは水ばかり。どんどん泥沼にはまり込んで行く。
冷たい水に押さえ込まれているにも関わらず、体の奥が熱かった。
いよいよ意識が明減し、一度は開いた目がまた閉じかける――その瞬間、強い力で引き起こされた。水滴が空中に散り、ジャリュウが笑う。
「限界早ぇなァ」
「お前がひっぱたいたせいだろうが」
「あ? おい見ろよ、メットに水溜まってんぞ!」
ふと、一匹のジャリュウが大笑いした。
水中での活動に対応したスーツは、外部からの水の侵入を防ぐ。それはつまり、内部に溜まった水も外には漏らさないということだった。
顎から頬まで溜まったほんのわずかな水に溺れながら、暁は涙を零している。
「あー、しょうがねぇな」
ジャリュウはけだるそうに言って、彼を地面に突き倒した。今度こそ水は全て流れ出ていった。
「ッ……がはッ、あぅ、げほッ、げほッ! ……はぁッ、はッ、ぁ、はっ……」
全身を激しく痙攣させながら咳き込み、飲み込んだ水を吐き出す暁。
息を荒げ、厚い胸を上下させながら、虚ろな目でどこともつかぬ場所を見上げている彼に、ジャリュウたちの笑い声が降り注ぐ。
一匹が彼に近付き、メットを鷲掴みにして無理やり立ち上がらせた。咳き込みながらうめき声を上げる彼の顔を覗き込んで、
「そら、顔の血は落ちただろ」
「はぁ……ッ、ク……!」
暁はジャリュウを睨みつけたが、その弱々しい眼差しに恐れを抱く者などありはしないだろう。涙と水が混じり合って頬を伝い落ちた。
ジャリュウはニタリと厭らしい笑みを浮かべて、彼の身体を岩壁に叩きつけた。
「ぅああッ!」
両手を拘束されているため受身も取れず、衝撃にただ悲鳴を上げる暁。同時に、メットにピシリと亀裂が走る。
壁に寄りかかるように崩れ落ちかけた彼に、ジャリュウは再び近づいて、またそのメットを引っ掴んで壁に叩きつける。
「があッ!」
バキバキと特殊素材の割れる音が耳元で響いた。あらゆる機能を内蔵した頑強なメットがボロボロと砕けていく。
ずるずると壁伝いに崩折れ倒れこんだ彼の頭部に、ジャリュウはその場に放り出してあったボウケンジャベリンを振り下ろした。
「うぁあああッ!」
ガギン、と重たい音がして、ついにボウケンレッドのマスクは全壊した。電子回路がバラバラと周囲に散らばる。
暁は振り下ろされた刃から目をそらすように下を向いて震えていた。
ジャリュウはジャベリンを投げ捨てて、彼のすぐそばに腰を折る。
「ボウケンレッド、まだプレシャスの奪還なんてことが言えるか? あ?」
「ぅあ……」
暁は涙を湛えた目でジャリュウを見上げた。
ジャリュウたちは無表情の中に期待を閉じ込めたような表情で、暁の答えを――「不滅の牙」が折れる瞬間を、待っている。
しかし、彼はすぐに震える唇を真一文字に結び、鋭い眼光でジャリュウを射抜いた。
「ぃ、う……」
「アァ?」
「お、れは……必ず……ッ、かならず、貴様ら……から、プレシャスを取り戻す……!」
ジャリュウは目を見張った。
暁はよろめきながらゆっくりと身を起こし、やがて震える足で立ち上がった。
「それが俺の……ボウケンジャーの、使命だッ!」
アクセルスーツは綻びだらけ、メットも叩き壊され、当の暁も自由を奪われて、今しがたまで涙を流していた。
だがそれでも、ジャリュウの前に立ちふさがるその男は、紛れもなく「熱き冒険者」であり、「不滅の牙」だった。
ジャリュウたちは思わず後方へたたらを踏んだ。
突如、一匹のジャリュウが水瓶を蹴倒しながら暁に飛びかかった。頭部を護るものを失ったまま岩壁に叩きつけられ、暁は思わず悲鳴を上げる。
「くはッ! ぅうッ……」
「そうかよ、だがテメェの使命なんざ関係ねぇ!!」
流れ出た水に足元を洗われながらジャリュウは叫び、暁を締め上げる。少しずつ彼の身体が持ち上がり始めた。
真っ赤なブーツに覆われた足が地面を捉えようとばたつく。
「がッ、あ、ァあ……ッ!!」
「おれはただテメェを、さんざんおれたちジャリュウ一族に辛酸を舐めさせてくれやがったテメェを! ぶちのめしてやりたいだけなんだよォ!」
ジャリュウは投げ飛ばすように暁を解放した。地面に叩きつけられて呻く彼に足音も荒く駆け寄り、勢いをつけて何度も腹を踏みにじる。
「あぅ! はっ、グッ……がはッ!」
「テメェに最低最悪の屈辱を与えてやる……!!」
ジャリュウは殺気立った目で暁を貫いた。息を荒げて身を起こした彼は、だがジャリュウの次の行動に限界まで目を見張った。
「は、え……ッ!?」
ジャリュウは自らの股座を覆っていた鎧を剥ぎ取り、そこに息づく男性器を手に取った。
平時でも人間のものよりひと回りもふた回りも大きなそれの醜悪さ、そしてジャリュウの行動の不可解さに、暁は呆然と竦んでいる。
不意に、先ほど彼のメットを叩き割ったジャリュウが暁の背後に回り込むと、彼が逃げられないようにその両肩をがっちりと掴んで押さえ込んだ。
ハッとして振り返りかけた彼の頭を正面のジャリュウが引っ掴み、その鼻先にゆっくりと硬さを持ち始めた性器を突きつける。
「しゃぶれよ、ボウケンレッド」
「……っ、はぁ!?」
暁は思えず大声を上げた。それが何を意味しているのかくらい、四六時中冒険のことしか頭にない暁でも当然知っている。
背後のジャリュウがその顎を押さえ込み、無理やり同胞の性器を咥えさせようとする。暁は慌てて唇を噛み締めた。
ジャリュウは自らのそれを開いている手で扱き始めた。先走りが伝い落ちてアクセルスーツを穢していく。
鼻をつく獣の、そして雄の匂いに、暁は顔をしかめた。
やがて完全に反り立ったジャリュウの男根は、並の人間の倍近い大きさになった。ジャリュウはびくびくと血管を浮き上がらせているそれを、暁の顔にずりずりと擦り付ける。
彼は嫌悪感を覚えたが、口だけは絶対に開けまいとする。
だが、ジャリュウの方でも彼がそう簡単に言いなりになるわけがないことをよくわかっていた。
(――あッ!?)
暁はびくりと肩を竦ませた。脇から別のジャリュウが腕を伸ばし、彼の鼻を摘んだのである。
呼吸を阻害され、暁の心臓は早鐘を打つ。この苦しさから解放されるためには口を開くしかないが、そうすれば必ず目の前の性器が口に滑り込んでくる……
(そんな、こんなの……っ)
窒息感が目前に迫り、暁はぎゅっと目をつぶって、ほんのすこしだけ口の端を開けて酸素を取り込もうとした。
だがジャリュウは目ざとくそれに気付き、そのわずかな隙間から彼の口に性器をねじ込んだ。
「んんーッ」
巨大なそれは一瞬で暁の喉奥まで達し、彼は目を白黒させる。
ジャリュウは構わず、底冷えする笑みを浮かべながら、それ以上は入りようもない肉棒をどうにかねじ込もうとでもするように、勢いよく腰を前後させ始めた。
「んっ、んぐッ、んん、んんんぅッ!」
鼻を塞いでいたジャリュウは、一歩引いたところでニヤニヤと笑いながら暁の苦しむ様を見つめている。
にも関わらず、彼はまだほとんど呼吸をすることができずにいた。あまりに凶悪な男根に口腔を完全に塞がれ、空気の流れはほぼ阻害されている。
唾を飲み込むこともできず、唾液とジャリュウの先走りとが混じり合ったものが口の端からだらだらと滴る。
思わず瞑った目からは生理的な涙が溢れた。
「んくッ、ん、んんんッ……!」
「ハァ、ハァ……グハハ……ギャハハハッ」
目の前のジャリュウが呼吸を荒げ、不意に笑いだした。一突きごとに苦しげに眉を寄せる仇の姿は、思っていた以上に気分のよいものだった。加速度的に射精感が高まってくる。
「ウォオ、出る……出すぞ……!」
「んッ……!?」
暁は驚きに目を見張る。それと同時に、ジャリュウは一度大きく腰を引いてから、一気にその喉奥へと突き入れた。
巨大な肉棒がどくんと脈打ち、熱湯のような精液が暁の喉に直接注ぎ込まれる。ジャリュウは低い声で喘いだ。
「ウォォオオ……!」
「ん……! んんんッ……!!」
暁は力なく瞼を震わせてされるがままになっていた。喉奥からせり上がってくるような不快な臭いと熱に涙が止まらない。
遠巻きに呆然と見守っていたジャリュウたちも、その姿ににやりと笑った。
ついさっき熱く啖呵を切ったばかりの仇が、ああしてまた蹂躙されている……
0636名無しさん@ピンキー2015/04/18(土) 02:19:01.91ID:+oWzMBI4
なんだよ。ただのホモじゃんか
ここに投下すべき内容・描写じゃなかったようで、すみません
でも続きの部分には改定も入れましたし、あと2レスだけなので、投下させてください
やがてジャリュウが自らの分身を暁の口から引き抜く。彼はすぐさま頭を垂れてえづいた。
「ぅ、おえっ……! はっ、はぁッ、ぅえぇッ」
口からぼたぼたと零れ落ちる粘性の低い白濁はそのまま暁の胸や腹に垂れ、アクセルスーツの鮮やかなコントラストが急速に失われていく。
暁は息を荒げ、涙と唾液を滴らせながらその様を眺めていた。
そんな彼を見下して、ジャリュウがフンと鼻で笑う。
「ひっでぇ有様だなァ、おい」
口の端から胸から全身いたるところを精液で穢され、涙目で息を荒げている眼下の男は、とてもジャリュウ一族の怨敵には見えなかった。
暁は口の中に残った精液の塊を傍らに吐き捨てて、
(屈辱、か……確かにその通りだ……だが、絶対に屈しはしない……!)
心中に決意を固め、彼は眼前の敵を睨みつけた。ジャリュウたちは顔を見合わせて笑っている。
「陛下がこいつを見たらどう思うかね」
「……我がどうかしたか、ジャリュウよ」
不意に深みのある低い声が竜人兵たちを呼んだ。彼らがぎょっとして振り返ると、そこには自らを作り出した創造王リュウオーンが立っている。
「りゅっ、リュウオーン陛下!」
「……ッ!」
宿敵の名に反応してか、暁がびくりと全身を強張らせた。
リュウオーンはジャリュウたちの間を割り込むようにしてすりぬけると、眼下に横たわる宿敵を冷え冷えとした目で見下ろす。
「なんてザマだ、ボウケンレッド」
「リュウオーン……!」
宿敵の冷めた視線にも屈さず、暁は紅色の創造王を貫くような視線で睨みつける。
雑兵であるジャリュウによって蹂躙の限りを尽くされ、それでもなお闘志を失わない仇の姿に、リュウオーンはクッと口角を上げた。
「来い、邪悪竜『ダグザ』」
突如その口をついて出た名に、暁は目を見張る。
瞬間、洞窟の冷たい地面がズドンと音を立てて震えた。ジャリュウたちはよろめき、暁はかすかに身を竦ませる。
「お呼びで、陛下」
ズドン、ズドン、とあまりにも重たい足音と共に、その邪悪竜は現れた。
リュウオーンは白濁に穢れた暁の黒髪を引っつかんで顔を上げさせると、
「見ろ、これが『ダグザ』だ!」
「あぁ……!」
暁は今にも泣き出しそうな目をして、呆然と邪悪竜を見やる。
巨大なジャリュウが肥え太ったような外見の邪悪竜ダグザは、片方の手で軽々と『ダグザの棍棒』を持ち上げている。
リュウオーンが哄笑した。
「プレシャスの力を最大限に引き出せるよう生み出した邪悪竜だ。その力思い知るがいい。……やれ!」
「御意」
主命を受けたダグザは静かな声で了解すると、おもむろにすらりと棍棒を頭上へもたげた。薄暗い洞窟の中にぼやけた影が落ちる。
暁はダグザが、リュウオーンが何をするつもりなのかをすぐに察し、目を見張って身をよじった。
「ゃ、やめ――」
「ぬぅんっ!!」
高く掲げられたダグザの棍棒は、八つある突起でゴウと虚空を切り裂きながら、真っ直ぐに暁の胸に落ちた。
※一瞬だけですがグロ注意です
「…………ッッ」
反射的に開いた口からは何も出てこなかった。――わずかな息すらも、である。
大地を揺るがすほどの重量を持った棍棒が、弱りきった肉体に叩き込まれたのだ。
左胸に無残にも大穴が開き、おびただしいほどの鮮血が周囲に、棍棒に、それを握る邪悪竜に降り注ぐ。体の下では、両腕とそれを戒める鎖も粉砕されていた。
怨敵は、恐怖心に顔を歪ませたまま、一瞬のうちに絶命している。
「ふっ……ふははははは!!」
リュウオーンが高く声を上げて笑った。
ジャリュウたちはしばし言葉を失っていたが、やがてはっとして笑い出す。
棍棒を振り下ろした邪悪竜ダグザだけが不可解そうな顔をしていた。
「恐れながら、陛下――」
「ははは……あぁ、解っている」
リュウオーンはダグザの声を遮り短く応えたが、まだ目元が笑っていた。彼は嘲るように仇の遺体を踏みつけると、すぐさま軽く蹴り飛ばし、
「やれ」
「はっ」
ほんの短いやりとりだった。ダグザは巨大な手で棍棒の先端を握り締めると、おもむろに太い柄を眼下の遺体に突きつけた。
かと思うと勢いよく振りかぶり、先ほど叩き潰した左胸へ突き立てるように棍棒を打ち付ける……
「――ッ、あ!」
暁は恐怖心に突き動かされて跳ね起きた。
小刻みに震える手を、無意識に左胸に這わせる。そこには傷などなく、早鐘を打つ心臓の音がはっきりと手のひらに伝わってきた。
いや、正確には、粘つく液体に塗れたスーツに無数の着弾痕や裂傷が残っているのだが、その下の肉体はまったくの無傷である。
「え……?」
思わず呟いた。ほんのかすかな声だが、なんの問題もなく発せられ、自らの鼓膜まで伝わってきた。
呆然とする彼に、リュウオーンの高笑いが降り注ぐ。はっとして身をよじると、そこには血まみれの棍棒を持った邪悪竜とその創造主が並び立っている。
「素晴らしい、素晴らしいぞ! これがプレシャスの真の力!」
プレシャス、ダグザの棍棒――リュウオーンの言葉を鍵にして、暁の記憶が急速に回復していく。
自らに向けて振り下ろされた棍棒。あれは、あのプレシャスにまつわる伝説とはどんなものだったか……
「一振りで八体の敵を葬るという『ダグザの棍棒』は、先端を握って逆向きに振るうことで、失われた命を蘇らせる――」
「そうだ! そして貴様は一度死に、今再び棍棒の力で蘇ったのだ、ボウケンレッド!」
リュウオーンが刃のように鋭い眼差しを暁に差し向けた。暁は目を見張り何か言いかけたが、震える唇からは荒い息が溢れるばかりだった。
ダグザが軽々と棍棒を振るい、一歩暁に歩み寄った。立ち上がることも忘れて後ずさった彼は、すぐ岩壁に背を打ち付けた。
その脚の間へ割り込むようにして、棍棒を頭上へ構えたダグザが、暁の青ざめた顔を覗き込む。
「お前はわれわれジャリュウ一族の気がすむまで何度でも蹂躙され、殺され! そしてまた傷ひとつない肉体で蘇るのだ!」
「あ、ぁあ……」
ダグザの高揚した言葉を聞きながら、暁は震えた。もう体に傷はなく、奪われた体力もすっかり戻っている。それでも、震えた細い声を出すことしかできなかった。
「い、いやだ……」
恐怖を、苦痛を感じる間もなく殺されるならまだいい。
だが暁は一度、ダグザの棍棒の打撃を喰らいながらも生き延びている。そして、今の我が身はその時よりもずっと「万全の状態」に近いのだ。
一撃で死ねる筈がない。
「お願いだ、から……」
弱々しい嘆願に、ダグザの爬虫類の瞳が光った。
「覚悟するがいい、我らが怨敵・ボウケンレッド!!」
生死を司る秘宝は、轟音と共に岩壁を抉り取りながら、暁の頭蓋めがけて振り下ろされた……
【END】
『不滅の牙が折れる時』完結です。
おつきあいありがとうございました、そして、お目汚し失礼しました。
0639名無しさん@ピンキー2015/05/02(土) 21:52:11.93ID:cLTlSvp+
正義のヒーローが悪にヤラれちゃうって、凄く興奮する…♪
おちんちん、ピンピン!!に勃起しちゃうよね♪
その後、磔にでもされちゃったら、おちんちんは爆発するほど、ピンピンピン!!!の超絶フル勃起♪
ヒーローの磔って、死ぬほどエロチックだよね…!
0640名無しさん@ピンキー2015/05/11(月) 23:19:48.54ID:6pB/Hu2L
0641名無しさん@ピンキー2015/05/15(金) 20:54:22.00ID:E4/WA/mc
0642名無しさん@ピンキー2015/05/17(日) 17:34:02.73ID:TtZkvP4M
ガッツ星人に散々いびられて、フラフラ状態のウルトラセブン。
トドメを刺され十字架に架けられてしまったセブン!
ヒーローの情けない姿に、少年の頃の僕のチンポは何故かピンピン!!にフル勃起!!
地上の人々の見守る中、磔にされた姿を晒されてしまうセブン!
ヒーローなのに格好悪い…!
ヒーローなのに情けない…!
しかし、チンポはビックン!!ビックン!!破裂寸前のフル勃起!!
ヒーローの敗北はホントに刺激的だ…
0643名無しさん@ピンキー2015/05/18(月) 23:42:18.23ID:kO2oXd3F
スターニンジャとか極上の鴨が出てきたな。
俺が爺さんなら「これも日本の文化、そして修行じゃ」って
駿河問い、海老責め、木馬責め、潰し責め、水責め、うつつ責め、蛇責め、鞭打、石抱き、さまざまな拷問にかけてやりたい。
0644名無しさん@ピンキー2015/06/14(日) 07:08:04.59ID:lshyX5Q4
ガッツ星人は磔フェチの変態w
ウルトラ戦士をことごとく磔プレイの刑に処する
そのたびにチンポぴんぴんに激しく勃起してしまい、ヌイてしまう!
0645名無しさん@ピンキー2015/07/19(日) 21:53:20.97ID:O26pqs0Q
ウルトラマンギンガとビクトリーはウルトラマンタロウからの呼び出しを受けゴルゴダの岡に到着した。
そこで待っていたのは異次元人ヤプールの卑劣な罠。
ゼットン・キングジョー・ベムスター・バラバ・バードンを合体させたNewファイブキングによって絶体絶命の危機に陥ってしまった。
最強の敵の攻撃のカラータイマーへの集中攻撃に二人の命だけは守るべくヒカルとショウを分離した。
二人が地上に降りた瞬間、小型円盤が二人を拘束し空中に浮かんだ。
慌てたギンガとビクトリーに非常なやプールの声が響く。
ガキの頃確かにこういうシチュでコーフンしてたわ
今はカッコいい姉系ヒロインとかがズタボロになるのとかがいいな
単に悪に負けるのでなく、弟分とか実弟とかの目の前で惨めで哀れな姿を
晒してしまって唇を噛む、みたいな心理的要素