2000年1月
何も無くて拍子抜け。クライアントに新年の挨拶をして、ビールで
乾杯して帰っただけだった。帰りの電車も世間も何時もと何も変らず。

嫁はたまに後輩を買い物等に付き合わせている。態度も変らず精神的な
安定は構う相手がいるからなのか。幾夜も一緒にいても姉弟の様に
何も無かったのかもしれない。

「一度も満足したことが無い」の言葉が澱の様に心の奥底に留まっていて、
後輩から女の喜びを与えて貰えたら良いのにと思っている。