0001名無しさん@ピンキー2020/06/18(木) 22:25:03.70
図に乗るなよ
0002名無しさん@ピンキー2020/06/18(木) 22:27:02.40
あ
じゃ、ここでマルチポストされてた女キャラどものエロパロSSでもちまちま書いて
ニセコイ現役スレに逐一◆付きの正体がバレるリンク張りつけてやるかね……
戦いは勝利で終わった。
胸を貫く鋼(いたみ)は、断罪の赦しにもなりはしない。
己を憎む彼に、赦しが訪れる時など永遠に有り得ない。
ただ、小さな答えを得た。
答えはこの召喚(とき)だけのもの、次に呼び出された時には忘れ去っている、何の意味もないものだ。
惜しむ事はない。
それは既に築かれたモノ、これから一生をかけて少年が積み上げていくモノなのだから。
胸に去来するものはただ一つ。
後悔はある。
やり直しなど何度望んだが分からない。
この結末を、未来永劫、〇〇〇は呪い続けるだろう。
だがそれでも――
それでも――俺は、間違えてなどいなかった――
語るべき事などない。
少年は残り、彼は去る。
記憶に留まる物は、交わされた剣戟だけ。
道は遥かに。
遠い残響を頼りに、少年は荒野を目指す。
「おーい、慎二ーなにやってんだー?誰か待ってるのかー?」
「…うるさいなあ、ほっといてくれ。どーせね僕は嫌われ者なんだ。
どこ行っても出番はないし、あったところで色物だし、気分転換に夜釣りにくればヘンなのに絡まれるし!」
「どうよ衛宮、桜の出番の多さに対して僕三回だぜ?すげー、片手でも指が余るって
正直調整おかしくない?つーかぁ、兄より優れた妹など存在しねー」
ダンボールがあったら頭から被りかねない勢いだ。その後ろ向きな勢いに不覚にも
涙が止まりません。
「な。バカ言うな、負けるな慎二、立ち上がれ慎二!そーゆー不遇な扱いにまったく気づかない、まわりの
空気をこれっぽっちも読もうとしないのがおまえの強さだった筈だ…!」
などと、勢いでエールを送ったりする。
「…やだね。疲れたね、もともと僕ぁ陰湿な性格なんだね。正しい間桐の血を引いてるんだね。
爺さんも親父(オヤジ)も、父親の弟も、こーゆー風にはじっこで悩んでるのがお似合いなのね」