そんな中、入口の方から明かりが見え、新しい方が近づいてくるのが分かりました。
入ってくる方が男性だったらどうしようとか、嫁を気遣って出るべきだろうかとか、
そんなことを考えているうちに、その方達が男性3人組と分かった時点では既に遅く、
脱衣場が占拠されているので出るに出られなくなりました。

脱衣場の方からは小声で「女だ、女だ」と聞こえ、嫁も固まっているようでした。
やっかいなのは、その男性達は懐中電灯を上向きに床へ立て、辺りが少し明るくなったことでした。