ゴッドイーターでエロパロ15 [無断転載禁止]©bbspink.com

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0001名無しさん@ピンキー2017/01/05(木) 09:11:53.32ID:pyfg5i9B
ここはゴッドイーターのエロパロディスレです 18才未満の方の入室はお控えください
※過度に妄想が溢れています。苦手な方は気をつけてください
※自分の好きなキャラがレイポゥされても泣かない。むしろ抜くほどのたくましさをもとう!
※内容によってはグロもあります。一時的にNGすると良いと思います
※積極的に投稿しましょう。みなはいつでも全裸で待っています
※作品には賞賛を。明日以後のパワーの源になって読み手も書き手も幸せになれます

0134名無しさん@ピンキー2018/10/24(水) 22:45:22.45ID:e0Mhhe3/
マジで>>121(荒らし)がヘタってて草

0135名無しさん@ピンキー2018/11/01(木) 14:01:22.02ID:Jio6uegR
>>134リアル側で事故ってる鴨な

0136名無しさん@ピンキー2018/11/01(木) 16:05:00.57ID:Jio6uegR
>>133
ナナ、嘗めるのはおでんパンだけにしておけ

0137名無しさん@ピンキー2018/12/19(水) 02:08:19.05ID:ln6Axm8M
3発売されたしクレアたんに虐められる話誰か書いてくれ

0138名無しさん@ピンキー2019/01/30(水) 22:19:12.11ID:j0cKeuWx
投下します。若干ソーマのキャラ崩壊あり。
ソーマ→女主

アラガミという存在に蝕まれ、当時の「日常」が
過去のものへとなった今。
「ゴッドイーター」と呼ばれるアラガミを狩る者
に名を連ねる俺は、今日も激しい戦いの中、1人生
き残った。
出撃して、戦って、戻って、また出撃して・・・そん
な代わり映えのしない毎日に、一石を投じる出来
事が起きた。
新型神機使いがやってきたのだ。名を西園寺アキ。
極東支部内での俺の評判を知っていた上でなのか、
それとも知らずにいたのかは分からないが、俺と
の接触自体を忌避していた奴らとは違い、コミュ
ニケーションを取ろうとして来る。
出撃前の神機保管庫、輸送のために乗り込んだヘ
リの中、任務の舞台となる場、帰りのヘリの中・・・。
流石に無視を続けるのも悪いと思い、会話に応じ
る。
誰かと会話すること自体あまりしてこなかった自
分にとって、それは刺激的な出来事。自分の考え
や感じたことを相手に伝えて共有する。それによ
って得られる安心感は、他人と同じ場で生活しつ
つも間に壁を作っていた自分には体感したことの
無いものだった。
段々と交わす言葉が多く、頻繁になっていく。遂
に自分の弱いところまでさらけ出すようになって
しまう。我に返り、なんでもないと取り繕おうと
したが、それを遮るようにあいつはこう言った。
「何もおかしくなんてない」と。「恥ずかしいこ
とでもない。それは人としてあっても変ではない
んだ」と。
その言葉で俺はどれだけ救われただろう。涙を悟
られまいとそっぽを向き、ありがとう、とだけ返
すのが精一杯だった。

0139名無しさん@ピンキー2019/01/30(水) 22:20:04.16ID:j0cKeuWx
その経験もあり、自分からも少しずつ他人と接す
るようになっていった。段々彼女の周りの人間と
も打ち解けていき、行動を共にするようになった。
アキと一緒に入隊したコウタ、防衛班のタツミ、
受付のヒバリや清掃員のおばちゃん、兄貴分のリ
ンドウや、リンドウと仲のいいサクヤ。
様々な人間と関わり会えるようになり、俺の「日常」
は随分と賑やかになっていった。

ある日、俺とアキは煉獄の地下街と呼ばれる場所
で2人で任務に当たる事になった。討伐対象はコ
クーンメイデンやオウガテイルなどの他に一体の
シユウ。
なんなく討伐対象を下し、回収地点へ向かう。先
を行く彼女の後ろ姿をなんとなく眺めていた時、
ふと彼女のミニスカートに目が止まった。歩みに
合わせてゆらゆらと揺れるミニスカートが妙に扇
情的に映る。黒い服を着ているため、ミニスカー
トとソックスの間から覗くふとももが眩しい。床
に落ちた資源を拾うために前かがみになった時、
うっすらと臀部のラインが見えたような気がした。
すっと姿勢を戻した時に、上着を大きく押し返し
すほどのボリュームの胸が目につく。
今までそういう対象として見ていなかったのに、
溢れるように彼女のオンナの部分がチラつく。頬
に汗で張り付く髪。桜色のふっくらとした唇。会
話する時に時折見せる上目遣い。
色々なものが俺を興奮させた。

彼女に対しての感情をどうすべきか迷っていた時
のこと。ミッション中ヘマをした俺は重傷を負い、
アキ1人に負担をかけさせてしまう失態を犯した。
無様に地面に横たわる俺を守るため、合流してく
れたほかの神機使い達が来るまでの間、ボルグ・
カムランとハガンコンゴウを1人で捌き切った。
ハガンコンゴウの電撃に身体を灼かれ、ボルグ・
カムランの尾に打ちのめされても俺を見捨てず、
最大限時間を稼いで生き残った。ボロボロになり、
所々焦げたり破れたりした服からチラリと見える
肌に目が吸い寄せられてしまう。アナグラに戻り
医療班の人間に運ばれる最中、力尽きたように地
べたにへたりこんだ彼女の背中は、驚くほど小さ
く見えた。

そう。彼女はただのゴッドイーターであり、ゴッ
ドイーターである前に一人の人間なのだ。自分と
何も違わない、不完全で、小さな。そう考えた時、
ソーマは彼女を初めて一人の人間として認識した。
そう思った途端、急に愛おしさが込み上げてきた。
そうか、これが恋か。

その時、俺は心に決めた。
必ず、彼女を手に入れてみせると。

0140名無しさん@ピンキー2019/01/30(水) 22:21:11.52ID:j0cKeuWx
もっと視姦させるつもりだったんだけどなー
なんでかなー

なんで視姦するようになったのか、を書こうとしたらとんでもない量に・・・

0141名無しさん@ピンキー2019/03/07(木) 00:22:53.84ID:eaI4xaVF
明日の夜、GE2女主(20子)×エリナ投下します

0142変態紳士になろう2019/03/08(金) 03:27:08.38ID:itJZubIB
>>141です。コテハンはこれで。

 題名「mother or sister」

 先輩の部屋に遊びに行くのは、そんなに珍しい事じゃない。
 だから、先輩の私服を見るのも同じくらい珍しいことじゃない。

「ぁ……」

 ただ、今日はそれだけじゃなかった。
 ピンクのパーカーに、スキニーのジーンズ。ストレートにした綺麗な銀髪と、うさ耳にも見える黒いリボン。
 ここまではいつも通り。

「――えと、先輩」
「や、やっぱり似合わないかな!? ご、ごめんねー! ちょっとコンタクトに変えてくるから!」
「いや、すっごく似合ってる。似合ってるけど……なんで眼鏡?」

 そう。先輩は今、黒ぶちの眼鏡をかけていた。

 ……

「や〜、ちょっとゲームをやりすぎちゃいまして……」

 あはは、と誤魔化すように笑いながら先輩はコーヒーを出してくれる。
 さりげなく置かれたミルクと砂糖を遠慮なく混ぜつつ、じとーっと先輩を見れば、気まずそうに眼を逸らされる。
 溜息を一つ。この人は中々ずぼらなところがあるから、しっかりと物申さないといけない。

「先輩……」
「んー……? ナニカナー……?」
「先輩が視力よくなくて、コンタクト付けているのは知ってるよ」
「ぅ、うん」
「でも、コンタクトレンズで問題ないって言ってなかったっけ?」
「ソウダッタカナー……オボエテナイナー」
「昨日の任務、終わったとたんに欠伸してたでしょ」
「う」
「この間一緒にゲームしてた時、なんだかやたら先輩のキャラクター、レベルが高かったよね」
「あうぅ……」
「先輩……夜更かししてゲームやったでしょ」
「……はい」

 暗い中でずーっとゲーム画面と睨めっこ。それが先輩が眼鏡をかけている原因だった。
 もう一度溜息。そんな私を見て、先輩は少しおどおどとしているように見える。
 ……この人は、何故だか悲観的なところがある。やる気がなさそうな口調も、失敗をした時に過剰なくらい謝るのも、多分そういう性格だからなのだろう。
 ただ、それでも自分のやるべきことをと真っ直ぐに――ある意味素直に――向き合うこの人が、私は大好きだ。

0143変態紳士になろう2019/03/08(金) 03:30:19.18ID:itJZubIB
「先輩」
「はいぃ……」
「ゲームやって、ストレス発散するのはいいけどさ。ちゃんと寝て休むのも仕事の内だよ。先輩が教えてくれたことじゃん」
「うぅ……」
「別に私は怒ってないよ。けど、先輩には怪我してほしくないし……体も大事にして欲しいよ」
「エリナぁ……ごめんなさい」

 ちょっと涙目で、先輩が抱き着いてくる。
 ああ、もう。

「あんまり情けない顔しないでよー。ブラッドの隊長なんだから」
「……隊長だから、無敵なわけじゃないですよー」

 すりすりと子供か何かのように頭を胸に摺り寄せて、先輩は少し微笑む。

「はぁ、生き返るぅ〜。持つべきものは、可愛い後輩ですねぇ」
「もー、なにそれ」
「エリナの胸、ぷにぷにで気持ちいいですぅ……」
「ちょっ、なにそれ嫌味?」
「偽らざる本音ですー」

 気が付けば、さわさわとお尻も撫でまわされている。

「ぁん……っ、もぅ、手つきがやらしいよ、先輩」
「うへへへぇ、なんてね。ごめんごめん」

 ぱっとお尻から手を放して、先輩が体を起こした。
 そしてわたしを見て少しバツが悪そうに

「ありがとね、エリナ」
「……急にどうしたの?」
「いや、最近エリナに甘えっぱなしだなーって思って」
「うーん……確かに」

 先輩はよく抱き着くというか、スキンシップが多い。
 かといって、それも見境がないワケでもない。
 大抵私だ。

「あんまり一緒の任務もないもんねー」
「エリナ成分が不足しているのかもしれません」

 真面目そうな顔で、先輩はそんなことを呟いている。
 普段はかけていない眼鏡も、今の表情にはよく似合っていて、なんだか少しだけドキリとさせられてしまう。
 だから、だろうか。
 頼れるお姉さんのような先輩に、つい「おねだり」をしてしまった。

0144変態紳士になろう2019/03/08(金) 03:36:10.37ID:itJZubIB
「……ねぇ、先輩?」
「うん?」
「その、先輩も、私が足りなかったんだから……えと」
「……あー。うん、そうですよね」

 きょとんとした後、先輩は手を広げて優しく微笑んだ。
 恥ずかしさで少しだけになった言葉から、私の言いたかったことをしっかりと読み解いている。
 そして、それに応えてくれるのだ。

「おいで、エリナ」

 ぽふん、と今度は私が先輩に体を預ける。そんな私を先輩の腕は優しく抱きしめてくれる。
 先輩の方が身長も高くて、手足もすらっと長いから、私はすっぽりと先輩に納まっている形になる。

「ふぁ……」
「うん、エリナはやっぱり可愛いねぇ」

 先輩の暖かさ。先輩の香り。先輩の柔らかさ。
 そんなものに包まれて、私は吐息を漏らしてしまう。
 心臓の音が、とても近い。私自身のも。先輩のも。
 優しく髪を撫でられる。背中に回された手からじんわりと暖かさが伝わってくる。
 前髪に触れる吐息が甘くてくすぐったい。

 揺りかごの中で揺られているような心地で、私は問いかける。

「先輩……、先輩は将来さ」
「んー?」
「アラガミがぜーんぶ居なくなったら、なにしたい?」
「うーん?」

 上目遣いに表情を除けば、少し悩むように唸った後、困ったように笑った。

「ちょっと……想像つかないかな」
「そっか。実は、私もなんだ。それ以外の目標、考えたことなくて」
「それじゃ、わたしとエリナ、お揃いだね」
「……ちょっと、そう考えると楽しいかも」

 くすくすと二人で笑い合う。
 先輩が私の額に頬ずりする。
 応える様に、私も先輩の胸に頬を寄せる。

 先輩と私は恋人ではない。姉妹でもない。ただの先輩後輩だ。
 ただ、それでも今こうして抱きしめ合っているのは、きっとスキンシップなんて言葉じゃ足りない行為だと思う。
 ちゃんとこの関係を表す言葉を私は知らない。
 知らないけれど、とっても大事にすることは間違いなんかじゃない。

 からっぽの未来。からっぽの夢。
 先輩と一緒にその中身を見つけに行こう。
 きっと、見つけるモノはとても暖かい。

0145変態紳士になろう2019/03/08(金) 03:37:43.28ID:itJZubIB
お目汚し失礼いたしました

0146名無しさん@ピンキー2019/03/11(月) 13:50:17.34ID:184GpvgR
荒らしいなくなってるーーーー復活してるーーーーーー!!!!!

0147変態紳士になろう2019/03/15(金) 01:43:44.43ID:id0Wn6M+
今週中に(早ければ明日に)
GE2女主(20子)×カノン投下します
内容は前回同様あまり恋愛の絡まない会話メインになると思います

0148名無しさん@ピンキー2019/03/15(金) 13:09:04.59ID:MudJ/73z
正直GEキャラで恋愛はピンとこないんだよなー
(1の先輩夫婦は除く)

0149変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:21:21.31ID:5uA8Qf/A
お待たせしました

タイトル「抱擁はいつかの砂糖菓子に似て」

 ブラッド隊長が神機を破損した。
 当人はケロッとしているが、神機を修理するにしても、刀身パーツの換装にしても、出撃できるようになるまで暫くは時間がかかるだろう。

「高難易度のミッションを何度も受注してたよ。
 しかも、ミッション後にロクな整備をしないでそのまま別のミッションを受けてた」

 リッカはため息を突いて、親指で無残な姿になった神機を指差した。
 シロガネ型のロングブレードは、ぽっきりとその中程で折れてしまい、中の生体部分が露出してしまっている。
 装甲と銃身は疲労こそすれど、目だった損傷はないため刀身の惨状が余計に酷く見えた。

「オマケにブラッドアーツも普段使っているモノとは別のを使ってたんだってさ。
 結果、疲労の蓄積と無理な使用、挙句の果てに強敵との単独戦闘を何度もこなして破損したってワケ」

 幸い、アラガミを討伐したタイミングで破損し、神機は暴走することもなく機能を停止した。
 停止と言っても、別に死亡してしまったワケではなく、急な消耗に対応するため強制的な休眠状態に入ったらしい。

「……なんてこった」
「こっちの台詞だよ、ギル君」

 俺――ギルバート・マクレインの脇腹を、彼女は手にした端末で小突いた。
 見上げるように向けられた視線には、咎める色が滲んでいる。

「どうして止めなかったの」
「止めるも何も、最近はロクに話もできてねぇ」
「なにそれ」
「そのまんまだ。復帰したロミオとジュリウス、神機を戻したリヴィ……最近はこの三人とばかりミッションに出ていた」

0150変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:22:32.10ID:5uA8Qf/A
 副隊長として、俺は隊長から頼まれていた。「わたし達の中で一番の年長だし、頼りにしてます」。
 今にして思えば、俺の目から自分を遠ざける為だったのかもしれない。
 復帰組は――俺自身もゴッドイーターをやり直したようなもんだが――ブランクがあるとは思えない程優秀だった。
 螺旋の樹の中で戦い続けていたジュリウスや、特務をずっとこなし続けていたリヴィはまだ分かる。
 一番驚かされたのはロミオの成長だ。
 自分自身の問題と素直に向かい合うようになったアイツは、みるみる内に技術を吸収していき、血の力の制御さえも高度に習得した。
 ……かつて、あのマルドゥークの襲撃目前の時、確かに変われたアイツは、生き返っても変わったままだった。
 俺はすでに、面倒を見るなどと言える立場ではない。そう再認識して、アイツらと共に全力でミッションに打ち込んでいた。

「課題だとか言って、隊長は高難易度のサバイバルばかり押し付けてきたからな」
「信用されてるね」
「シエルもナナも、第一部隊や防衛班とばかりミッションを受けていたらしい。全て、隊長の指示だそうだ」
「――あぁ。そういうことか」
「そういうことだ」

 隊長は一人になりたがっていた。 
 新しい戦術――俺たちがいれば危険だと引き留めるような代物だ――を試すために。

「……どういうつもりなんだ、一体」

0151変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:23:51.88ID:5uA8Qf/A
 ……

「大丈夫ですか、教官先生!」

 高速で部屋に飛び込み、そのままの勢いでこちらのベッドに着弾した女性にわたしは笑いかけた。
 「わ、すいません!」

「大丈夫ですよ、カノンさん。神機は壊れちゃったけど、わたしはほら、この通りピンピンしてます!」
「よ、よかったぁ……」

 安心した様子で、カノンさんが胸をなでおろす。普段と変わらない彼女を見ていると、わたしもなんだか安心してくる。

「あ、忘れてました!」

 そう言って、彼女はバスケットを差し出してくる。
 中には――彼女の手作りなのだろう――美味しそうなお菓子が並んでいる。
 ……先ほどの勢いで突っ込んで、微塵も崩れた様子がないのは流石というべきだろうか。

「お見舞いです。ムツミちゃんやジーナさんと一緒に作ったんですよ」
「あぁ、わざわざありがとうございます……」

 気を使わせてしまったようで、申し訳ない。
 それはそれとして、甘いバターや香ばしいナッツの匂いが胃袋に効く。

「あのー、カノンさん?」
「はい、なんでしょう教官先生?」
「非常に頼みにくいんですけれど……」
「? はい?」
「一つ、お願いがありまして……」
「教官先生の頼みなら、なんだって聞きますよ!」

 歯切れの悪いわたしに、カノンさんは屈託のない笑顔を返してくる。
 彼女がいいと言っているのだ。遠慮なく甘えさせてもらおう。
 羞恥心をなんとか抑えて、わたしはカノンさんに頼みを伝えた。

「あの、お菓子を食べさせてくれませんか?」
「ふぇ? 別に構いませんけど」

 ずずいと差し出されたバスケット。しかし、違うのだ。

「すいません、そういう意味じゃなくて、その、あーんとかして欲しいです」
「あーん、ですか?」

0152変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:25:08.29ID:5uA8Qf/A
「はい、実は……」

 頑張って起き上がろうとするが、努力もむなしくわたしはベッドにまた倒れこんでしまう。
 その拍子に布団がめくれ、カノンさんはわたしの状態を見て絶句してしまった。

 わたしは今、両手両足を包帯でぐるぐる巻きにされてしまっている。

「こ、これは……」
「怒ったシエルとナナにやられました……」

 せっかく暇だし健康なのだから、溜まっていた事務作業も片付けてしまおうとターミナルを起動させていた。
 しかし、タイミングよく見まいに来た二人に発見されて、あえなく拘束されてしまった。
 ナナはぷんすか怒りながら、シエルは黙々と体を縛り、ベッドに寝かされたのだ。
 「仕事ばっかりで休んでいないんだから、たまにはゆっくり休んで欲しい」
 「一人でこんな無茶をしたんだから、反省をして欲しい」
 二人の言い分は、大体こんなものだった。

「大事にしてもらってますね」

 「はい、あーん」と差し出されたお菓子を、「あーん」と頬張らせてもらう。
 照れくさいが、なんだか懐かしい。
 そういえば、昔姉にこういうことをしてもらったことがあった。
 あの時は、確か無理をして体調を崩した時だっただろうか。

「ふふっ、なんだか懐かしいです」
「カノンさん、こういうことを他の人にやるんですか?」
「いえ、こういうことをすることは……これでも衛生兵なので全くないワケじゃないんですけど」
「けど?」
「昔実家に帰った時とか、妹にお菓子をあげることがあったんです。
 その時にこういうことを、ねだられたりもしたので」

 なるほど。この人もお姉ちゃんなのだ。
 わたしが自分の姉の姿を彼女に重ねているように、彼女もわたしに妹の姿を重ねているのだろう。
 ちょっとした悪戯心が芽生える。
 そして、簀巻きにされたまま暇を持て余し大分思考回路がゆるゆるだったわたしは、それを即座に実行してしまった。

0153変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:27:17.77ID:5uA8Qf/A
「ありがとう、コレおいしいよ。お姉ちゃん」

 ……なんて。
 行ってみた瞬間、気恥ずかしさで顔が熱くなるのが理解できた。
 なんでこんなことを言ったんだー!と脳内で絶叫しながら布団に潜り込みたいところだが、あいにくと今のわたしは簀巻きだ。
 両手両足の自由がきかないから、あーんなんてしてもらってるわけで、

 結果、まじまじとわたしはカノンさんの反応を見ることになったわけである。
 ぽかんとした表情から、少し頬に照れてきたのか赤みが指して――何故か嬉しそうに微笑んだ。

「ああ、なんかいいですね、コレ!」
「えぇ……」
「お姉ちゃん……アナグラでは先輩と呼ばれることはあれど、そういう呼ばれ方はしませんから……。
 ……お姉ちゃん。うん、いい。とてもいい響きです……」

 どこかうっとりとした表情で、うんうんと頷いている。
 そして、名案だとでもいうような調子で、ぽんと手を打った。

「今日は、わたしが一日教官先生のお姉ちゃんをしてあげますね!」
「ふぇっ!? なんでですか!?」
「なんだかそんな気分だからです!」
「それは理由になってないですー!?」

0154変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:28:00.26ID:5uA8Qf/A
 ぼふん、と顔に柔らかい感触。気が付けば、カノンさんが一緒に横になってわたしを抱きしめてくれている。

「わわわ……」
「いーっぱい甘えてくださいね」

 あ……ダメだ……カノンさんのおっぱいふかふかすぎて体から力が抜けてくる。
 や、そもそも簀巻きだから、わたしは為す術なくこのおっぱいを堪能するしかないのでは?

「柔らかい……」
「ふふ、気持ちよさそうで何よりです。あ、でもエッチなのはいけませんからね?
 これは、あくまで姉妹としてのスキンシップですから」

 よしよしと、優しい手つきで頭を撫でられる。
 ……なんだろう。本当にカノンさんがわたしのお姉ちゃんみたいに思えてきた。
 少しくすぐったいような、泣きたいような、何とも言えない気分になってくる。

「教官先生」
「うん?」
「教官先生は、とてもすごい人です。わたしの想像が追い付かないくらい強くて、そして素敵な人です」
「……そんなこと、ないです」
「そんなことありますよ。教官先生は、いつも頑張っていますから」
「カノンさんも、いつも頑張ってるじゃないですか」
「えへへ……そういわれると照れちゃいますね。
 けれど、わたしは教官先生はすごいと思ってます。どんなに絶望的でも、諦めないで戦うあなたは――」

 そこで少しだけ言葉を切って、彼女はまたわたしの頭を撫でた。

「――とても、とってもすごいと思います。
 わたしは馬鹿だから、あんまり説得力のある言葉では伝えられませんけど……でも、気持ちは本当ですから」

 何故だろう。彼女の言葉があんまりに優しいからだろうか。
 わたしは幼子のように、彼女の胸に顔を埋めてしまった。

「……ありがとう、お姉ちゃん」
「ふぇ? 教官先生、今……」
「なんでもないです。なんでもないでーす!」

 呟いた言葉は、やっぱりどうしても気恥ずかしい。
 でも、なんだか肩がすっと軽くなったように感じるのは、きっと気のせいじゃないと思った。

「……ところで、しばらくこうさせてもらった後は、縛られてるのを解いてくれませんか?」
「……シエルさんに怒られそうですの、遠慮します」
「そんな薄情なぁ……」

0155変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:30:29.17ID:5uA8Qf/A
お目汚し失礼しました

ここ最近でこういった二次創作に手を出し始めた新参者ですが、この掲示板にあまり内容がそぐわないのでは? という懸念があります
もっとがっつりエロ方面でやった方がいいでしょうか?

0156変態紳士になろう2019/03/18(月) 02:35:43.71ID:5uA8Qf/A
個人的には自身のPN通りの活動したい(今は控えている)
キャラクターをしっかりと描きたい(こっちは重視している)
と、まあそんなスタンスで投下させていただいています

今後も今まで通りの内容で投下するか、それとも路線を変更するか
この掲示板を利用している方々のご意見を伺いたいです

0157名無しさん@ピンキー2019/03/18(月) 05:00:17.59ID:tD72nT49
別に強制されるものじゃないし、荒らしとかでないなら好きにすればいいと思うよ?

0158変態紳士になろう2019/03/18(月) 23:02:12.25ID:5uA8Qf/A
わかりました
これからも自分の書きたいものを投下していきます
ご意見、ありがとうございます

0159名無しさん@ピンキー2019/03/23(土) 00:06:03.67ID:/2KqCsQb
どんどん書いてかつての活気を復活させるんだ!

0160名無しさん@ピンキー2019/03/23(土) 12:33:12.17ID:h+3A18Cf
……あったっけ?

0161変態紳士になろう2019/03/23(土) 20:00:29.04ID:OBRttJwi
ちょっとネタが思いつかない&すでに書いているネタが投下までもう少し時間がかかりそうです
息抜きに別の物を書こうと思っていますが、キャラやシチュエーションのリクエストありますか?

0162名無しさん@ピンキー2019/03/24(日) 15:16:57.85ID:xsGDrMc1
リョナとかグロは勘弁してほしいかなぁ、とか

0163名無しさん@ピンキー2019/03/25(月) 09:56:19.12ID:5IZNSG75
数の少ないラケル博士で一作

0164変態紳士になろう2019/03/28(木) 00:22:44.39ID:oXRPv9GP
明日の夜ラケル博士×ジュリウスで一本投下します

0165変態紳士になろう2019/03/28(木) 00:26:57.58ID:oXRPv9GP
今回はエロがっつりでいきます
……拙いエロですが、お楽しみいただければ幸いです

0166変態紳士になろう2019/03/29(金) 02:09:38.33ID:qd24h/SS
すいません
私用で投下が少し遅れます
確実に投下は致しますので、どうかお気長にお待ちいただけますと有難い限りです

0167変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:10:02.09ID:FdzHvdxX
お待たせしました

 タイトル「聖母が望む終焉、彼が堕ちる楽園」

 人類は滅亡した。他ならぬ、終末捕食によるリセットの結果だった。
 螺旋の樹は破滅の化身として萌芽し、ありとあらゆる生命を呑み、大地を覆った。
 あっけない結末だった。
 多くのゴッドイーターの尽力は無為となり、多くの無辜の人々もまた文字通り消え去った。
 全ては、樹の頂に座するたった一人の少年が決断。
 全ては、王である少年に寄り添う聖母の望むまま。

 ――少しばかり、時は遡る。

 ……

「はぁ、はぁ――」

 荒くなった息を整えつつ、手にした刃を地面に突き立てる。
 まだ、自分は戦える。戦えるが、休息は必要だ。
 そう彼――ジュリウス・ヴィスコンティは湧きあがりかけた不安を押しとどめた。

 螺旋の樹の内部で、ただ一人戦い続けてもうどれ程たっただろうか。
 既に時間の感覚は曖昧で、これまでの事が一瞬のようにも、永遠のようにも感じられた。
 大きな負傷はない。だが、確実に疲労は重なっている。……当然だ。彼の選んだ道に、安息など訪れない。
 ただの一度も睡眠をとらず、肉の一欠けも口にすることなく、水の一滴も飲まないまま、彼は戦い続けていた。

0168変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:10:51.12ID:FdzHvdxX
 それを成せるのは、彼が王の資質を持ち合わせているためだ。
 荒ぶる神々の意志を束ね、導き統べる「統制」の血の力こそが、彼にここまでの極限において尚勝利を掴ませていた。
 しかし、そんな彼とて限界はある。
 終わらない闘争。限りのない責務。譲れない世界。
 多くの物が彼を螺旋の樹という戦場に縛り付け、決して放そうとしないのだ。
 だからこその、疲弊。摩耗。そしてそこから繋がる絶望。
 まだソレははっきりとジュリウスの前に現れてはいない。現れてはいないが、見ていないわけでもない。
 ソレのうすぼんやりとした蜃気楼めいた輪郭は、彼の意識を苛む様に浮かび上がっては消えていく。

「……ふっ、この調子では、皆に合わせる顔がないな」

 軽く首を振り、彼は神機を地面から引き抜いた。
 同時に、正眼に構える。
 何時の間にか、色のないアラガミ達が――世界を飲み込まんとする意思そのものが――彼の前に立ちはだかっていた。
 怒涛の勢いでそれらは迫り、強靭な四肢を以て、頑健な顎を以て、ジュリウスを滅ぼさんとする。

 自身の頭上に振り下ろされた一撃を後方へ跳んで交わし、そこから再び前方へ駆ける。
 すれ違いざまに一閃。その瞬間キィン、と彼の耳奥で甲高い音が鳴る。
 ジュリウスの体から赤い光が溢れ出し、それと同時に彼の振るった刃には、幾つもの真空の刃が伴っていた。
 彼の一撃に、無数の斬線が追従する。見えざるそれらに襲われたアラガミは、あっという間に寸断され地に倒れ伏した。

 ブラッドアーツ。ブラッドが血の力に目覚めることで発現する、強力無比な必殺の一撃。
 その威力は、螺旋の樹の内部においても衰えることはなかった。

 先ずは一体――

 脳内で素早く体力の配分を思考しつつ、駆けだす。
 戦い続けることが彼の使命である以上、極限まで消耗を避けることが必要だった。
 降り積もるまま振り払えない消耗はまだしも、回復できる疲労まで余分に背負うつもりはない。

 オラクルの攻撃をステップでかいくぐり、そのまま鋭い一撃を喉にお見舞いする。
 吹き飛んだアラガミの頭には一瞥もくれず、ふりかえりざま、横一文字に切り払い。
 こちらに向けて大口を開けていたアラガミが怯む。
 大きく踏み込んで薙ぎ払い、流れる様につなげて振り下ろし。脳天を割られて、アラガミは沈黙した。
 そのアラガミの背後から、別のアラガミが飛び掛かってくる。
 それに対して、ジュリウスは神機を変形させないまま構え――引き金を引いた。

0169変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:11:43.78ID:FdzHvdxX
 折りたたまれた銃口はその刹那に展開し、オラクルの弾丸を炎の槍として吐き出した。
 もろにそこへ飛び込んだアラガミはあっけなくバラバラに吹き飛んでしまう。

 その様子を見てしり込みしたのか、最後のアラガミが一歩下がる。

「数ばかりで、臆病なままか」

 挑発するような調子で軽口をたたきつつ、銃形態へ変形。
 連射弾をアラガミ達にばらまきながら突っ込む。
 間合いに入ると同時に再び神機を変形し、近接形態へ。
 弾丸の雨に怯みつつも威嚇するようにアラガミが吠えるが、臆することなく下段からの切り上げをかます。
 手応え。同時に熱い鮮血がジュリウスの頬を叩く。
 真っ二つに頭を切り裂かれ、アラガミはぐずぐずと黒いオラクル細胞に溶けてしまった。

 あっけない。そう感想を抱けることに安堵しつつ彼はため息を吐いた。
 自分の思った通り、綺麗に動けた。それがまだ戦える証明のように思えて、嬉しかった。
 彼にしては珍しく少し気を緩ませてしまったのかもしれない。
 だからだろう。
 螺旋の樹に、決定的かつ致命的な変化が起きていたことに気が付けなかったのは。

「――お見事です。流石、わたしのジュリウスですね」
「――ラケルッ!?」

 囁くような、柔らかな声が耳朶を打つ。瞬間頭を掻き乱した混乱を振り切って、声のした方を振り替える。
 しかし、そこには人の影はおろか、アラガミさえいない。

 ……おかしい。何かが、おかしい。
 ざわざわと、違和感が背筋を這い回るように感じられた。
 ふと、視線を落とせば、自分の足元が真っ黒に染まっていることに気が付き――

「――く、ぅおおっ!」

 ――そのまま何も出来ずに、黒い蝶の奔流に呑まれてしまう。
 しまった、これは――!
 ジュリウスの頭の中に浮かんだ結論は、しかし直ぐに真っ暗闇に落ちて消えてしまった。
 ……黒い蝶が飛び去った後には、彼の影も形も残っておらず、不気味な静寂が横たわっているばかりだった。

0170変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:12:46.66ID:FdzHvdxX
 ……

 酷く、懐かしい夢を見ていた。
 両親を亡くして、両親の遺してくれたものも奪われた自分に、温もりをくれた人の夢だ。
 まだ出会って間もないころ、よく自分は心細さを感じて泣いてしまっていた。
 そんな時には、あの人は必ずそばにいて、時には涙を流す自分をその胸で抱きしめてくれた――

「ぅ…………」

 朦朧としながらも、ジュリウスは目を覚ました。
 軽い頭痛と眩暈。原因は分からないが、不調には違いない。

 かつての暖かな――今となっては何の意味もない――記憶の余韻を味わうこともそこそこに切り上げる。
 今は、状況判断が先決だ。
 奇妙に薄暗い視界の中、見慣れた床や壁が目に映る。
 ……間違いない。螺旋の樹の内側だ。
 すぐ目の前に、自分の神機は付き立っている。武器を失っていない事実に安堵しながら手を伸ばし――気が付いた。

「なんだ、これは……?」

 自分の手足が、拘束されている。木の根のようにも、動物の腸管のようにも見えるものに縛り上げられている。
 力一杯引っ張っても、文字通り手も足も出ない。今の彼の体勢は、まるで天井から吊り下ろされているかのようだった。
 これは――まずい。
 焦燥が彼の脳髄をひた走り、全身にいきわたっていく。
 手足が拘束されていることは勿論危険だ。目の前に神機があっても、これではアラガミを屠ることなどできやしない。
 だが、それ以上にまずいのは、特異点である自分の意思にまったく螺旋の樹が反応しないことだ。
 確かに螺旋の樹を形作るオラクル細胞は、その意思は俺に襲い掛かってきていた。
 だが、それでも足場や立ちまわるに必要なだけの空間など、ある程度は彼の意に沿ってこの螺旋の樹内部は構築されていたのだ。
 そのジュリウスの意思を、樹がまったく受けつかなくなった。つまり、「統制」の支配下から抜け出されたという事だ。
 最悪、今すぐ終末捕食が始まっても――もうすでに始まっていたとしても、なんら不思議ではない。

 一体、何故こんな事態に陥ったのか。
 原因は、ただ一つしか思いつかなかった。

「ふふっ、大丈夫ですよ、ジュリウス。貴方の懸念は理解できますが、まだ私にはそれほどの権限がありませんから」

 背後に近づく足音に気が付き、振り向く。
 まるで慈母のような表情を浮かべながら、ラケル・クラウディウスはそこに立っていた。

「ラケル……っ! 何故お前が生きている!」
「デフラグメンテーションです。この螺旋の樹内部、そのあちこちに散らばっていた私自身を再統合しました」
「そんなことが、できるというのか?」

0171変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:13:57.83ID:FdzHvdxX
 彼の愕然とした声に、ラケルはくすくすと笑みをこぼした。

「今目の前に立っていることが、何よりの証拠だとは思いませんか?
 それに……あなたもその生き証人ではないですか」

 ゆっくりとした歩調で、彼女はジュリウスに近づく。
 そのまま頬に手を伸ばし、ほっそりとした繊手で彼に触れた。

「なに……?」
「特異点となったあなたは、ありとあらゆる偏食因子を取り入れ、あなたという存在以上に進化しました。
 当然、数多の荒ぶる神々の意志を受け入れたのですから、器の人格はボロボロになって消滅します。
 しかし……あなたはその神々の意識を操作し、自分の一部に組み込んでしまった。結果、それが統制の血の力として発現したのですね。
 ふふっ、素晴らしいものです。それでこそ新しい世界、新しい秩序にふさわしい――新しい王」

 言われてみれば、確かに彼自身が、ある意味では彼女に近い存在であると理解できた。
 だが、まだわからないことがある。

「ラケル。お前は俺を、一体どうするつもりなんだ」
「どう、ですか?」
「とぼけるな。こうして俺を拘束したんだ。何か俺にしたいことくらいいやでもわかる」
「そうですね。あまり勿体ぶる程、私にも貴方にも、時間はありませんからね。率直にお願いしましょう」

 一言、言葉を区切って、ラケルはにんまりと紅の瞳を細めた。

「貴方には、私の伴侶となり、共に新しい世界を統べてもらいたいのですよ、ジュリウス」
「そんなこと、俺は!」
「――そう、貴方はこれに賛同してくれない。ですから、貴方を私は篭絡しなければいけません」

 もう片方の手もジュリウスの頬に添え、彼女は耳元で囁く。
 ふわりと、ラケルのベールハットが地に落ちた。

「一緒に行きましょう。私の、可愛い可愛いジュリウス――」
「何を言って――ッ!?」

 彼は言葉を詰まらせた。
 ぴちゃ、ぴちゃと耳元を温かく湿ったものが舐っている。同時に、熱い吐息が吹きかけられ、背筋にゾクゾクとした感覚を叩き込んでいる。
 それと同時に、揺れるラケルの金髪が、覗く首筋の肌の白さが、ジュリウスの思考を掻き乱して融かしていく。

「やめ、ろ……ラケルっ……!」
「うふふふっ、ジュリウスは昔から耳が弱点でしたね」

 ぬるりと耳たぶを食まれながら、ラケルは恍惚と語り出す。

「耳掃除のたびに、くすぐったいと言って笑ってしまうこと、今でもちゃぁんと覚えていますよ。――はぷっ、れろ、ん」
「ぁ、ぐ、う……ぅお」

 思わず、ジュリウスは耳の中を舌で嬲られる感覚に、声にならない声を上げてしまう。
 それは全く未知の快感だった。普段、濡れたものが入らないソコを徹底的に温かく濡れたもので蹂躙される。
 そういった感覚とは無縁であったジュリウスには、些か刺激が強すぎる。

「――っはぁ、耳掃除、ちゃんと自分で綺麗にやっているようですね。えらいですよ、ジュリウス」

 くすくすとからかうように笑って、ラケルは自分の胸にジュリウスを抱きしめた。
 決して豊かではないが、それでも女性の柔らかさと母性を感じさせる場所に、彼は顔を埋められた。

0172変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:16:15.13ID:FdzHvdxX
「昔は甘えん坊だったのに、いつの間にかこんなに大きくなって、あまり甘えてくれなくなりましたね」
「やめろ、放せっ! くっ!」

 頭を無理やりに動かして、ジュリウスは逃げ出そうとする。羞恥と屈辱、それとほんの少しだけの安心感に彼は耐えられなかった。
 しかし首と頭の力だけでは、既にアラガミに近くなっているラケルから逃れることはできない。
 むしろ、余計に胸に顔を押し付けられる結果になってしまう。

「暴れるのは駄目ですよ、ジュリウス。お母さんの言うことは、しっかりと聞かなくてはいけませんからね?」
「ふざ、けるなっ! 貴様は母でもなんでもない! 俺は、お前の子供でも道具でもない! あいつらの仲間だ!」
「……あら、あら」

 すっと、ラケルの目が細まった。しかし、その瞳は先程までのような恍惚とした光ではなく――

「悪い子には、お仕置きをしなければいけませんね」

 ――底冷えするような暗い怒りの感情が満ちていた。
 ぬるりと、舌が頬を過ぎて喉まで降り、鋭い痛みが奔った。
 首筋から、じわじわと熱い感覚が伝わっていく。
 噛まれたということは理解できた。そして、それ以上に何かをされたことも理解できた。

「な、りぉ……!?」
「ふふっ、呂律が回らないでしょう? あなたを蕩けさせてしまう、とっておきの毒ですよ」

 体から力が抜けていく。同時にぐらぐらと視界が揺れる。
 感覚が、酷く鋭敏になっている。肌に触れる服の感触も、首筋を苛む痛みと、そこにかかる吐息の熱さも、全て。

 ラケルは、にやと頬を吊り上げながら、彼の顎に指を添えた。そのまま軽くくすぐると、びくびくとジュリウスはその身を戦慄かせる。

「とても気持ちいいでしょう……? 貴方の体は今、五感が非常に敏感な状態になっているわ」
「はっ、く、うぅ……」
「こんな状態で、さっきから大きくなっている此処に触れれば……ふふっ、一体どうなってしまうのかしら?」

 まるで花でも手折るような手つきで、ラケルは勃起仕掛けのジュリウスの男根に手を伸ばす。
 服の上からでも、はっきりと分かるほどの逸物。
 舌なめずりを一つして、ラケルはすりすりとそれを優しく撫で始めた。
 裏筋のあたりを、人差し指、中指、薬指でなぞるように優しく、優しく虐められる。

 通常であれば、もどかしさを感じる程の優しい感触であるそれは、今のジュリウスにとって痛みにも等しいほどの強い刺激だった。
 否応なしに男根は反応しその硬度を増していく。

 しかし彼は、苦悶混じりに抵抗の声を上げた。

「ぐっ、ぅぅ……や、めろ……ッ……」
「あらあら、まだそんな口をきけたのですね。
 素直に関心するけれど……やはり素直になってくれないのね、ジュリウス」
「ふ、ざけ、るぁ……」
「わたしは本気なのですよ。
 貴方が、欲しくて欲しくてたまらないという、この情動に……嘘など一つもありはしません」
「と、ぅいて、んが……ぉしぃぁけ、だろぅ……!」
「それは否定しません。
 特異点としてのあなたも、私達の目的の為に必要です。
 ですが……ジュリウス、私はソレ以上の執着を貴方に抱いているのです。
 誰にも止められない――止めさせはしません。これは私という存在の悲願ともいうべきモノなのですから」
「ぎ、っ、があぁっ!」

0173変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:17:20.21ID:FdzHvdxX
 がり、と強すぎる感覚がジュリウスの脳髄を駆け巡り、焼け付いていく。
 愛おしむような声と共に、ラケルは指の動きを変えた。
 先程までは指の腹で包むように優しく、しかし今度は、丸い亀頭の先端を爪で引っ掻くように刺激する。
 それも緩急をつけて。
 かりかりと小刻みにこすったかと思えば、一際強く爪を立てられる。
 彼女の指が男根を弄ぶたびに、彼は苦悶とも嬌声ともつかない喘ぎをもらしていた。
 まるで、脳を直接殴りつけられるような快楽。常人ならば、正気を失ってもおかしくないだろう。

 それでも、彼の目に宿る光は――意思は、まだ折れていない。
 彼のそんな様子を見て、ラケルはますます笑みを深くしていく。
 ジュリウスには、笑みに歪んだその真紅の瞳が、底のない暗い穴のように見えた。

「ここからがおしおきの本番ですよ、ジュリウス。
 ――服越しに触れられただけでこんなに気持ちよかったことを、直にされたらどれだけの刺激でしょうか?」

 言い終わるか否や、するすると衣擦れの音共にジュリウスの服が脱がされていく。
 よく鍛えられた、彫像のような肉体が外気に晒される。
 それだけでも、今のジュリウスにはつらいのだろう。
 歯を食いしばり、必死に刺激に耐えている。

「ふふっ、そう必死に頑張る貴方の表情も、好ましいものですね。
 そうそう、貴方の適合試験の時も、そんな表情を見せてくれました。
 私を守れるようになる、だなんて言ってくれていましたね」
「う、ぉ……」

 ラケルは、剥き出しになった男根を摩った。
 既に痛々しいほどに怒張したそれは、鈴口からだらだらと先走りを垂れ流し、触れられるたびにビクビクと反応している。
 ひんやりとしたラケルの指が直に触れ、その刺激に男根はまた一層硬さを増した。

「ああ……、ああ――ジュリウス。貴方は、やはり感じてくれているのですね」

 頬を紅潮させ、うるんだ瞳で彼女はジュリウスの快楽に歪む顔を見た。
 まるで、恋する乙女のようなその表情に、隠しきれぬ魔性の色香を纏わせて、笑みを更に深くする。
 そのまま、彼の頬に再び手を添えて、自分の方へ無理矢理に向かせると――その唇に自らの唇を重ねた。
 触れ合ったのは、ほんの一瞬。直ぐに唇と唇は離れてしまう。
 だが、それでは足りないとでもいうように、再びラケルはジュリウスに口づける。
 男根を擦る手を休むことはせず、何度も、何度も、まるで穢れなど知らない少女のような、清純な優しいだけのキスを続ける。
 下半身からの快楽に耐えることで精一杯の彼に、それを拒む余裕などなかった。
 十を数える程、唇同士の触れ合いを楽しんで、ようやく彼女は顔を離す。

0174変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:19:18.42ID:FdzHvdxX
「……あぁ、これが満たされるという事なのですね」

 口づけの余韻が残っているのだろう。蕩けた瞳でラケルは彼を見つめていた。
 それからくすくすと微笑みながら、自分の唇に人指し指を触れさせる。名残を惜しむ様につぅ、とまだ微かにある熱を指でなぞった。
 ジュリウスは、心なしか唖然とした様子でそれを見ていた。

 その指をぺろりと小さく舐めた後、きゅ、と男根を握っていた彼女の指に力がこもる。
 先ほどまでと違い、ごしごしと強く擦られジュリウスは悶絶した。
 一気に押し上げられる感覚。一時だけ穏やかになっていた快楽はより獰猛に彼の脳髄に牙を剥いた。
 ここまで、彼は辛抱に辛抱を重ねて耐えてきた。当然、一度も吐き出していない彼の欲望はぐつぐつと煮えたぎっている。

 びく、びくびく、と男根が先ほどよりも激しく反応している。
 どんな刺激もこれ以上は耐えられそうになかった。

「もう、限界の様ですね。ジュリウス――」
「ぁ、ける……」
「――切ないのですね。我慢するのがつらいのですね。もう大丈夫ですよ」

 また、ラケルが顔を近づけてくる。快楽に喘ぎ、俯くジュリウスの顔は、引き寄せずとも彼女のすぐ目の前だった。
 先ほどの少女のような表情から一転、淫蕩な魔女のように、絡めとる様な笑みを浮かべて、彼女は告げる。

「吐き出しなさい」

 ぎり、とカリ首を思いきり親指で引っ掻くように擦られる。
 先ほどまで以上の、まるで火が付いたような快感。
 それが火種となって、今の今まで押しとどめられてきた白濁色の快楽を無様に爆発させた。

「っ、が、ああああああああああああああっ!」

 びゅるびゅると汚らしく吐き出されるソレはラケルの細く白い指を汚して尚留まらず、びたびたと彼女の足元に落ちて溜まった。
 跳ねる白濁はラケルの靴やスカートまでを汚して、その熱を汚れた布を通して彼女の体に伝える。
 生命の元である種の熱さに体を戦慄かせながら、ラケル・クラウディウスは歓喜の表情を浮かべていた。
 そして、ソレを放ったジュリウス・ヴィスコンティは虚脱感と絶望感――そして気が狂いそうな快楽の余韻に囚われていた。

「ふふ、うふふふふっ。ジュリウス、――ああ、ジュリウス。まだ、おしおきは終わりではありませんよ」
「ぁ、に…………?」
「だって、まだ毒は抜けていないのでしょう? それならば」

 ずるり。
 精液で汚れた手で、彼女は鈴口を撫でまわした。

「もっと、もっと愛してあげなければ、勿体ないでしょう? ねえ、ジュリウス……」
「や、ぇろ……もぅ、ぁめぇぅえ……」
「可哀想ですが、止めてあげることはできないのです。
 こうして種を、精を吐き出すたびに、貴方は力を失う……。
 そしてその力を、私は手に入れるのですから……。
 だから、ジュリウス――」

 ぬりゅぬりゅと掌で亀頭を嬲りながら、彼女は耳元で囁く。
 それは、彼にとっては死刑宣告も同然の言葉だった。

「――まだまだ、もっと沢山吐き射精してもらいますからね」
「いぁだ……、もう、ぃやだ……」

0175変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:19:42.48ID:FdzHvdxX
 ラケルはしゃがんで、目の前で震える男根に口づけをした。柔らかな唇の感触に、触れる熱い吐息に、一際大きく男根は戦慄く。
 とろとろと漏れだした先走りは、絶望の涙か、はたまた期待の涎か。
 彼女は手に着いた精液を舐めとりながら、まるで聖母のように微笑んだ。
 彼は、脳髄に絡みつく諦観と快楽を振り払うように叫んだ。

「ねぇ、私の愛しいジュリウス――」
「うわああああああああああああああああああああああっ!」

0176変態紳士になろう2019/03/30(土) 03:23:52.13ID:FdzHvdxX
お目汚し失礼しました。

エロがっつりといいつつ、結局本番はいれられませんでした(>>163さんスイマセン)
ラケル博士、素晴らしいキャラクターですよね
考えながら書いている内にどんどんシチュエーションが増えてしまいました
結局、全部は無理だったので、今回投下したものは出来るだけ内容を削ったものになりました

今度の投下はしっかり宣言通りに投下したいです

0177変態紳士になろう2019/05/20(月) 22:46:12.02ID:8zyqXWy4
皆さん今晩は。ここしばらく忙しくて、まったく顔を出せませんでした
数日中には何かしら投下すると思いますのでよろしくお願いします

0178名無しさん@ピンキー2019/08/25(日) 01:16:23.05ID:DfH3aaHB
お、荒しいなくなった?
やったぜ。

0179名無しさん@ピンキー2019/09/28(土) 12:16:38.28ID:8nFGogF9
なつかしや

0180名無しさん@ピンキー2021/05/11(火) 03:47:26.98ID:nzgmXabt
保守

0181名無しさん@ピンキー2022/03/14(月) 10:29:02.49ID:B5T8Qo7A
あけおめ

0182名無しさん@ピンキー2022/09/07(水) 14:15:46.84ID:F2aW1U99
現代で言う体育館ほどの薄暗い空間に、多数の男たちが集まっていた。
年齢層はいわゆる「中年」に属するであろう者が多い。男たちの目的はただ1つ。高い金を払って育ててきた「果実」の収穫のためだ。
「お集まりいただき、ありがとうございます」
どこからともなく女性の声が聞こえる。すぐに車椅子に座った女性がステージの上に現れた。表情はヴェールに覆われ少しわかりづらいが、微笑を浮かべているようだ。
「この厳しい時代において、私が運営するような孤児院の運営には、多額の資金が必要です。衣食住に教育等・・・その他に施設や設備の管理費、職員らの人件費等々・・・。恵まれない子供たちの未来のため、身銭を切って資金提供をして下さる皆様方に、最大限の謝辞を送ります」
座ったまま一礼する女性。男たちの反応は薄い。
「今日は、皆様方の資金提供により、不自由なく育った2人の少女をご紹介致します。2人とも皆様方への感謝をぜひ伝えたいと申しておりました。」
この言葉を聞いた直後、男たちの雰囲気が一変する。先程までの冷めた空気は何処へやら、まるでアーティストの登壇を待つファンのように浮き足立ち始めたのだ。
「ご紹介します。シエル・アランソン、そして香月ナナです。」
女性の手の先の方を向くと、いつの間にか2人の少女がスポットライトに照らされつつステージに現れた。ーーーー一糸纏わぬ姿で。
恥じらいを感じる様子もなく、ごく自然に歩いてくる2人。若く瑞々しい肢体が、ライトに照らされ艶やかに輝いている。2人共女性らしい、丸く柔らかさのある体型だ。少女の細腕には不釣り合いな、ごつい腕輪が目を引くが、それを補って余りある美しさ。
乳房を揺らしながら、女性の側までやってきた。
「本日は皆様への感謝のしるしとして、この2人による皆様への慰労を行いたいと思っております。」
女性は一切動揺も困惑も見せない。そう、これは女性自身が計画したこと。当然だ。
「失礼、質問がある。」
男たちの1人が手を挙げた。神経質そうな、眼鏡をかけた男だ。
「先日の説明では『傷付けるようなことをしないのなら何をしても構わない』と言われたが・・・本当か?」
知的そうな見た目をした人物から低俗な発言が出ても、苦笑や失笑を漏らす輩はいない。ここにいる男達はみな、未成年の少女との性行を目的に訪れているのだ。
「ご心配には及びません。他者からの思いやりのある行為に感謝する・・・当然のことでしょう?」
その言葉自体には異論はないが・・・と反応しそうな男の言葉を遮るように、銀髪の少女が声を上げた。
「はい。私も同意します。皆様には多大な御恩があります。私達はそれに対して報いたいのです・・・。」
言いながら彼女ーーーーシエルはその場に股を開いてしゃがみ、自身の女性器を広げてみせた。
「ご自由にお使いください。私の性器も乳房も何もかも・・・今宵はあなた方のものです」
怜悧な風貌の少女から放たれた卑猥な発言に男達が色めき立つ。
続けて、その隣の少女ーーーーナナも元気に声を上げた。
「そうそう!今までありがとうございましたって感謝のしるしなんです!お好きにどーぞ」
彼女は尻を突き出すように男達の方に向け、同じように女性器を広げて見せた。
「お構いなく。傷付けるような行為でなければ、私も彼女たちも拒みはしません。どうぞ、心ゆくまでお楽しみください。」
言い終わると、女性はステージの端の方に、少女2人は階段を降りて男たちの方に向かって行った。
目の前に現れた瑞々しい肉体に、男達の理性は崩壊した。各々が好みの少女を貪らんと突進し、少女を床に押し倒す。

0183名無しさん@ピンキー2022/09/07(水) 14:16:52.14ID:F2aW1U99
・・・この『慰労』は過去に何度か開催され、その度に「流れ」や「ルール」が固まっていった。現在は寄付の額に応じてできることが増えていくという仕組みだ。
最初は寄付額が低い者達の時間である。道端の小銭や仕事で得た端金でも積み重ねれば少女を視姦することが出来る。こういった裏の催しは様々な制約やルールがあると思われがちだが、敢えて間口を広げることで、全体の寄付額を増やすことに成功している。
寄付額が低い者への対価は、上記の通り少女達を視姦する権利だ。意気揚々と突進したはいいが、直接触ることすら出来ず自分で慰めるしかないというのはなんとも滑稽だ。因みにポーズや服装、表情は指定することが出来る。
人数が多いため、指定できる人間は限られているが、それでも十分に情欲を掻き立てられることだろう。
今回指定権を得たのはまだ小さな少年だった。
「シエルさんっ、ひざ立ちになって、おっぱい持ち上げてこっちみてくださいっ」
興奮のあまり不必要に大きい声量で、周りの大人達は苦笑いを浮かべる。小学生くらいの子供には刺激が強すぎるので致し方ないことだが。
「分かりました」
少年の側まで膝立ちのまま近寄り、両の乳房を持ち上げて少年を見つめる。年上の綺麗なお姉さんの痴態に、少年は目をギラギラさせながら自身を慰めていた。
「あっ、うーっ!」
数分ともたず射精してしまう。少年のペニスから放たれた精液が、シエルの端正な顔と豊かな胸を汚した。
「はぁ・・・はぁ・・・ありがとうございました、またおねがいします!」
少年そのものの純粋さで感謝の言葉を述べ、少年は引き下がった。
このように汚される時もあるため、この場所にはバスルームも設けてある。今回は次の男が望んだ為、精液はそこで洗い流す。勿論その間も男たちはシエルを視姦し、そこらじゅうで射精していた。
次は小太りの男だ。
「あのっ・・・M字開脚、お願いします」
言われるがまま床に寝そべり、自らの恥部を衆目に晒す。ぷっくりとした柔らかそうな外陰がいやらしい。この男も数分ともたずに射精した。
「はあっ・・・はあっ、よかったっす・・・」
ペコペコと頭を下げながら引いて行った。

数十分経ち、次の「そこそこの寄付を行った者達」の番になった。

0184名無しさん@ピンキー2022/09/07(水) 14:17:47.52ID:F2aW1U99
とりま一旦終了
反応があると嬉しいんだが・・・皆また書こうや、もしくは読もうや

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