<わいせつ容疑>元施設管理者逮捕 障害者熱中症死の発生時
10/23(月) 11:36配信 毎日新聞

埼玉県上尾市の障害者施設で7月、送迎用の車内に放置された男性利用者が熱中症とみられる症状で死亡した事故をめぐり、
県警捜査1課などは23日、事故当日に施設内で女性職員の体を触ったなどとして、当時の施設管理者で施設を運営する

NPO法人「コスモス・アース」理事長、大塚健司容疑者(75)=さいたま市北区日進町=

を強制わいせつ容疑で逮捕、送検したと発表した。
逮捕容疑は7月13日午後1時半〜同55分ごろ、障害者施設内で、女性職員の体を触るなどしたとしている。
大塚容疑者は「体を触ったことは間違いない」と認めているという。

県警によると、死亡事故の捜査で職員から事情聴取をしていたところ、被害者から「理事長に抱きつかれ、体を触られた」と相談があったという。
大塚容疑者は被害者に「施設の確認に行く」と声をかけて連れ出し、2人きりになっていた。

同施設では、当時19歳の男性利用者が7月13日午前から送迎車の中に閉じ込められ、
6時間半後の午後3時25分ごろに車内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
昼食時に男性の不在に気づいた職員もいたが、確認を怠っていたという。県警は業務上過失致死容疑で捜査している。【三股智子】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000072-mai-soci