「柔らかい」
他人の足なんて触ることもなかったから、その感触がとても新鮮で優しく卑猥に感じた
この頃には、最初の緊張が和らいで興奮に没入し始め、同時に初めての性体験で勃起が痛いほどに治まらなくなっていた
無意識に下半身をすぼめていると姉が
「自分でしないの?」
「え?」
「いいよ、そこでしても」
「何を?」
「自分でしたことないの?」
当時、まだオナニーを知らないから姉の言ってる意味がわからなかった
「本当に知らないんだ・・・うーん・・・」
姉は少し考えこんだあと
「ねえ、ズボン脱いでよ、片足は舐めたままね」
姉は片足を抜くと、その足でパンツの上から電気あんまを始めた
驚いた
勃起が痛くて触らないようにしていた場所をわざわざ踏みつけられて、それがえもいわれぬほど気持ち良いのだから
「うーん、こうすればいくのかなあ?ねえ、気持ち良い?」
ぐいぐい股間を踏みつけられる気持ち良さと、足を舐めている興奮とが相まって、下半身が熱いような痺れるような感覚が湧いてきた

初めての精通だった