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初霜「うぅっ…あぁ…提督…気持ちいいです。」 [転載禁止]©bbspink.com
0001名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 14:57:53.76ID:1pJKiy7a
 特に誰かに目撃されるという事も無く私達は無事提督の自室に着いた。
「汚い部屋だが勘弁してくれ。とりあえずベッドにでも腰掛けてて。」
 汚い部屋と形容したがそこまでの汚部屋という訳でもなくそれなりに整理はされている。提督は奥で軍服を脱いでいる。これからする事を考えると少し不安だが後はなるに任せるしかあるまい。

「…初霜。もうそちらは大丈夫かな?」
「準備」を終え私の隣に座った提督はそう尋ねてくる。
「…はい、準備万端ですよ。」
 その言葉を合図に提督は私を自室のベッドに押し倒した。鍵はかけてあるし、提督の自室なら執務室の様に急に誰かが入って来るという事も無いだろう。

 怖い

 だが、同時に提督と一つになりたいという願望が心に浮かぶ
0002名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 14:58:55.86ID:1pJKiy7a
結局私はその願望に忠実になる事にした。

提督の唇と私の唇が重なり合う。彼はフレンチキスで済ますつもりだったのだろうがそうはさせない。
私は腕を回して提督の体を半ば強引に抱き寄せる。彼は一見優男な印象をうけるが腐っても軍人である。
体はがっしりとしている。私の様な小娘一人抱きついたくらいでバランスを崩す事は無かったが、彼は私の行動に驚いたのだろう。
一瞬ひるんだ彼の口内に私はやや強引に舌をねじ込み蹂躙を開始する。
ここまで戦況は提督の有利だったがここらで多少反撃してもいいだろう。
0003名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 14:59:38.26ID:1pJKiy7a
一瞬ひるんだ提督もすぐに我に帰り迎撃を開始する。
舌を激しく絡ませながら提督は器用に私の服のボタンを外し、ブラをずらして小ぶりな乳房をあらわにする。
そのまま提督は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首の愛撫を始めた。
先程まで海上で訓練していたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。
それに火薬の匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。
少なくとも重油と火薬と潮の混ざり合った香りが世間一般で言う少女の香りと間逆の物である事は確かだろう。
でも存外提督は特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれているのかもしれない。
そんなくだらない事を考えているうちにも提督の愛撫は激しくなってくる。
「んっ、うん、あっ…」
自分でするのとは全く違う感覚に私の嬌声は自然大きくなる。
提督は攻め手を休めず残った右手の指を私の秘部に進出させる。ショーツの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。
他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大きくなる。
0004名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 15:00:14.39ID:1pJKiy7a
「初霜、弄るぞ。」
「はい…提督…初めてなので優しく…」
「了解。」
提督はそう言われた通りゆっくりと私の秘部を触る。割れ目に沿って指を転がし、弄り、確実に私に快楽を与えてくる。
秘部からは早くも愛液が染み出し卑猥にクチュクチュと音を立てていた。
「うっ、ああっ、提督…」
「濡れてきてるな。中に挿れても大丈夫かな…?」
そう言って提督は中指を立てて秘部への挿入を始める。
「待って、心の準備が…」
私も年頃の少女なので何度か自分でした事はあるが、怖くて膣内にまで指を挿れた事は無かった。
0005名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 15:00:56.89ID:1pJKiy7a
一瞬ひるんだ提督もすぐに我に帰り迎撃を開始する。
舌を激しく絡ませながら提督は器用に私の服のボタンを外し、ブラをずらして小ぶりな乳房をあらわにする。
そのまま提督は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首の愛撫を始めた。
先程まで海上で訓練していたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。
それに火薬の匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。
少なくとも重油と火薬と潮の混ざり合った香りが世間一般で言う少女の香りと間逆の物である事は確かだろう。
でも存外提督は特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれているのかもしれない。
そんなくだらない事を考えているうちにも提督の愛撫は激しくなってくる。
「んっ、うん、あっ…」
自分でするのとは全く違う感覚に私の嬌声は自然大きくなる。
提督は攻め手を休めず残った右手の指を私の秘部に進出させる。ショーツの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。
他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大きくなる。
0006名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 15:01:33.72ID:1pJKiy7a
「…肩の力を抜いて、怖かったら目をつぶっておくと良い。」
「はっ、はい…っ、あぁっ、うぅん…」
提督の指が私の膣内に侵入して来た。初めての異物感に戸惑うが、やがてそれは快楽と興奮へと変化していく。
「ああっ…はぁ…提督、気持ち良いです。」
「それは良かった。痛かったらどうしようかと思ったよ。」


しばらく提督の愛撫を受けて快楽と興奮を高ぶらせていた私だが、そろそろ体が火照ってきてしまった。
それに提督の単装砲も興奮して巨大化しており発砲許可を今か今かと待っている様にも見える。
「…提督そろそろお願いします。」
「ああ。その前に初霜も服脱ごうか。多分汚れるだろうし。」
提督に言われて私も服を脱ぐ。
0007名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 15:02:13.43ID:1pJKiy7a
「あ、あの、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいです。」
「ああ、すまん。初霜が綺麗でつい、な。」
そう言って提督は目を逸らす。今更裸を見られて恥ずかしいも何も無いが服を脱いでる所をねっとり視姦されるのはあまり気分の良い物ではない。

服を脱ぎ終え戦闘を再開する。戦況はこちらの不利だが、まぁこちらは「初陣」だし仕方が無い。
「初霜…もう我慢出来そうに無い。中に入れるぞ。」
「はい。」
そう言って提督は私を押し倒した格好のままで秘部に巨大化した「単装砲」を押し当ててきた。
お互いから分泌された粘液同士が絡み合ってヌチャヌチャと音を立てる。これが私の中に入る事を考えるとなんとも複雑な気分になった。
しばらく粘液同士を絡ませていた提督だったが意を決したのか、ついに肉棒を膣内に挿入してきた。
そして提督は挿入させた勢いのまま私の処女膜を貫く。
0008名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 15:03:14.08ID:1pJKiy7a
「ぐっ…くぅっ…痛っ…」
「…すまん、もっと優しくするべきだった。」
「…大丈夫、こんなの戦場での負傷に比べたら…っうん…」
私の秘部からは先程から赤い血が愛液と交じり合って垂れている。初めての時は気持ちよくなれないとは聞いて覚悟はしていたが、
なかなかきつい物がある。だからといって提督に余計な気遣いをして欲しくは無い。
「あっ…くっ…提督…私は大丈夫だから…提督の好きに動いて。」
「だが…」
「いいから…すぐに慣れると思います…だから…」
「…初霜。」
そう言うと提督は私を強く抱きしめてキスをしてくれた。
0010名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 19:27:37.62ID:1pJKiy7a
「無理をするなって言ったろう?」
「…提督、心配しないでください。私はこうして提督と一緒になれて嬉しいんです。だからこれくらい大丈夫です。続けてください…お願いします…」
「…分かった。俺も出来るだけ痛くないようにする。」
「お願いします。」
 そう言って提督は行為を再開した。肉体同士がぶつかる音が室内に響く

 初めは痛いだけだったがやがて慣れてきたのかその痛みも多少和らいできた。その代わりに提督のモノが私の中を動くたびに膣内で痛みより快楽が占める比率が大きくなってくる。

「うぅっ…あぁ…提督…気持ちいいです。」
「俺もだ…」
「良かった…提督も私で気持ちよくなってるんですね…っうん!」
「…正直言うと、もうこっちも余裕が無くなってきた。」
 ピストン運動を続けながら提督が呟く。正直こちらも限界が近づいている。
「私も…イキそう…提督、今日私安全日なんです。だから…中にっ!」
「初霜っ…もう限界だ…」
「はい。提督、いつでも…どうぞ。」
「うっ…くうっ…」
 提督はそのまま私の中に精液を発射した。熱いドロリとした精液が私の子宮に注がれていくのが分かる
0011名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 19:29:29.09ID:1pJKiy7a
「イクっ…イっちゃう…」
 殆ど同じタイミングで私も達してしまった。はぁはぁという二人の荒い呼吸が室内に響いた。

「…もし直撃したら責任は取らせてもらう。」
 抱き合いながら提督が呟く。
「…はい…その心構え、立派だと思います。」
「男としてそれくらいは…な。」 
 上官が部下を孕ませたとあれば色々と問題になるだろうがその時はその時と開き直る事にした。
0012名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 19:31:53.36ID:1pJKiy7a
「初霜に渡したい物がある。」
 事後、しばらくベッドの中で私は提督と抱き合っていたが、提督はそう言ってベットを離れ机の中から一つの小さな箱を取り出し私に手渡してきた。
「なんですかこれ?」
「開けてくれれば分かる。」
 恐る恐る箱を開けると中には指輪が入っていた。埋め込んである宝石はトパーズだろうか?
「ええっと、これは…いくら何でも気が早すぎませんか…?」
「…そう言われても仕方が無いだろうな。だがそれは結婚指輪じゃないんだ。」
「と、言いますと?」
 提督が語ってくれた話をまとめるとこういう事だった。
 何でも少し前に軍で、ある程度錬度が高い艦娘を対象にした強化計画が発動されたらしい。艦娘の能力にはある程度リミッターが掛けられているが
それを一定値解除してより艦娘を強化する事がその計画だ。だが安全の為に掛けられたリミッターを外したのでは艦娘にも負担が掛かるし、なにより本末転倒である。
そこで艦娘に無理の無い範囲で安全にリミッターを解除するのがこの指輪の効果らしい。提督が艦娘に指輪を渡す様を結婚に例えて「ケッコンカッコカリ」などと呼ばれているそうだ。

「そういう事だからこの機会にと俺は君への告白に至ったわけだ。」
「何故今に告白なのかと思ったらそういう事があったんですか…」
「君への思いは本気だぞ。」
「それくらい提督を見てれば分かりますよ。馬鹿にしないで下さい、私はこう見えても提督より年上なんですよ。」
 私の生まれは1933年。今年で81歳である。艦娘の歳の数え方がそれで良いのかどうかは知らないが。
「それはそうと是非とも指輪を受け取ってくれないか?」
「もちろんです、ありがとうございます。ところでこの宝石も元々ついていたものですか?」
 受け取った指輪を色々な角度から見ながら私は尋ねる。
「いや、それは俺の注文だ。金に関しては心配するな。それくらいの蓄えはあるし軍隊生活じゃ特に使う機会も無いしな。」
0013名無しさん@ピンキー2015/09/02(水) 19:32:59.04ID:1pJKiy7a
「でも加工しても指輪の効果って大丈夫なんですか?」
「その指輪を作った技術部の連中に頼んでしてもらった物だから安心してくれ…艦娘の誕生日って起工日と進水日と就役日のどれにあたるか分からなかったから初霜の進水日の11月の誕生石であるトパーズを選ばせてもらった。問題無かったかな?」
 私の進水日は11月4日である。正直人間で言う誕生日がその三つの日のどれにあたるかは私も分からない。
「…それに関しては問題ありません。それにしてもトパーズですか…」
 トパーズの石言葉は誠実、友情、そして「潔白」。汚された私の名誉の事を思うと偶然と言えばそれまでだろうが悪くない意味を持つ石だ。
「トパーズは嫌いだったか?」
「…いえ、大好きです。」
「それは良かった。早速つけてみてくれないか?」

 言われた通り指輪を左手の薬指につける。大きさはぴったりである。そして同時に力が湧いてくるような気がした。
「どうですか?」
「うん、似合ってる。初霜は可愛いな。」
 面と向かってそんな事を言われると照れてしまう。
 私はお返しとばかりに提督に口付けした。


(終わり)
0014名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 03:54:54.84ID:S76D+0FM
感動した
0015名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 05:30:13.13ID:Zi5AtALj
泣いた
0016名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:01:47.79ID:???
 特に誰かに目撃されるという事も無くワシらは無事部長の自室に着いた。
「汚い部屋だが勘弁してくれ。とりあえず布団の上にでも座っていてくれ。」
 汚い部屋と形容したがそこまでの汚部屋という訳でもなくそれなりに整理はされている。部長は奥で制服を脱いでいる。これからする事を考えると少し不安だが後はなるに任せるしかあるまい。

「…両津。もうそちらは大丈夫かな?」
「準備」を終えワシの隣に座った部長はそう尋ねてくる。
「…はい、準備万端ですよ。」
 その言葉を合図に部長はワシを自室の布団に押し倒した。鍵はかけてあるし、部長の自室なら派出所の様に急に近所のガキが入って来るという事も無いだろう。

 怖い

 だが、同時に部長と一つになりたいという願望が心に浮かぶ

 結局ワシはその願望に忠実になる事にした。

 部長の唇とワシの唇が重なり合う。部長はフレンチキスで済ますつもりだったのだろうがそうはさせない。
 ワシは腕を回して部長の体を半ば強引に抱き寄せる。部長は一見優男な印象をうけるが腐っても巡査部長で
ある。体はがっしりとしている。ワシの様な巡査長一人抱きついたくらいでバランスを崩す事は無かったが、
部長はワシの行動に驚いたのだろう。一瞬ひるんだ部長の口内にワシはやや強引に舌をねじ込み蹂躙を開始する。
ここまで戦況は部長の有利だったがここらで多少反撃してもいいだろう。
0017名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:03:00.32ID:???
一瞬ひるんだ部長もすぐに我に帰り迎撃を開始する。
 舌を激しく絡ませながら部長は器用にワシの制服のボタンを外し、シャツをずらして分厚い胸板をあらわにする。そのまま部長は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首の愛撫を始めた。
 先程まで派出所でプラモを作っていたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。それに塗料の匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。
 少なくとも塗料と接着剤の混ざり合った香りが世間一般で言う警察官の香りと間逆の物である事は確かだろう。でも存外部長は特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれている
のかもしれない。

そんなくだらない事を考えているうちにも部長の愛撫は激しくなってくる。
「んっ、うん、あっ…」
 自分でするのとは全く違う感覚にワシの嬌声は自然大きくなる。
 部長は攻め手を休めず残った右手の指をワシの菊門に進出させる。トランクスの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大きくなる。

「両津、弄るぞ。」
「はい…部長…初めてなので優しく…」
「了解。」

部長はそう言われた通りゆっくりとワシの菊門を触る。尻の割れ目に沿って指を転がし、弄り、確実にワシに快楽を与えてくる。菊門からは早くも愛液が染み出し卑猥にクチュクチュと音を立てていた。
「うっ、ああっ、部長…」
「濡れてきてるな。中に挿れても大丈夫かな…?」
 そう言って部長は中指を立てて菊門への挿入を始める。
「待ってください、心の準備が…」
 ワシもいい大人なので何度か自分でした事はあるが、怖くて直腸にまで指を挿れた事は無かった。

「…肩の力を抜いて、怖かったら目をつぶっておくと良い。」
「はっ、はい…っ、あぁっ、うぅん…」
 部長の指がワシの菊門に侵入して来た。初めての異物感に戸惑うが、やがてそれは快楽と興奮へと変化していく。
「ああっ…はぁ…部長、気持ち良いです。」
「それは良かった。痛かったらどうしようかと思ったよ。」
0018名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:03:51.78ID:???
しばらく部長の愛撫を受けて快楽と興奮を高ぶらせていたワシだったが、そろそろ体が火照ってきてしまった。それに部長の警棒も興奮して巨大化しており犯人逮捕の時を今か今かと待っている様にも見える。
「…部長そろそろお願いします。」
「ああ。その前に両津も服を脱ごうか。多分汚れるだろうし。」
 部長に言われてワシも服を脱ぐ。

「あ、あの、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいです。」
「ああ、すまん。両津が綺麗でつい、な。」
 そう言って部長は目を逸らす。今更裸を見られて恥ずかしいも何も無いが服を脱いでる所をねっとり視姦されるのはあまり気分の良い物ではない。

 服を脱ぎ終え戦闘を再開する。戦況はこちらの不利だが、まぁこちらは「初陣」だし仕方が無い。
「両津…もう我慢出来そうに無い。中に入れるぞ。」
「はい。」

そう言って部長はワシを押し倒した格好のままで秘部に巨大化した警棒を押し当ててきた。お互いから分泌された粘液同士が絡み合ってヌチャヌチャと音を立てる。
これがワシの中に入る事を考えるとなんとも複雑な気分になった。
 しばらく粘液同士を絡ませていた部長だったが意を決したのか、ついに肉棒を肛内に挿入してきた。そして部長は挿入させた勢いのままワシの直腸を貫く。
「ぐっ…くぅっ…痛っ…」
「…すまん、もっと優しくするべきだった。」
「…大丈夫です部長、こんなの派出所爆発オチの衝撃に比べたら…っうん…」
 ワシの菊門からは先程から赤い血が愛液と交じり合って垂れている。初めての時は気持ちよくなれないとは聞いて覚悟はしていたが、なかなかきつい物がある。
だからといって部長に余計な気遣いをして欲しくは無い。

「あっ…くっ…部長…ワシは大丈夫ですから…部長の好きに動いてください。」
「だが…」
「いいから…すぐに慣れると思います…だから…」
「…部長。」
 そう言うと部長はワシを強く抱きしめてキスをしてくれた。
「無理をするなって言ったろう?」
「…部長、心配しないでください。ワシはこうして部長と一緒になれて嬉しいんです。だからこれくらい大丈夫です。続けてください…お願いします…」
「…分かった。わしも出来るだけ痛くないようにする。」
「お願いします。」
 そう言って部長は行為を再開した。肉体同士がぶつかる音が室内に響く
0019名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:04:23.33ID:???
初めは痛いだけだったがやがて慣れてきたのかその痛みも多少和らいできた。その代わりに部長のモノがワシの中を動くたびに肛内で痛みより快楽が占める比率が大きくなってくる。

「うぅっ…あぁ…部長…気持ちいいです。」
「わしもだ…」
「良かった…部長もワシで気持ちよくなってるんですね…っうん!」
「…正直言うと、もうこっちも余裕が無くなってきた。」
 ピストン運動を続けながら部長が呟く。正直こちらも限界が近づいている。
「ワシも…イキそう…部長、今回のこち亀はお色気回なんです。だから…中にっ!」
「両津っ…もう限界だ…」
「はい。部長、いつでも…どうぞ。」
「うっ…くうっ…」
 部長はそのままワシの中に精液を発射した。熱いドロリとした精液がワシの直腸に注がれていくのが分かる。

「イクっ…イっちゃう…」
 殆ど同じタイミングでワシも達してしまった。はぁはぁという二人の荒い呼吸が室内に響いた。

「…もし直撃したら責任は取らせてもらう。」
 抱き合いながら部長が呟く。
「…はい…その心構え、立派だと思います。」
「上司としてそれくらいは…な。」 
 巡査部長が巡査長を孕ませたとあれば色々と問題になるだろうがその時はその時と開き直る事にした。
0020名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:05:02.60ID:???
「両津に渡したい物がある。」
 事後、しばらく布団の中でワシは部長から孫の大介の誕生日プレゼントの件で相談を受けていたが、部長は突然そう言ってベットを離れ机の中から一つの小さな箱を取り出しワシに手渡してきた。
「なんですかこれ?」
「開けてくれれば分かる。」
 恐る恐る箱を開けると中には指輪が入っていた。埋め込んである宝石はアクアマリンだろうか?
「ええっと、これは…いくら何でも気が早すぎませんか…?」
「…そう言われても仕方が無いだろうな。だがそれは結婚指輪じゃないんだ。」
「と、言いますと?」
 部長が語ってくれた話をまとめるとこういう事だった。
 何でも少し前に警視庁で、ある程度身体能力が高い警官を対象にした強化計画が発動されたらしい。警官の能力にはある程度リミッターが掛けられているが
それを一定値解除してより警官を強化する事がその計画だ。だが安全の為に掛けられたリミッターを外したのでは警官にも負担が掛かるし、なにより本末転倒である。
そこで警官に無理の無い範囲で安全にリミッターを解除するのがこの指輪の効果らしい。巡査部長が巡査長に指輪を渡す様を結婚に例えて「ケッコンカッコカリ」などと呼ばれているそうだ。

「そういう事だからこの機会にとわしはお前への告白に至ったわけだ。」
「何故今に告白なのかと思ったらそういう事があったんですか…」
「お前への思いは本気だぞ。」
「それくらい部長を見てれば分かりますよ。ガキのまんまだと思って笑わないで下さい、ワシはこう見えてももう立派な巡査長なんですよ。」
 ワシの生まれは1943年。だが今年も35歳である。長期連載漫画の主人公の歳の数え方がそれで良いのかどうかは知らないが。
「それはそうと是非とも指輪を受け取ってくれないか?」
「もちろんです、ありがとうございます。ところでこの宝石も元々ついていたものですか?」
 受け取った指輪を色々な角度から見ながら僕は尋ねる。
「いや、それはわしの注文だ。金に関しては心配するな。それくらいの蓄えはあるし田舎暮らしでは特に使う機会も無いしな。」
0021名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 16:05:42.85ID:???
「でも加工しても指輪の効果って大丈夫なんですか?」
「その指輪を作った中川コンツェルンの連中に頼んでしてもらった物だから安心してくれ…漫画の主人公の誕生日って設定上の誕生日と連載開始の日と作者の誕生日のどれにあたるか分からなかったから
 両津の生まれた日の3月の誕生石であるアクアマリンを選ばせてもらった。問題無かったかな?」
 ワシの生まれた日は3月3日である。正直人間で言う誕生日がその三つの日のどれにあたるかはワシも分からない。
「…それに関しては問題ありません。それにしてもアクアマリンですか…」
 アクアマリンの石言葉は聡明、沈着、そして「勇敢」。ワシには関係のない言葉ばかりを持つ石だ。
「アクアマリンは嫌いだったか?」
「…いえ、高価な物は何でも好きです。」
「それは良かった。早速つけてみてくれないか?」

 言われた通り指輪を左手の薬指につける。大きさはぴったりである。そして同時に力が湧いてくるような気がした。
「どうですか?」
「うむ、似合ってる。両津は可愛いな。」
 面と向かってそんな事を言われると照れてしまう。
 ワシはお返しとばかりに部長に口付けした。


(終わり)
0022名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 17:54:36.20ID:huHjiFkc
毎秒たてろ
0023名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 20:11:36.04ID:TdoeZ238
sm25776163
どうぞ
0024名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 21:40:07.79ID:IFetGOwY
毎秒たてろ
0029名無しさん@ピンキー2015/09/04(金) 01:16:52.35ID:+7ju8TeD
毎秒立てろ
0031名無しさん@ピンキー2015/09/04(金) 11:00:40.42ID:+tJUYd4I
毎秒立てろ
0038名無しさん@ピンキー2015/09/05(土) 01:44:30.69ID:???
強制フシアナかと思ったけど違うやんけ
どうして(フシアナをしたん)ですか?
0040名無しさん@ピンキー2015/09/08(火) 14:44:39.65ID:+WIm8Zfg
毎秒立てろ
0043名無しさん@ピンキー2015/09/14(月) 19:36:57.24ID:nVUPKNC0
毎秒立てろ
0046名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 06:28:42.06ID:YDrC8os2
毎秒立てろ
0047名無しさん@ピンキー2015/11/23(月) 04:36:41.11ID:???
                   対象             防御 魔耐  団長DPS リオンDPS
リオン2.02倍 (リオン2.12) ドラゴンゾンビ         250  40  1841(2258)  3732(4809)
リオン1.89倍 (リオン2.02) 黒鬼               300   0   1793(2210)  3393(4470)
リオン1.89倍 (リオン2.02) キマイラ・マンティコア     300  50  1793(2210)  3393(4470)
リオン1.89倍 (リオン2.02) 風神・雷神           300  30  1793(2210)  3393(4470)
リオン1.53倍 (リオン1.74) ぬらりひょん           420  50  1677(2094)  2580(3658)
リオン1.48倍 (リオン1.67) ミスリルゴーレム(完成)   3500  60   208(249)    308(416)
リオン1.44倍 (リオン1.67) 大槌               450  10  1648(2065)  2377(3454)
リオン1.75倍 (リオン1.91) エルダードラゴニュート(黒)  350  60  1744(2161)  3055(4132)
リオン1.27倍 (リオン1.54) パンプキンナイト        500  10  1599(2016)  2039(3116)
リオン1.27倍 (リオン1.54) 泥田坊.             500  10  1599(2016)  2039(3116)
リオン1.20倍 (リオン1.49) 魔王の影(未知)         520  44  1580(1997)  1903(2980)
 団長2.34倍 ( 団長 2.61) 牛鬼              1000  10  1115(1532)    476(585)
 団長2.41倍 ( 団長 1.59) 飛行デーモン(黒)       800  80  1309(1726)   541(1083)
 団長2.41倍 ( 団長 1.59) ハエ               800  50  1309(1726)   541(1083)
 団長2.34倍 ( 団長 2.61) アモン(再臨)         1000  80  1115(1532)    476(585)
 団長2.34倍 ( 団長 2.61) パンプキンキング      1000  40  1115(1532)    476(585)
 団長2.05倍 ( 団長 1.03) ハイオーク(HP半減)     700   0   1406(1823)   684(1761)
 団長2.05倍 ( 団長 1.03) 落ち武者兜有り(HP半減).  700  30  1406(1823)    684(1761)
 団長1.42倍 ( 団長 1.90) メイドゴーレム        1500  50   631(1049)     444(552)
 団長1.42倍 (リオン1.08) 死者の王            650   0   1454(1871)  1022(2032)
 団長1.10倍 (リオン1.27) ドラコリッチ.           600  50  1502(1919)  1361(2438)
0050名無しさん@ピンキー2016/01/11(月) 23:25:50.03ID:???
埼玉県狭山市のマンションで3歳の女の子が死亡しているのが見つかり、警察は、女の子がやけどをしていたにもかかわらず放置したとして、
22歳の母親と同居していた男を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、母親で無職の藤本彩香容疑者(22)と、内縁の夫の大河原優樹容疑者(24)の2人です。
警察によりますと、2人は狭山市新狭山のマンションで、藤本容疑者の次女で3歳の羽月ちゃんがやけどをしていたにもかかわらず、
病院に連れて行かず放置したとして、保護責任者遺棄の疑いがもたれています。
9日に大河原容疑者から「娘と一緒に寝ていたが、起きたら冷たくなっていた」などと通報があり、警察や消防が自宅を訪れたところ、
羽月ちゃんが顔にやけどをした状態で死亡していたということです。
調べに対し、2人は「病院に連れて行かず何もしなかった」などと供述し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、去年の夏、近くの住民から、「子どもが玄関前に出されている」とか「泣き声がする」などという通報が警察に2回あったということですが、
確認したところ、子どもに目立った外傷は無く、虐待を疑わせるものはないと判断し、児童相談所には知らせなかったということです。
警察は、羽月ちゃんがなぜやけどを負ったのかや死亡したいきさつを詳しく調べています。
0051名無しさん@ピンキー2016/01/25(月) 22:07:49.17ID:???
@ 朝鮮人は対等の関係を結ぶという概念がないので、常に我々の方が上だという立場を認識させるよう心掛ける事。

A 朝鮮人には絶対に謝罪してはならない。勝利と誤認し、後日に至るまで金品を強要してきます。未来永劫ユスリタカリをされる原因を作ります。

B 朝鮮人は恩義に感じるということがないため、恩は掛け捨てと思い、情を移さぬ事。

C 朝鮮人には裕福温厚な態度を示してはならない。強盗詐欺を企てる習癖がある。

D 朝鮮人は所有の概念について著しく無知であり理解せず、金品等他者の私物を無断借用し返却せざること多し。日本人を相手とする窃盗を英雄的行為と考える向きあり!重々注意せよ!

E 朝鮮人は平気で嘘を付く習癖があるので絶対に信用しない事!公に証言させる場合は必ず証拠を提示させる事!

F 朝鮮人と商取引を行う際には正当なる取引はまず成立しない事を覚悟すべし。

G 朝鮮人は盗癖があるので金品貴重品は絶対管理させてはならない。

H 朝鮮人には日常的に叱責し決して賞賛せぬ事。

I 朝鮮人を叱責する際は証拠を提示し、怒声大音声をもって渇破せよ。

J 朝鮮人は正当なる措置であっても利害を損ねた場合、恨みに思い、後日徒党を組み復讐争議する習癖があるので最寄の警察との関係があることを示し威嚇する事。

K 朝鮮人と会見する場合、相手より大人数で対応する事。

L 朝鮮人との争議に際しては弁護士等権威ある称号を詐称せる者を同道させる場合がある。権威称号を称する同道者については関係各所への身元照会を徹底する事。

M 朝鮮人が不当争議に屈せぬ場合、しばしば類縁にまで暴行を働くので関係する親類知人に至るまで注意を徹底する事。特に婦女子の身辺貞操には注意する事。

N 朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言には決して怯まぬ事。証拠を挙げて論破し沈黙させる事。

O 朝鮮人との係争中は戸締りを厳重にすべし。仲間を語らい暴行殺害を企てている場合が大半であるので、呼出しには決して応じてはならない。
0052名無しさん@ピンキー2016/01/26(火) 19:56:47.70ID:???
YAP遺伝子日本人男性だけが受け継ぐ遺伝子
男性を形成する染色体を「Y染色体」とい う。
このYAP遺伝子は日本人の他にチベット人やユダヤ人の一部にしか持ってない。
ロズウェル事件の宇宙人からも日本人にし か持ってないYAP遺伝子が見つかった。
Y染色体は、父から息子へにだけ伝えられる。
もとのYは、男が生まれればY染色体に内包 される情報が遺伝する。
もし、家系の途中で一回でも女しか生まれないとすると、もとの男のY染色体の遺伝情報は消えてしまう。
つまり、Y染色体の遺伝 情報は大変脆弱である。 日本人男性に受け継がれる特異的なY染色体 「YAP」がある。
:染色体に記録されている6000万の塩基配列のうち、300ほどの塩基に、このYAPという 因子がある。
民族的な親戚関係にある、韓国朝鮮人や、中国人(漢人)にはこれらは 存在しない。
そして、この因子は大変古いらしく、最初の人間とされるアフリカ人の遺伝子に近くなるほど古く永く続いているものらしい。
これが裏付けるのは、日本人の大元が、現在の韓国朝鮮人や中国人ではない、ということである。
日本に大陸から移住してきて 混血してもなおかつ、もともとの日本人の 因子を受け継いできたのである。
縄文人がどうやらその祖であるようで、縄文人がもつ特性とは、「闘争心の無さ」である。
縄文時代が長い間続いたのはなぜな のか?縄文遺跡には争いの形跡がない。
人間が得た糧を皆に平等に分け合い、十分に 幸福に暮らしていれば、争う必要はないのである。
争いが始まったのは、大陸から渡来した弥生人が、縄文人の土地に入り込み、農耕を 始め、農作物の貯蓄により権威者を作ったことで、縄文時代が終わった。
日本人のおとなしさの系譜は、縄文人の血によるもの なのだ。
YAP遺伝子は、大陸には存在しない。大陸 では「闘争心の無さ」が仇になったため、 絶滅してしまった。
日本という土地での み、その遺伝子を現在も残すことができた のである。
現代的な感覚で言えば、「闘争心の無さ」 というのはマイナスイメージかもしれない。
しかし、闘争心の果てにあるものは破 滅である。闘争心やエゴの結果として、地 球が窮地にあるのが、今現在の世界ではないだろうか。
果たして世界はこのまま闘争心を是とする世界で成り立ちうるのか?もし世界が、闘争に疲れ果てる時が来たら、縄文人のような心のあり方が世界を救うのかもしれない。
0055名無しさん@ピンキー2016/04/19(火) 14:57:41.06ID:8/FU4RKu
芥川賞作家やぞ
0056名無しさん@ピンキー2016/05/26(木) 20:50:46.09ID:+4Q/e1bq
たまげたなあ
0057名無しさん@ピンキー2016/05/26(木) 23:38:13.89ID:???
       ,,--'''""`ヽ'   -/"~   ̄`ヽ、
     /       ヾ''"         ~`ヽ
    /       _,,,...  ヽ;:  /""ヽ    ヽ
   /         ;'"  "\ l /;:;;:::-'''ヽ,   i
  /         /,,--:-'''''"~:::::::::::::::::::::::::::ヽ,   .|
 /        /;:;;:::'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  ヽ
 |         |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  | 
/        ;/   :::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::;/ ヽ  i, 
/        ;:;:ヽ   ::::::::\::::::::::::::::::::::::/   ヽ  i, 
i          / )(   ::::\;;::::::::::::;/ ,,-'''ヽヽ ヽ  
|          |  ⌒ ,;''"'''-;,_ \l,::,l/ !" ●) |  | ワシのサイトになに糞スレ立てとんじゃワレ!
|          |.   ( ●   >>><< `"''''''  |  | 
|         ;:|     "''''''''""^     \   |  |
|         ヽ.        ゝ( ,-、 ,:‐、)  |  |
 |       /ヾ..       /   ,--'""ヽ  |  |             ___,,,:--'''''"
 |          |       .//二二ノ""^ソ   |  |    _,,,..::---'''""""~~
..  |        `、ヽ     ヘ`\┼┼┼ ,!ヽ --==ニニ二,
   |         ヽ\     \"ヽ-;:,,,,,,ノ /  / |     "`''''''-----:;,,,,,,,,,_______,,,,,,
   |          l  `ー、_   \,,,,,__,,,ノ /ヽ./
   ヽ.     
0058名無しさん@ピンキー2016/06/29(水) 17:15:53.16ID:???
高裁裁判官、ツイッターに自分の白ブリーフ一丁の画像などを投稿し、厳重注意
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1467017891/
裁判官がTwitterに半裸画像を投稿 裁判官「これからも、エロエロツイートとか頑張るね」
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1467025312/
【社会】50歳裁判官、「縄で縛られた自分」とツイッターに半裸画像投稿 東京高裁が厳重注意
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1467019993/
【社会】「エロエロツイート頑張るね」 東京高裁の裁判官、ツイッターに半裸で縛られた男性画像など不適切な投稿
http://da ily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1467016143/
【バカッター】50歳裁判官、「縄で縛られた自分」と半裸画像投稿c2ch.net
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1467028792/
0059新章/外伝 地獄兄弟、再び・SSテスト2016/09/03(土) 23:32:14.02ID:Bu6MKGOk
765 名前:新章/外伝 地獄兄弟、再び・SSテスト:2007/08/28(火) 22:53:38


     ホテル・トアール付近の謎の観測施設 展望台



 ホテル・トアールで五界ヒーロー達やサーヴァント達とそのマスター達、
 その他様々な世界の客人達がレストランフロアで食事を楽しんでいる頃。

 丁度、その裏手にそびえ立つ観測施設の展望台から黒い服を着た二人組の男が、
 レストランフロアのガラス張りになって外から見える一面を
 双眼望遠鏡を2人で片方ずつ片目で除きこんでいた。


影山「いいな・・・俺達も食べたいな・・・」
矢車「諦めろ・・・闇の住人の俺たちがあんな物を食う必要はない・・・」
影山「でも、兄貴のマーボー豆腐、また食べてみたいな・・・」
矢車「・・・・・・」


 矢車は、1年前の戦いが終結した直後の事を思い出す。
 2人で見た白夜。
 闇の中の光。


矢車「・・・・・・行ってみるか」
影山「!!・・・・・・いいの?」
矢車「・・・勘違いするな。あくまでタダ飯を食いに行くだけだ。
   ・・・どうした?行くぞ」
影山「・・・・・・うん、行こう!兄貴!」
0060新章/外伝 地獄兄弟、再び・SSテスト2016/09/03(土) 23:33:46.45ID:Bu6MKGOk
     ホテル・トアール  入り口

警備員「申し訳ございませんが、当ホテルは現在一般客のご利用は不可能となっております」
矢車「・・・・・・帰るぞ・・・」
影山「・・・・・・うん・・・」

 彼らの行く末は、誰も知らない。
0061新章/外伝 地獄兄弟、再び・SSテスト2016/09/03(土) 23:34:20.18ID:Bu6MKGOk
△矢車&影山→ホテル・トアールのレストランに向かうが、利用できないので渋々帰る


【今回の新規登場】
△矢車想=仮面ライダーキックホッパー(仮面ライダーカブト)
27歳。ライダーキックホッパーゼクターの資格者であり、ザビーゼクター最初の資格者。
ZECT本部直轄の精鋭部隊シャドウの元初代リーダー。「パーフェクト・ハーモニー(完全調和)」を信条
としていたが、カブト抹殺のみに執拗に優先した結果ザビーゼクターに見限られ、ザビーの資格を喪失、
リーダーも解任されてしまい、影山の奸計でZECTから事実上追放された。その後、仮面ライダーキック
ホッパーとして天道達の前に現れた際は、己を卑下し自らが掲げた「完全調和」の精神さえ喪失するほど
にやさぐれた姿に豹変。後に孤立した影山にパンチホッパーゼクターを授け、過去の経緯を越え「弟」と
して義兄弟の契りを交わす。その後はどの勢力にも属さず、自らを「闇の住人」と称し影山と2人で
他ライダーに突如攻撃を加え、ワームを倒す日々を過ごした。後にザビーゼクターに再び選ばれかけるも
過去への興味が失せていた為、拒絶。嘗ては趣味として天道同様料理を嗜み、一度は天道に勝った程の
腕前だったが、キックホッパーとなって以降は殆どインスタント食で済ます。カッシスワーム戦を経て
もう一度「光」を求める事を決意、「闇の中の光」すなわち白夜を見る為に影山と旅立とうとしていた
時にネイティブのネックレスで影山がネイティブ化を起こしたことで、矢車はネイティブの部分のみを
蹴り殺し影山を救う。その後影山と共に日本を旅立ち、白夜を見る。今も日本各地を二人で放浪中。
0062新章/外伝 地獄兄弟、再び・SSテスト2016/09/03(土) 23:34:44.23ID:Bu6MKGOk
△影山瞬=仮面ライダーパンチホッパー(仮面ライダーカブト)
20歳。パンチホッパーゼクターの資格者。ザビーゼクター三人目の資格者。
ZECT所属時は矢車を誰よりも尊敬しサポートしていたが、ザビー資格者復帰を目指す際、組織を乱す
不協和音として見下し、あっさりと切り捨てた。その後ザビーゼクターに選ばれシャドウ隊長に就任。
しかしその後失敗を重ね、再登場した矢車=キックホッパーに敗北、挙句の果てに天道にザビーゼクター
を奪われたのを機に、三島だけでなくシャドウのメンバーからも自らが不協和音とみなされ、ZECTを
追われた。その後、只一人自分に目を向けてくれた矢車と再び結束。彼に差し出されたホッパーゼクター
を受け取り、パンチホッパーの資格者となる。以後は矢車と義兄弟的契りを交わし「兄貴」と慕い、2人
で気ままな行動をとり続ける。だが影山自身は正義感が残っており、そして過去の栄光を求め、ザビー
復帰の誘いを受けた際、再びザビーになるも、加賀美の制止を無視した独断戦法によってワーム達に
惨敗し再び資格を喪失。再び矢車の元へ戻った(この後も正義感までは喪失していない)その後、矢車と
共に白夜の世界を求め旅に出ることを決意するが、ネイティブのネックレスによってネイティブ化を起こ
してしまう。影山は最後に矢車の手によって倒されることを望んだが、矢車にネイティブの部分のみを
蹴り殺された事で助かる。その後矢車と共に日本を旅立ち、白夜を見る。今も日本各地を二人で放浪中。
0063新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/03(土) 23:38:21.75ID:Bu6MKGOk
775 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/08/30(木) 21:40:27


     東京湾  某港 5:30



太った少年「ハァ・・・ハァ・・・」
帽子の少年「頑張れ、はる夫!!もう少しだ!!」


 こんな朝っぱらから東京湾に面する港の倉庫を通り過ぎ、海に向かっている少年が二人。
 一人は帽子を被っており、もう一人はやや、というか大分太った体型である。

 帽子の少年の名前は安雄、太った少年の名前ははる夫という。
 詳しい説明は後述するとして、彼らはとにかく東京湾の前に着いた。


はる夫「・・・ハァ・・・ハァ・・・ようやく着いた・・・」
安雄「そんな事より見ろ!!」


 安雄が指を指した方向には、今遥か彼方から浮かび上がろうとする朝日が光っていた。
0064新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/03(土) 23:45:13.58ID:Bu6MKGOk
はる夫「綺麗だ・・・わざわざ深夜のうちに家を抜け出した甲斐があったな・・・」
安雄「それよりはる夫・・・こうして俺たちが朝日を目指した訳はわかるか・・・」
はる夫「ああ・・・かのホッパー兄弟が「闇の中の光」白夜を目指したように、
    俺たちも「闇から現れる光」朝日を見るためにここまで来たんだ・・・
安雄「兎にも角にも、これで俺たちがドラえもん達より空想大戦に出れたわけだ・・・」


 色々を理由をつけたが、何だかんだ言って彼らが朝日を目指したのは、
 ドラえもんやのび太達より先にこの空想大戦に登場するためだったのである。
 脇役である彼らが主役であるドラえもん達よりも目立つためには、登場回数を増やすしかない。
 故に、彼らは空想大戦にいち早く登場するため、朝日を見るという口実を作ったと言う訳だ。
 ・・・・・・もっとも、作り手が彼らを今後、物語に出す気が無ければ意味の無い話だが。


安雄「ああ・・・朝日がまぶしい・・・何か周りが歪んで見えるな・・・
   そう・・・何だか歪んで・・・歪んで・・・!?」

 朝日が照らし、水面が揺れているだけの東京湾。
 その真上の空間が、バチバチと、まだ人気も殆ど無い東京湾に波紋を放ち、、
 その景色を大きく歪ませている。


はる夫「な、何だ・・・・・・!? (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」


 激しく波立つ海面。空の一部は何かの騙し絵のようにぐにゃぐにゃに曲がり
 きり、そして──
0065新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 00:20:50.27ID:I/louJrq
     (───────────────────)

 耳を劈くような共鳴音と共に、時空の扉が大きく口を開ける。


     (バリバリバリ、バリバリバリッ────!!!!)


 それは、つい数日前、4000年後の世界からやって来た航宙貨客船エルザが
 この世界にやって来た風景を思わせた。

 ・・・もっとも、今度の来訪者は、また違った存在だったが。


 安雄「あ、あれは・・・・・・!?」


 ちょっとした戦闘機や船なら、軽々と飲み込んでしまっただろうな
 巨大なゲートから現れたのは、巨大な山を思わせるような、
 謎の建造物だった。建造物の概観には大きなリングが回っており、
 おそらくそのリングの力か、その巨体にもかかわらず、その建造物は
 ゲートを出た後も、宙を漂い続けていた。

はる夫「あ、あれは・・・」
安雄「知ってるのか?はる夫!」
はる夫「あの形状、あれはまるで、ソフトクリーム・・・

  ズドム!!

はる夫「ふごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 その直後、はる夫の腹に、安雄の拳が直撃していた。
0066新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 00:31:38.23ID:I/louJrq
はる夫「や、安雄!? 貴様、何をする!?」
安雄「ボケてる場合か!?あれはどう見ても建築物だ。
   しかも、空間が開けた穴から現れた。ということは・・・」
はる夫「ひょっとして・・・異次元からの侵略者?」


 平凡普通な小学生の彼らでも、Dショッカーの脅威やナチュラルと非ナチュラルの
 確執はニュースや学校の授業で知っている。
 彼らが謎の建造物に不信感を抱くのも、当然の事だった。


はる夫「早く逃げるぞ!!安雄!!」
安雄「・・・・・・」
はる夫「どうしたんだ!?早く逃げるぞ!!」
安雄「逃げてどうするんだ・・・?
はる夫「え・・・・・・?」
安雄「ここで逃げたら、俺たちは一生ふがいない脇役のままだ。
   はる夫・・・お前はそれでいいのか・・・?」
はる夫「う・・・・・・」

はる夫「・・・・・・わかった、逃げない。
安雄「・・・・・・よし、行こう、俺たちの世界を守るために。」


はる夫&安雄「行くぞ!!」
0067新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 00:32:11.73ID:I/louJrq
   ――――――ゴゴゴゴゴゴ!!!

 謎の建造物は、身構えた彼ら二人に近寄ることも無く、
 東京湾の遠い岸のほうに着水した。


はる夫「・・・・・・警察、呼ぶか・・・・・・」
安雄「・・・・・・そうだね・・・・・・」
0068新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 00:46:33.52ID:I/louJrq
776 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/08/30(木) 21:41:56
○安雄&はる夫→ドラえもん達より先に空想大戦に登場するため、朝日を見に東京湾に向かうが、
          謎の建造物に遭遇する。
○謎の建造物→東京湾に着水する。


【今回の新規登場】
○安雄(ドラえもん)
東京都練馬区に住む少年。
のび太のクラスメート。いつも帽子をかぶっている。怖いものはオバケ。
趣味は漫画を読むこととキャッチボール。塾に通っているが、時々さぼって本屋で立ち読みする。
ジャイアンやスネ夫同様にのび太を馬鹿にすることもあるが、その一方でスネ夫を馬鹿にすること
もあるため、特にのび太を見下しているというわけでもない。
なにげに空き地のシーンなどにのび太達とともに登場するため、コミックの登場コマ回数ランキングでは
出木杉やドラミを押しのけて堂々の9位、10位入賞という実績を上げている。

○はる夫(ドラえもん)
東京都練馬区に住む少年。
のび太のクラスメート。太っている。怖いものはクモ。
かなりの大食らいであり、趣味は懸賞応募とキャッチボール。
以前、ハナクソを集めてボールを作った事がある。
ジャイアンやスネ夫や安雄同様にのび太を馬鹿にすることもある。
また、町内一周マラソンの結果によると、安雄より持久力は劣り、スネ夫よりは上である。
「ブク」という名前の犬を飼っている。
なにげに空き地のシーンなどにのび太達とともに登場するため、コミックの登場コマ回数ランキングでは
出木杉やドラミを押しのけて堂々の9位、10位入賞という実績を上げている。


謎の建築物の正体は、後日時間があるときに続きを書きます。
0069新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 00:49:53.14ID:I/louJrq
779 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/08/31(金) 22:35:55


     埼玉県・春日部市  ゲームショップ「ファンタジィ」店内



コータ「チョコくれよ。バレンタインの。」
真紀「やです。   ・・・・・・また始まった

ヤマシュー「・・・・・・・・・(汗)」
ヤブ「・・・・・・・・・(汗)」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ(空気の重さの効果音)

コータ「うーん、おなかペコペコ―――  チョコくれ。」
真紀「やです。」
コータ「俺、チョコ欠乏症。チョコ無いと死ぬ、チョコくれ」
真紀「死ねばいいのに」
コータ「なぁ、じゃあ金払うからくれよ。いくらだ」
真紀「兆。」
コータ「くれなきゃクビだクビ―――。」
真紀「いつでもどーぞ」

ヤブ「おい―――――ッやめろよぉ―――
   も――――ッやめろよぉぉぉおッ!!」
ヤマシュー「見ててこっちが不憫だわ―――!!」
コータ「うるせ―――チョコが欲しいんだよ!!
    チョコ!チョコチョコチョコ!!」
0070新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:06:51.34ID:I/louJrq
本町「ははは・・・・・・相変わらずバカやってますねぇ・・・フフフ・・・
   バレンタイン?フフフ・・・・・・何がいいんです?チョコなんてくだらない・・・・・・
ヤマシュー「(ムカッ) ・・・・・・本町、お前今月給料ナシな」
本町「ギャ―――ッ!!
   そっそれだけは!それだけは!お酒買えなくなっちゃう!
ヤマシュー「ウッセーオメ――――クッセエんだよ!!」
ヤブ<「テメーが今まで使い込んだ金額、家裁にネジこむぞ!?ボケが!!」
ヤマシュー「美形が横にいると、くつろげねえんだよ!ダボが!」
コータ「おい本町君、君、明日までに整形行ってブサイクになってきなさい。
    もしくはメーテルと999でブサイクの星行ってブサイクになってきなさい。
    もしくはネジな。 (ぬふうー)

     (バリバリバリ、バリバリバリッ────!!!!)

ヤブ「ん?今なんか地震しなかった?」
真紀「なんか大きな音がしましたけど」
コータ「異次元からの侵略者とか。」
真紀「ま、まさか・・・」
コータ「いや、わっかんねえぞ。最近じゃDショッカーとか色々結構ヤバイらしいから。
    某大型掲示板で聞いた噂なんだけど、何か「宇宙連合」っつう組織の怪獣が
    MDPOのガニメデ基地でウルトラマンやガンダムと戦ったらしいぞ。
    しかも、超強いらしくて、数人がかりでようやく倒せたんだってさ。
    さらに、宇宙連合はすでにその怪獣を大量生産しているとか。
ヤマシュー「・・・・・・マジかよ」
ヤブ「へえー、それで?」
コータ「だからこの近くに、魔王とかロボットとかいきなり出てきて暴れだしても
    おかしくない訳じゃん?」

一同「・・・・・・・・・」

 五人の間に、一瞬の沈黙が訪れた。
0071新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:12:28.45ID:I/louJrq
本町「ヤ、ヤバイんじゃないですか?早く逃げましょうよ!!」
コータ「いや待て、案外危険な物じゃないかもしれないぞ?」
    ひょっとしたら、異世界の勇者とかかもしれないぞ?」
真紀「そんな事いってる場合じゃ・・・」
ヤマシュー「いや、もしかしたらこれは千載一遇のチャンスかもしれないぞ?
      もし魔王にしろ勇者にしろ、それの第一発見者が俺たちだったら、
      いい店の宣伝にもなるし、全国から客が集まるかもしれんぞ?」
ヤブ「魔王まんじゅうや勇者石鹸とか売り出したら結構売れるかもな―――
   真紀ちゃんもコスプレして売り子してもらうからね」
真紀「コ、コスプレ・・・  ・・・ゴクリ
   お、いや、その・・・あの―――まぁーべつにいいですよ・・・」
コータ「さぁて・・・どんな格好をさせてくれようか・・・
    加護女かゆきめの二択だな・・・」
ヤマシュー「ミニスカ着物一択じゃねぇか!!」   ゴッ


真紀「・・・とにかく見てきませんか?何はともあれ、
   何がいるか確認しないと話は進みませんよ・・・」
コータ「何しきってんだ小娘が」
ヤマシュー「まあ、とりあえず見に行くぞ。本町、お前は留守番してろ」
本町「そ、そんなぁ・・・」


 そんな訳で、本町を除く5人は店外へ向かった。
0072新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:14:45.73ID:I/louJrq
780 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/08/31(金) 22:37:35
○コータ、ヤマシュー、ヤブ、真紀→時空の扉が開いたので店外へ見に行く
○本町→店内で嫌々待機

【今回の新規登場】
○コータ(進め!以下略/以下略)
ゲームショップ「ファンタジィ」のオーナーの一人。仕事もせずに漫画ばかり書いているダメ人間。
オタクで、メガネっ娘、巨乳好き。「サッカーチームができるぐらい」に等身大フィギュアを
所持している。その妄想力は物凄く、妄想が生み出した幻覚に殺されたこともある。特技は視姦。
モデルは作者の平野耕太氏。外見もヒラコー本人そのままの太った外見で描かれる。

○栗原真紀(以下略)
ゲームショップ「ファンタジィ」のアルバイトで、ゲーム大好きのメガネッ子。常識人。
憧れのゲームショップのアルバイトを満喫するはずだったが、人として終わっているダメな
店長・本町や暴走気味のオーナー3人(もちろんコータたちの事)、さらにはたまにヤクザも
入り浸るようになった店の騒動に巻き込まれ、ツッコミを連発する日々を過ごす。

○ヤマシュー(進め!以下略/以下略)
ゲームショップ「ファンタジィ」のオーナーの一人。仕事もせずに漫画ばかり書いているダメ人間その2。
オタクで、巨乳好き。眼鏡で黒い服と帽子の細身長身。「R・O・D」という漫画を描いてるらしい。
3人の中では(あくまでも他の2人と比べてだが)比較的常識人で、コータとヤブの掛け合いに対し、
激しいツッコミを入れる。モデルは漫画家で平野耕太氏の友人の山田秋太郎氏。
0073新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:16:00.06ID:I/louJrq
○ヤブ(進め!以下略/以下略)
ゲームショップ「ファンタジィ」のオーナーの一人。仕事もせずに漫画ばかり書いているダメ人間その3。
オタク。ショタコン。デブ専。ロングヘアーを後ろで束ねている。基本的にはコータにツッコミを入れる
役割だが、コータとともに妄想する事もある。モデルは漫画家で平野耕太氏の友人の田中亮太郎氏。

○本町(以下略)
ゲームショップ「ファンタジィ」の店長。見た目は容姿端麗で麗しい外見だが、
その実態はコータ達以下のダメ人間で、毎度毎度酒やギャンブル、株などに手を出しては店の貯蓄を
食いつぶしている。最近は見えないところで体育座りしているらしい。オチ要員。


「進め!以下略」は知らないので、設定やキャラはゲーマガで連載中の「以下略」のものです。
後、場所が埼玉県春日部市になってますが、これは自分のオリジナル設定です。
クレヨンしんちゃんやらきすたのキャラもいるので、何となく設定してみました。
0074新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:18:19.89ID:I/louJrq
793 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/09/02(日) 10:20:15


   埼玉県・春日部市  ゲームショップ「ファンタジィ」近くの道路



 道路沿いの歩道を、2人の少女が歩いていた。
 一人は明るい表情を浮かべながら歩いており、その背の低さから小学生に見間違えるほどである。
 もう一人はショートヘアの髪型で、物静かで表情の変化があまり見受けられない。
 結構対照的だが何故か仲の良い二人の少女、小早川ゆたかと岩崎みなみ。
 休日なので東京在住のみなみをゆたかが案内する・・・予定だったが・・・


ゆたか「・・・・・・あれ?」
みなみ「・・・どうしたの?ゆたか」


 二人が歩いているすぐ横にある空き地の風景が歪み、
 突如空間に大きな穴が開いた。
 穴の大きさは尋常でなく、3階建ての建物ぐらいなら軽く入りそうである。


     (バリバリバリ、バリバリバリッ────!!!!)
0075新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:27:41.45ID:I/louJrq
ゆたか「なんだろ・・・あれ・・・」
みなみ「ゆたか・・・危険・・・危ないから早く下がって・・・」


 丁度、店から出たコータ達もその場面に立ち合わせた。


ヤマシュー「な、何だ・・・ありゃ?」
真紀「ちょ、人がいますよ!早く助けないと!」
コータ「お、おい、それより見ろ!!」


 空間に開いた穴から、何か巨大なモノが飛び出した。
 飛び出したモノは、轟音を上げ、空き地に着地した。


     ドド―――――――――――ン


 真紀は、すかさずゆたかとみなみに駆け寄った。


真紀「大丈夫ですか?」
ゆたか「は、はい・・・みなみちゃんは大丈夫?」
みなみ「私は大丈夫・・・ゆたかが無事でよかった・・・」
ゆたか「みなみちゃん・・・・・・あれ・・・何・・・?」


 みなみと真紀がゆたかの指した方向を見ると、
 そこには、一つの大きな建物が建っていた。
0076新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:35:50.56ID:I/louJrq
コータ「な・・・何だありゃ・・・」


 コータ達は穴から出てきたのが、魔界の魔王だの、異世界の勇者だの、
 おおよそそんな感じのものを想像していた。
 だが、穴から出てきたのは、そんな者とは程遠い・・・
 結構ボロッちい2階建ての建物だったのだ。
 下の入り口の上には「スナックお登勢」と書いてあり、スナックであることがわかる。
 上のほうには「万事屋銀ちゃん」と書いた看板が建ってあり、
 1階と2階でそれぞれ別の店であることを見ているものに物語っていた。
 ・・・・・・まあ、物語る程度のものでもないが。


真紀「どうします?警察呼びますか?」
ヤブ「ま、待て?誰か出てくるぞ!」


 2階の上の入り口から、人が出てきた。


銀時「おいおい何だ?こりゃどーゆーこった?
   急に地震が来て、収まったと思ったら、今度はかぶき町がそっくり入れ替わっちまったってか?
   一体何がどーなってやがる」
コータ&ヤブ&ヤマシュー「・・・・・・」
真紀「・・・・・・」
ゆたか&みなみ「・・・・・・」


 扉から現れたのは白髪の男。江戸時代を思わせる着物を着ている。
 腰には木刀を差しており、彼に「侍」のイメージを印象付ける
0077新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:37:52.60ID:I/louJrq
銀時「ん?おい、そこの人、ちょっと聞こえる?」
ゆたか「? は、はい、何でしょうか?」
銀時「今、万事屋以外のかぶき町が全部そっくり入れ替わっちまったんだが、
   何がどういうわけか教えてくんない?」
ゆたか「は、はい・・・・・・えーと・・・」
みなみ「町が入れ替わったのでなはく、あなた達がやってきたんだと思います」
銀時「はい?」
みなみ「ですから、あなた達がそのかぶき町という所からここに来たんだと思います」
銀時「えー何ソレ、いわゆるテレポーテーションってやつ?
   俺達、そんな事される覚えないんだけどな―――本当か?
   ハッ!!まてよ・・・この前道でジーサン引っ掛けて転ばしちまったっけな・・・
   ひょっとしたらそのジーサンに呪いでもかけられたか・・・?
   あ――、どーしよ――、あん時素直に謝ればよかったなチクショー・・・」

真紀「・・・とりあえず、中に入って話伺っていいでしょうか?」
ヤマシュー「お、おいやめとけ!これはアレだよ。無害なフリして、
      中に連れ込んで襲うっつう・・・」
コータ「・・・行くぞ」
ヤマシュー「お、おい、人の話し聞いてたか?」
コータ「いや――、そうだとしても、ここで恩売っとけば後で役に立つかもしれんぞ・・・
    本物の怪獣とかに襲われた時とか・・・」
真紀「・・・とりあえず行ってみましょう」


 かくして、コータ、ヤマシュー、ヤブ、真紀の4人は万事屋の中に入っていった。


ゆたか「みなみちゃん・・・どうする・・・?」
みなみ「・・・とりあえず、帰ろう・・・」
ゆたか「一応、お姉ちゃんにメール送るか・・・」
0078新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:38:13.69ID:I/louJrq
794 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/09/02(日) 10:22:08
○コータ、ヤマシュー、ヤブ、真紀→万事屋と遭遇。中に入る。
○ゆたか、みなみ→万事屋と遭遇。ゆたかはとりあえずこなたに連絡する。


【今回の新規登場】
○小早川ゆたか(らき☆すた)
12月20日生まれ。血液型はA型。左利き。埼玉県在住。陵桜学園高等部1年D組所属。
得意科目は国語で苦手科目は体育。桃色のセミロングヘア。瞳は碧色。髪は短いツインテールで時々大きな
リボンをつけたりする。こなたの従妹で、ゆいの実妹。こなたやそうじろうには「ゆーちゃん」と呼ばれている。
こなたの3年への進級時、陵桜学園高校に新1年生として入学。身体が弱く、自宅から遠い高校へ通うために
親戚の泉家に居候中。病弱で身長・体格は高校生としては小柄。こなたよりさらに小さい。性格は明るく前向き
だが、ちょっとうっかりしている。 病弱・妹属性・純粋・可愛いの萌えパーツ(こなた命名)が揃っているため、
こなた曰く『歩く萌え要素』。

○岩崎みなみ(らき☆すた)
9月12日生まれ。血液型はA型。左利き。東京都内在住。陵桜学園高等部1年D組所属。
運動が得意で得意科目は体育。苦手科目は特になし。ミントグリーンのショートヘアでややツリ目。
瞳は薄い青紫色。スレンダーな身体で胸がないのを気にしている。物静かで表情の変化が少なく、
クールな雰囲気のため性格は優しいにも関わらず誤解され易い。また、褒められることが苦手で、
よく赤面してしまう。趣味は読書と鍵盤楽器。ゆたかの友人でクラスメイト。ゆたかとは入試後、
気分が悪くなったゆたかを保健室へ連れて行き、ハンカチを貸したのがきっかけで知り合う。
家は高良家の近所でお金持ち。みゆきとは家が近いことや好みが合うこともあり昔から姉妹のように
親しくしている。家で白い犬を飼っている。
0079新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:38:38.31ID:I/louJrq
○坂田銀時(銀魂)
身長177cm、体重65kg。10月10日生まれの20代。
「万事屋銀ちゃん」という何でも屋を営んでいる銀髪の天然パーマの侍。通称は「銀さん」。
一人称は基本的に「俺」たまに「僕」。普段は死んだ魚のような濁った目をしており、基本的に
無気力でだらしなく、余計かつ卑猥な言動を平気でしでかす上に金に汚い。人の揚げ足取りが得意で、
長谷川曰く「口喧嘩で負けた所を見たことがない」。甘いものを定期的に摂らないとイライラする
ほどの極度の甘党で、それゆえ血糖値が糖尿病寸前の域まで達している。しかし、自分が大切に思うものを
護ろうとする時は普段の怠惰ぶりを感じさせず、決める時には決める人物。勝負事においては自分なりの
武士道(ルール)を徹底して守り、大切なものを護る時でも、できる限り人や天人は殺さない。
内心は情に厚く仲間思いであり、仲間を救うためなら何処であろうと駆けつけたり、多勢に無勢の状況でも
立ち向かったりする。攘夷戦争の頃は敵味方双方から「白夜叉」と呼ばれ恐れられるほどの活躍を見せたが、
その戦いで多くの仲間を失ったことから現在は攘夷活動から退いている。攘夷活動に参加していた時の剣の
腕は全く衰えておらず、その上「白夜叉」としての闘争本能を呼び覚ませば更に驚異的なものとなり、
戦艦数隻を破壊するほどの戦闘能力を持つ紅桜(を使用した岡田似蔵)をも圧倒する戦闘力を発揮する。
他にも蹴る力も非常に強いなど、超人的な体力を持つ。人を引き寄せる不思議な魅力があり、普段の
だらしなさ故に新八や神楽のみならず、かぶき町の人々にも憎まれ口を言われているが、なんだかんだで
親しまれている。特に新八と神楽は、現在ではひとつの家族のような友好関係になっている。真選組の副長である
土方十四郎とは似た者同士だが、それ故に犬猿の仲。しかし普段は決して口に出さないものの、お互いの力量を
認めている様子。幼少時代に桂や高杉らと共に吉田松陽の寺子屋に通っていた。愛読書は「週刊少年ジャンプ」。


○万事屋内には、新八と神楽がいます。
○スナックお登勢は、現在留守で誰もいません。(自分が書くのが難しいってのもありますが 苦笑)

一応、続き書いてみました。
文章が少々変だと思いますが、その辺は指摘してくれれば幸いです。

後、ドミニア様とイノーバ様のSS、読ませてもらいました。
今後どうなるかたのしみです。
0080新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 01:58:54.46ID:I/louJrq
809 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/09/04(火) 18:03:37


     平行世界の地球  江戸・かぶき町



お登勢「・・・・・・どういうことだい。こりゃ」


 かぶき町の一角に、多数の人だかりができていた。
 その人だかりを越えた先には、建物と建物の間に、
 家をまるごと一軒建てられそうなほどの空き地が広がっていた。
 ・・・・・・正確には、少し前まで「建っていた」のだが。


キャサリン「ドーユー事デスカー?コレ」
沖田「どーもこーもねーですよ。聞いた話だと、
   突然空に穴が開いて、そのまま飲み込んじまったらしいですぜ」
お登勢「しっかし、どうしたらいいんだい、このままじゃ今日寝る所もないよ。
    あいつらにしたって、まだ家賃大分溜まっているんだし」
キャサリン「私はセイセイシテマスケドネー、アンナ連中イナクナッテ」
定春「ワンッ(カブッ)」
キャサリン「ウギャ――――!!!」
 定春は、間を空けずキャサリンの頭に噛み付いた。

 3人が話していると、その間に真選組の隊長、近藤勲が割り込んできた。
0081新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:01:07.78ID:I/louJrq
近藤「しかし、まさかあいつらまで消えうせるとはな。どうなってるんだ・・・」
お登勢「あいつらまで?まだ消えた連中がいるのかい?」
近藤「ああ、ここ最近江戸を中心に、何人も行方不明になっている。
   失踪した人物に共通点は無く、身分、役職もバラバラ、天人も数名行方知れずになってる」
   トシにも捜索させてたんだが、ここ最近奴とも音信不通だ。さては奴も巻き込まれちまったか・・・?」
沖田「別にあんなヤローが消えちまっても俺は構いやせんけど、
   このままほっとくと下手したら江戸中の人間が行方知れずになっちまうかもしれねえ。」
近藤「攘夷志士が絡んでいるという噂もあるが、詳しいことはわからん。
   どちらにしろ、あいつらまで巻き込まれちまうとはただ事じゃないだろうな」

 4人が話していると、そこにさらに一人の女性が入ってきた。


妙「近藤さん、銀さんや新ちゃん、神楽ちゃんはちゃんと見つかるんでしょうね?」
近藤「!!・・・・・・フッ、ご安心ください、お妙さん、彼らはきっと無事です。
   絶対に見つけ出して見せますよ、任せてください」
妙「よろしくお願いします。でももし24時間以内に見つからなかったら、尻の穴に縦笛捻りこんで
  江戸城の前で「ヴェクサシオン」を一人で吹いてもらいますから」
山崎「・・・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

 志村妙は、ニッコリ笑いそう答えた。そのあまりにも凍てついた笑顔に、そのすぐそばで
 カバディをしていた山崎は自分が対象では無いにも関わらず、顔に出さないまでも心蔵が
 凍てつきそうな程の恐怖を背中越しに感じ取り、顔を引きつらせていた。
0082新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:01:52.72ID:I/louJrq
     物質界  万事屋銀ちゃん・リビング


 万事屋のリビングで向かい合ったコータ達と銀時達はお互いの状況や
 自分達の世界の情勢、文化、事件などを語り合った。
 その結果、幾度の誤解の連続の末、ようやくお互いの世界が全くの別世界で、
 銀時達は時空を越えてこの世界にやって来たことを理解するのだった。


新八「じゃあ・・・・・・この世界は僕達のいた世界とは別世界って事ですか!?」
ヤマシュー「そういう事みてえだな。こりゃ。
      俺達の世界の幕末には宇宙人なんて来てないし、宇宙行きのターミナルだって、
      明治時代に出来る技術とは到底思えね―。過去とかじゃなく、全くの別世界だ。」

新八「帰る手段とかは・・・無いんですか?」
真紀「確か、前にTVのニュースで、時空を超えて異世界や未来、平行世界に移動する
   ゲートを連邦軍が開発したってやってました・・・名前は『ディオドス』とか」
銀時「じゃあ、それを使えば帰れるっつー事だな」
 銀時の顔が少し緩む。

ヤブ「でもさ、地球至上に見つかったらどーすんのさ?」
新八「地球至上?」
神楽「何アルか?それ」
 神楽は、酢昆布をムシャムシャ食べながら聞いた。

ヤマシュー「極端な地球中心主義を掲げ、宇宙人とか、意志を持ったロボットとか、
      そういった存在を目の敵にしている連中だ。異世界の人間も例外じゃないだろーよ」
銀時「危ない連中って事か」
ヤマシュー「まー、そーゆーこったな」
銀時「けっ・・・どこの世界でもどうしてそんなちっせえ考え方の連中がいるもんかねえ」
 銀時は、ソファに背中を倒しながらため息をついた。
0083新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:05:19.51ID:I/louJrq
新八「でも、どうしましょう。このままじゃ元の世界に返れませんよ。
   お登勢さん達や姉上も心配ですし・・・・・・」
神楽「定春も大丈夫アルか・・・・・・?」
銀時「なーに、そんなに気にすること無いって。
   なんかの弾みでまたポッと戻れるんじゃねーの?」
神楽「でも、もしこのままだったらどうするアルか?」
新八「うっ・・・・・・」
 神楽の言葉に、銀時と神楽は黙り込む。

     グギュルルルルルル(腹の音)


銀時「・・・・・・そういや、昼飯まだだったな」
神楽「・・・腹減ったアル」
ヤブ「そーいや、俺達もまだ何も食ってねーな」
真紀「良かったら、皆さんで外食しませんか?
   話聞いてたら、銀さん達の世界も文明レベルや文化とかはこの世界とそう
   変わらなそうですし、後は服装を変えれば十分溶け込めると思いますよ」
銀時「いーのか?いーっつんなら遠慮なくおごってもらうけど」
新八「そうですね、おごってくれるというなら遠慮することはないですよ」

ヤマシュー「お、おい!おごるとは一言も・・・」
ヤブ「まーいーじゃん。せっかく知り合えた記念だし、
   何かどっかいって乾杯しようぜ」
コータ「俺、いいとこ知ってるぜ。秋葉腹にあるカフェなんだけど、
    そこなら一時間800円でソフトドリンクは飲み放題だし、駄菓子も食べ放題だぞ」
神楽「マジでか!酢昆布も食べ放題アルか!」
銀時「へぇー、パフェもあんのか?」
新八「駄菓子は持ち帰りできますか?」
コータ「おっし、じゃあ決定な」

 「飲み放題」「食べ放題」の言葉に、歓喜の表情を浮かべる万事屋メンバー。
0084新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:05:48.75ID:I/louJrq
真紀(ヤマシューさん・・・その店って・・・)
ヤマシュー(間違いねえな・・・まあ、あいつが言い出したら止まんねえだろうし、
      仕方ないからここは合わせるか・・・)

真紀「じ、じゃあ、取りあえず服持ってきますから、
   3人とも着替えてください。それから行きましょう」
銀時「うっし、それじゃその「飲み放題、食べ放題」のカフェに行くとするか」


 かくして、万事屋3人とコータ達は、「飲み放題、食べ放題」の店に行く事となった。



      ガタッ

ヤブ「・・・ん?」
新八「どうかしましたか?」
ヤブ「いや、今、何か天井から音がした気がするんだけど・・・」
真紀「何もしませんでしたよ。じゃあ私、服持ってきますね。」
 真紀はそう言って、店に戻った。
0085新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:06:52.50ID:I/louJrq
810 名前:新章/外伝 来訪者たち・SSテスト:2007/09/04(火) 18:07:16
【銀魂の世界】
○お登勢、キャサリン、お妙→万事屋メンバーを心配する。
○真撰組→行方不明者の捜索をしている。土方も行方不明になった模様。

【物質界】
○コータ達→万事屋メンバーと共に「飲み放題、食べ放題」の店に行く。
○万事屋メンバー→「飲み放題、食べ放題」の店に期待。

 ※万事屋の天井に何かがいるらしい。


【今回の新規登場】
○お登勢(銀魂)
万事屋の1階にあるスナックのママ。かぶき町四天王の一人。7月7日生まれ。
「お登勢」は源氏名で、本名は「寺田綾乃(てらだ あやの)」。一見怖そうな外見だが、人情に厚く面倒見の
良い性格。時にはそれで騙されてしまうこともあるが、自分の性分として平然と受け入れたりする懐の広い人物。
若い頃は時の流れの恐ろしさを感じさせるほどの和風美女で、かぶき町のアイドルだったらしい。団子屋で働いて
いて貧しい子達に団子をあげていたがある人のせいでばれてしまい団子屋をやめさせられた。彼女が夫(詳細は不明)
の墓参りに行った際、攘夷戦争が終結して空腹で夫の墓石に寄りかかっていた銀時にお供え物の饅頭をあげ、その事に
恩義を感じた銀時が「旦那の代わりに俺がアンタを守ってやる」と言って2階に住むようになった。万事屋の家賃滞納
にはいつも手を焼いており、家賃を払わない銀時との言い争いの日々が絶えない、切っても切れない仲である。
「かぶき町の女帝」と呼ばれ、かぶき町四天王のリーダー格。60代にも関わらず銀時を投げ飛ばし、松平に「殺し屋」
としてターゲットにされるが睨んで屈服させたり、始末屋であるさっちゃんの攻撃をものともしなかったりと、かなり
の実力を持っている。時としてヤクザと住民の間に入ることもあるらしく、周囲に一目置かれている半面、新たな敵を
作る機会も多いが、「めっぽう強い侍(銀時)がいるため、うかつに手が出せない」とヤクザの一人が語っている。
0086新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:07:16.93ID:I/louJrq
○沖田総悟(銀魂)
身長170cm、体重58kg。7月8日生まれ。18歳。
眉目秀麗の美男子だが、内面は極めて腹黒い上に毒舌である。組織上いつも土方と行動しているが、副長の座を奪う
機会を虎視眈々と狙っている真選組一番隊隊長。昔から身勝手で、頑固な性格で負けず嫌いなところがあり、いい加減な
上に平気で仕事をサボッたりするため、同僚(特に山崎)から見ればトラブルメーカーであるが、不正は許す事ができないと
いう正義感の持ち主であり、日ごろはそれを表には見せない。何かと憎めないところが多くある、ある意味ナイーブな性格の
持ち主。語尾に「〜でさァ」「〜ですぜィ」と付けて喋る江戸っ子口調が特徴。しかし、本気で怒っている時は江戸っ子
口調ではなくなったりする。幼い頃に近藤と出会い、彼に懐き道場に通うようになるが、ある日突然現れた土方が近藤と
親しくなっているのに嫉妬するようになる。また、土方が、自分を女手一つで育ててくれた姉・ミツバの想いに気づきつつも
拒んで幸せを踏みにじったという怨みから、土方が自分より上の立場にいることが気に食わず、あらゆる方法で命を狙っている。
藁人形による“呪い”は勿論、外法による妖魔の召喚を試す等をしていた。しかし、なんだかんだ言いつつも土方のことを
信用し、心の底からは怨んではないようで、土方の意見・思考・利害が一致すると手助けしたりする。前述の幼少時代より、
幼い頃から世話になっている近藤のことは心から慕っており、彼に刃を向ける者に対しては容赦せず、敵味方関係なく排除
しようとする。剣の腕前は真選組の誰をも凌ぐ強さで、車をも一刀両断にしたり、柳生四天王の一人に圧勝したり、10人以上
の敵を一撃ですべて倒したり、数分で20人以上をも倒せる腕前を持つが、普段は刀での戦闘よりバズーカの使用が目立つ。
悪人を捕えるのは得意だが、その度に破壊活動を働いてしまうため、マスコミから多大な批判を受け、真選組のイメージダウン
に拍車を掛けている中心人物(「サド王子」とも新聞に書かれているほど)。土方とは対照的に、ボケの割合が大きい。
皮肉屋である上に、自他共に認める強烈なサディストで、土方に「サディスティック星から来た王子」と揶揄された事がある。
SMの恰好をした猿飛あやめに対しセクハラまがいなことを言ってみたりした事もある。しかし、サディストのわりに意外と
打たれ弱く、自らを「ガラスの剣」だと言い張った事も。就寝時は白い着物を着ている。昼寝時は、寝ている時も人を
おちょくるため、目がついた赤いアイマスクを愛用している。神楽とは常にいがみ合うほど犬猿の仲で、戦闘部族の彼女と
互角の戦いを繰り広げるが、互いの強さを認め合うライバル同士であり、非常時には共闘も多い。銀時とは腐れ縁の友に
あたり、それなりの敬意を持っているようで、銀時に向ける態度は土方とは逆で、基本的にあまり逆らわず、彼を「旦那」と
呼び一応敬語で話している。田舎育ちだからか、鼻が利く。なお、飲酒シーンがよく見られるが、幕末を基にしている銀魂の
世界では15歳前後で成人扱いになるため、問題なしと考えられる。
0087新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:07:43.59ID:I/louJrq
○キャサリン(銀魂)
出稼ぎが目的で地球にやってきた天人。8月21日生まれ。
かつては「鍵っ子キャサリン」の異名をもつ、窃盗団『キャッツパンチ』の一員だった。その頃の腕は劣えておらず、
スナックお登勢の金を強奪した事があるが、銀時達の活躍で御用となる。釈放された後は改心し、再びスナックお登勢で
働いている。お登勢の相棒的存在となり、盗みなどはしなくなったが、基本的には性悪さを見せる。普段はカタコト言葉
だが、実はキャラ作りの一環であった。猫耳を持つが、肝心のルックスがそれに見合わず、萌え的要素を微塵も感じられ
ない。以前の悪業と口の悪さからか、万事屋(特に神楽)とは仲違いしている(神楽に「メス豚」と呼ばれることがある)
が、万事屋がスナックにいるシーンには必ずいる。どこの星かは不明だが、故郷に家族がおり、仕送りをしているらしい。

○定春(銀魂)
巨大な犬のような外見をした宇宙生物。身長170cm(座高)、体重300kg。2月25日生まれ。
万事屋の前に捨てられていたところ神楽に拾われ、万事屋で飼われるようになった。名前は神楽が昔飼っていた
ウサギにつけていた適当な名前「定春一号」から付けられた。愛らしい外見とは裏腹にかなり獰猛で、人の頭を
咬むのが好き。当初は銀時達もよく頭をかじられていたが、最近は賢くなり懐いてきた。幾度か神楽ら万事屋メンバーを
乗せている。雑誌の類も読む時があったり、嗅覚を元にした臭いの追跡能力もかなりの精度を誇るなど、見かけによらず
知能はかなり高いようである。自動車並みに速く走れたり、ビルの壁を駆け登ることができる、ドッグフード7袋を
毎食開ける程の胃袋など、身体能力も食欲も驚異的なものがある。体毛は白いが腹黒い面がある。溝鼠組の黒駒勝男の
愛犬メルちゃんに恋をしたことがあった。 実は大地の流れ“龍脈”が噴出する場所「龍穴」を守護する「狛神(いぬがみ)」
というシリアスな設定を持つ。地球生まれの地球育ちで、ハタ皇子曰く「貴重」らしい。こう見えて由緒ある血統の
生まれなのだが、どう見ても単に大きいだけの犬にしか見えないため、万事屋では番犬として飼われている。阿音・百音という
双子の巫女姉妹に経済的な理由により捨てられたもので、彼女らからは「神子(かみこ)」と呼ばれている。いちごと牛乳
(あるいはいちご牛乳)を与えると狛犬のような「本来の姿」に戻ってしまう。実は当初はレギュラーになる予定は無かった。
0088新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:08:40.71ID:I/louJrq
○近藤勲(銀魂)
身長184cm、体重80kg。9月4日生まれの乙女座。三十路間近の20代。
隊士たちから多くの信頼を集めている真選組局長。「人のいい所を見つけるのは得意だが、悪い所を見つけるのは苦手」
と揶揄される程、底無しのお人好しな好漢。自らを殺害しようとしていた伊東でさえ、「友」として命がけで助けようと
した。かつては剣術道場を開いて経営しており、その頃に行く当ての無かった土方や沖田らを門下生として迎え入れていた。
真選組結成後、隊士達をまとめあげここまで引っ張ってきた偉大な人物。剣の実力も相当のもので、柳生四天王一の実力を
誇る東城を手負いながら一撃で撃破するほどである。しかし、脇の甘い性格からボケとしての役回りの方がはるかに多く、
その強さが作中で見られる機会はほとんど無い。しかし、それでも松平片栗虎長官よりは常識人なため、彼と一緒の時は
ツッコミ役に回っている。宴会でハメを外し過ぎて全裸になったり、ジェットコースターで恐怖のあまり脱糞したりと、
他のキャラより下ネタ的行動が目立つ事が多々あり、隊員達からは呆れられているようにも見える。しかし、時として
沖田を殴りつけ厳しく諭すなど、「漢」らしい場面も見せる。その男気溢れる面が尊敬の元でもあり、隊員達に信頼され
慕われている。お妙が「商売として」彼のフォローをしてしまって以来、彼女に一方的な好意を抱きストーカー行為を
繰り返している。お妙のあらゆる報復攻撃を受けても死なないタフさと、何度拒絶されても諦めないしつこさは天下一品。
お妙の弟の新八を勝手に「義弟」と呼び、お妙が近藤から逃れる為に言ったでまかせにより銀時を恋敵だと思い込んで
決闘を言い渡したこともある。また、ギャルゲーを得意とするが、三次元では全くモテない(当然かもしれないが)。
よく銀時や神楽やお妙に「ゴリラ」呼ばわりされ、ゴリラを自称することも多くなった。ゴリラのような天人の姫君と
お見合いさせられたこともある。宿敵である桂小太郎とは互いに似ている面があるほど気が合ったりする。。

○志村妙(銀魂)
身長168cm。体重49kg。新八の姉。通称「お妙」。10月31日生まれ、18歳。
父の遺した『恒道館道場』の復興のため、スナック『すまいる』でキャバ嬢のバイトをしている。普段は清楚な
雰囲気を漂わせている弟思いの優しい姉だが、怒るとたちまち凶暴化する。また、とても女性の台詞とは思えない
ような言葉と持ち前の怪力を駆使したりする、ある意味男勝りで男前全開な女性。彼女も銀時以上のボケ役の1人だが、
たまに笑顔の状態になったり、真面目に(新八のように)ツッコミ役に回る時もある。父親の影響のせいか怪力を出すが、
武家の娘らしい芯の強さと女性らしい面も併せ持っている。胸があまり大きくないのを気にしており、胸のことに言及
する者は残らず血祭りに上げる。実家の流派が剣術だけでないのか、空手のような打撃技や柔術のような寝技、薙刀など
も出来る。真選組の近藤勲から一方的かつ執拗にストーカー被害を受けているが、ことこどく返り討ちにしている。
料理のセンスは皆無そのもので、全て黒コゲ料理にしてしまう程の腕前。あまりのマズさに健康にも被害が及び、
記憶喪失(銀時は追討ち&近藤)視力低下(新八)下痢(柳生敏木斎)の危険性もある。貧乏なのに高級アイスクリーム
の破亜限堕津(ハーゲンダッツ)が好物。
0089新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:09:17.58ID:I/louJrq
○山崎退(銀魂)
身長169cm、体重58kg。2月6日生まれ。
真選組の監察方(密偵)。優秀な密偵である。他の部隊とは別に、黒い噂が流れる場所に自らが乗り込む密偵の活動を
している。基本的に上司の指令を忠実に従い、ちゃんと仕事をこなしているが、様々なトラブルに巻き込まれる可哀想な
ポジションに位置している。他人の意見に惑わされず冷静に物事を判断でき、洞察力も優れている。仕事中によらず堂々と
サボったり、鬱陶しい上司である土方をからかったりと、精神的に図太い面も持っている。また、沖田とミツバの様子を
隙間から見るときに、見やすい真ん中を占領していたことから、真選組の中では地位はそれなりに高いと考えられる。
ただし、まだ真選組の一員としては未熟なせいか、何かと口が軽いところが欠点。時として上司思いの面を出すことがあり、
一応順応で忠実なところから、愚痴を言いながらも土方を慕っている様子で、彼ら率いる真選組の監察方としての、確固たる
信念を持ち備えている。自分の命の危機にさらされても、監察として土方に真実を伝える事を最優先し実行しようとした。
自ら攘夷志士になりすまし、志士達のことを探ろうとしたが、攘夷志士になるための面接と試験があり、事実上敵である桂に
ツッコミを入れていた面もある。万事屋に所属する新八とはお互い妙な上司を持つ同士として意気投合している。沖田と
同じく銀時を「旦那」と呼ぶようになり、土方と似たような扱いを受けながらも順応で慕っている。隠密活動時には常に
非常食として真選組ソーセージを携帯している。仕事は忠実にこなす一方で、普段は暇さえあればミントン(バドミントン)
をしており、勤務時間中にも関わらずミントンをしては土方に見つかりボコボコにされている。「退」という名前には
ネガティブな意味ではなく、「一歩退いて 物事を冷静に見 ことにあたれ」の意が込められている。
0090新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:09:36.74ID:I/louJrq
○志村新八(銀魂)
身長166cm、体重55kg。8月12日生まれ、16歳。万事屋のアシスタントとして勤めている。
侍魂を学ぼうと銀時の元で働く、眼鏡をかけた一見気弱そうで地味な少年。一人称は基本的に「僕」で敬語を使うが、
神楽には敬語を使わないことやキレた時等に「俺」になることから、周りに年上が多いからだと考えられる。普段は
「ダメガネ」少年そのものだが、いざとなると強く多くの事件をきり抜けてきている。度を過ぎた恐怖を感じると
暴走するらしく、神楽と沖田を一度に気絶させたこともある。基本的に純粋で優しく、誠実な心の持ち主だが、
例外的に銀時や神楽と一緒に悪ノリをする事もある。登場人物の中では貴重なツッコミ担当。平凡な容姿と、周囲に
非凡な人間が多すぎる環境のせいで、自身の存在を忘れられたり、「メガネとツッコミと追っかけを取ったら何も
残らないヘタレ」と揶揄して言われるが、実家が恒道館という剣術道場の為、地球人の水準で見れば剣術の
腕は高く、雑魚程度なら多人数でかかってきても簡単にしめて倒せる。真剣での勝負は経験不足だが、銀時が動きを
止めていたとはいえ紅桜に憑かれた岡田似蔵の片腕を切り落とし、銀時と交戦中の柳生敏木斎に隙を突いて燈篭の穴の
隙間から突きを決めるなど、一般人レベルでは非常に高いといえる。剣術を志す一方、アイドル寺門通の親衛隊隊長
(ファンクラブ会長)を務め、お通の追っかけ時は熱血漢な一面が現れる。その時の性格は平常時の時とは大きく変わる。
近藤勲や暴走族舞流独愚の総長に見込まれるほどの、強靭な根性を持っている。お妙と二人暮しで、お妙が家事が苦手
であるためか、家事全般を一通りこなす事ができ、万事屋でも料理・裁縫・掃除などをしているシーンが見受けられる。

○神楽(銀魂)
身長155cm、体重40kg、11月3日生まれ。年齢は14歳前後。
宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎族の少女。主要人物の中では数少ない天人である。普段はチャイナ服
を着ている事が多い。その肩書きに違わず、万事屋の中でもずば抜けて戦闘力が高い。一人称は「私」。
オレンジ色のセミロングの髪を両サイドで纏めて団子状にしている。肌は透けるように白く、夜兎族は日差しに
弱いため、外出時には日除けの為に特注番傘を常に持ち歩いている。普段は語尾に「〜アル」や「〜ネ」をつけた
胡散臭いチャイナ口調で喋るが、毒舌を振るう時や凄む時は標準語を駆使する(稀に関西弁も使う)。
凄まじい食欲(夜兎族特有のものであるかは不明)の持ち主だが、その割に嗜好は地味で、チャラついたものには
興味が無く、味が無ければ駄目だと思っている。酢昆布が大好物。定春の飼い主であり、彼を手慣付ける事のできる
数少ない人物の内の1人である。外出の際には定春に乗って行動する事が多い。銀時を「銀ちゃん」と呼び、
暴言を吐いたり振り回しつつも彼のことを慕っている。新八に対しては「メガネ男は嫌い」だからと銀時より
ぞんざいな態度を取る事が多いが、実際は大事な仲間だと思っている。お妙を人生の先輩として慕って「姉御」と呼び、
一応敬語を使う。父・星海坊主を嫌っている節があるが、実は父親思いであり、将来の夢は父と一緒に宇宙を回って
宇宙一の「えいりあんはんたー」になる事である。破天荒で自己中心的であり、一見すれば無茶苦茶ではあるが、
定春を含む動物の面倒を見る事が好きであるなど、寂しかった少女時代の事もあってか意外と母性的な面を持つ。
0091新章/外伝 来訪者たち・SSテスト2016/09/04(日) 02:09:53.86ID:I/louJrq
 続き、アップしました。
 カフェ編では意外なキャラを出す予定です。

 正直、最初の銀魂世界の場面は、自分でも
 登場人物を詰め込みすぎた気がします・・・
 一応、>>800のドミニア様の助言を意識してみたんですが・・・

 後、>>795ですが、「遊戯王」の原作第一話に出た悪役「牛尾」を出してみたいと思ってます。
 ファンブックでは「弱い者イジメと金はこりごり」と表記されていたので、
 遊びで少々出してもよろしいでしょうか?
 現在放送中のGXにもまず100%再登場はありえないでしょうし(苦笑)

 お妙さんの言ってた「ヴェクサシオン」の詳細は、以下参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3
0092新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:36:09.29ID:CeCnuCLr
     埼玉県・春日部市  秋葉腹



 秋葉腹。ここは、埼玉最大の電気街である。
 立ち並ぶ店舗は本屋やゲームセンターなどが多く、電気部品の店なども多い。
 人々の雑踏が飛び交う中、コータ達と万事屋メンバーは歩いていた。


銀時「・・・オーイ、店はまだか?」
神楽「・・・腹減ったアル」

 万事屋メンバーは、外に出ても怪しまれないよう、真紀の持ってきた服装に着替えていた。
 銀時は黄色いタンクトップに白いズボンをはき、新八は帽子をかぶり、白い長袖とジーパンを着用。
 神楽は・・・何故かセーラー服と牛乳瓶メガネのスタイルである。


コータ「もーすぐだ、もーすぐ」
新八「本当ですか?さっきも同じこといった気がしますけど」
 新八が少々疲れ気味の表情で答える。

ヤマシュー「おいコータ、俺達も昼食まだだから早くしろよ」
コータ「もーすぐだ、もーすぐ」
0093新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:36:47.14ID:CeCnuCLr
スーツの男「民衆よ!今こそ立ち上がるのだ!!」
 突如、けたたましい大声が付近に広がった。

銀時「・・・ん?オイ、何だありゃ」
 一行が目を移すと、現在位置より若干離れた道路の脇に水色の派手な車が止まっていた。
 車の車体には、「今こそ真の平和をこの手に!」などと書かれたポスターが張ってある。
 車の上では黒いスーツを着た中年男性が、メガホンを片手に演説を行っていた。

スーツの男「今、この国は滅びへの道を歩もうとしている!
     かつて、非ナチュラルやオルフェノク異星人共は我々人類を滅ぼそうとし、
     何人もの命を奪い、今でも闇に紛れて平和を乱そうとしている!
     それは周知の事実、諸君らも良く知っていると思われる。
     しかし、そんな事実があるにも関わらず、この国の無能な政治家どもは
     侵略者や化物を受け入れ、あろうことか市民権を与えようとしている!
     特に現内閣総理大臣、剣桃太郎はつい数ヶ月前、オルフェノクやコーディネーター共を
     人類と同格に扱うという恐ろしい悪法を成立させた!!このままではいずれ、
     この国は異形の者どもに侵食され、骨の髄まで食いつぶされるであろう!
     そうなる前に一刻も早く、剣桃太郎を総理の座から追放し、真にこの国、
     そして人類の未来を担うに相応しい者をこの国の指導者の座に座らせようではないか!」

 白衣の男が演説している下では、白いスーツに身を固めた数名の若い女性が、
 道行く人々にパンフレットと小冊子、他にも「真の平和をこの手に!」と
 書かれたティッシュを一生懸命配っていた。


新八「ひょっとして・・・あれが地球至上って人達ですか・・・?」
ヤマシュー「そうだな。あれは多分「地球教」っつー宗教の信者たちだ。
      地球至上自体、地球教の宗教指導者が上層部の殆どを占めてるっつー話だ。
      正直、地球教の信者=地球至上主義者と考えても問題ないと思うぞ」
銀時「けっ・・・関わりあいたくねーな」
神楽「変な宗教には騙されるなって、パピーがよく言ってたアル」
0094新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:37:12.42ID:CeCnuCLr
真紀「しっ・・・聞こえたら面倒なことになりますよ・・・」
ヤマシュー「さっさと離れるぞ。急げよ、コータ」
コータ「へーい。」


 一行は足を速め、急いでその場から離れた。



 その近くのビルの影から、彼らに目を向ける影が4つ。


???「奴らが異世界からの来訪者か・・・」
???「7人の内、銀髪の男と眼鏡をかけたガキとオレンジの髪の小娘の3人だ。
    他の4人は殺して構わん」
???「生きて捕らえよという、DIO様直々の命令だ。必ず成功させるぞ」
???「フッ・・・」
0095新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:37:45.55ID:CeCnuCLr
     〜約20分後〜

コータ「着いたぞ。ここだ」

 一行は、数階建ての白い地味なビルの前に着いた。

新八「・・・本当にここなんですか?」
コータ「うん、ここの3階だ。」


 そんな訳で、ビルの中に入り、階段を上がって3階の踊り場みたいな所に行くと、
 エレベーターの扉のすぐ近くに、いくつもの張り紙が張ってあるドアがあった。
 真ん中の張り紙には小さく「メイドカフェ」と書いてある。

真紀「や・・・やっぱり・・・」
 コータはドアノブを回して、そのまま押し開けた。


      ガチャ


こなた「お帰りなさいませ、ご主人様!」

 ドアの中では、制服を着用し、頭に黄色いカチューシャを付けたコスプレ店員が待ち構えていた。

コータ「ただいまー」
真紀「ハァ・・・・・・」
ヤマシュー「チッ・・・・・・」
ヤブ「・・・・・・」
銀時「・・・・・・おい・・・ここって・・・」
新八「・・・・・・ですね・・・」
神楽「・・・・・・・・・」
0096新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:38:27.68ID:CeCnuCLr
 妙に常連風を吹かしているコータと、呆れる真紀とヤマシュー。
 無言のヤブと神楽。
 銀時と新八は・・・ここがどういう所か、何となく理解したようだ。


こなた「こちらにどうぞ」
銀時「・・・・・・」


 店内は、そんなに広くは無いが、狭くも無い部屋で、
 奥の方にパソコンが何台か設置されており、数名の客がインターネットを楽しんでいた。
 一行は、入り口のドアの近くの2つのテーブルに案内される。
 1つのテーブルにつき椅子が2つ。コスプレ店員・・・もとい、泉こなたが近くから椅子を1つ引っ張ってきた。
 一行は、コータと銀時、ヤブと新八、そしてヤマシュー、真紀、神楽の二手に分かれて席に着いた。

こなた「最初の1時間は800円でソフトドリンクは飲み放題!
    ゲームも無料で遊び放題!駄菓子も食べ放題!」
銀時「・・・マジでタダなんだろうな」
こなた「はい!それでは楽しんでください!
 こなたはそのまま他のテーブルの方に向かっていった。
0097新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:39:00.28ID:CeCnuCLr
銀時「・・・・・・しかしオイ、イメクラだっつーなら早く言え。
   言っとくがな、こちらは未成年2人抱え込んでんだ。
   こんないかがわしい店につれて来て、どーするつもりだ?」
 銀時は、テーブルに肘を着きながらコータに詰め寄った。

新八「・・・・・・銀さん、ここイメクラじゃなくてコスプレ喫茶だと思いますよ。」
銀時「ああ?何だそりゃ」
新八「まぁ、早い話、店員が漫画やアニメのキャラのコスプレをしてる喫茶です。
   もっとも、ただコスプレするだけじゃなく、セリフや態度もキャラになりきって
   客に対応するんです。一度行ってみたかったんだよな〜 (・∀・ *) 」
神楽「マジキモイアル、しばらく私に話しかけないで」
新八「何だァァァァァ!!貴様に男のロマンがわかるかァァ!!」

銀時「・・・・・・まあ何だ、とにかく飲み放題、食い放題なのは確からしいな。
   行くぞ!!新八!神楽!
新八&神楽「うおおおおおお!!」
 3人は、そのままカフェのジュースポットに突撃していった。



ヤマシュー「・・・しかし、俺も嫌いじゃないけど、もう少し場所選べよコータ・・・」
ヤブ「まーいーじゃん。とにかく何か食おうぜ」
真紀「はぁ・・・」
0098新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:39:22.07ID:CeCnuCLr
こなた「あんた達!!」
真紀「え?」
こなた「飲み物何にする?」
 先ほどの店員が、先とはうって変わって高圧的な口調で話しかけてきた。

こなた「早くしなさいよ、遅いと罰金よ、罰金」
真紀(・・・ヤマシューさん、これが客に対する態度ですか?)
ヤマシュー(・・・ここではこれが仕様なんだ。悪いけど合わせてくれ)
 ・・・どうやら、この店の仕様のようだ。

こなた「もう決まったわよね?」
真紀「・・・じゃあ、ミルクティーを」
こなた「ただのメニューには興味ありません」
真紀「・・・はあ」
コータ「俺レモンソーダ」
ヤブ「俺はコーラで
ヤマシュー「じゃあ、俺もコーラで」
こなた「団長命令よ。待ってなさい」
 店員・・・もとい、こなたは他の客の所に移動していった。


真紀「・・・はぁ(ため息)」
 真紀は、他の席に目を移した。
0099新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:40:07.32ID:CeCnuCLr
 その頃、カフェの端の方の別の席では、3人の制服を着た女子高生が座っていた。
 柊かがみとその双子の妹の柊つかさ、そして高良みゆきの3人である。

かがみ「・・・ったく、一体何かしら・・・いきなりケータイで呼びつけて・・・」
みゆき「何か、緊急情報があると聞きましたけど・・・」
つかさ「何なんだろうね?」

 すると、近くの席からアニメキャラのコスプレをした泉こなたが歩いてきた。

こなた「みんな揃ったみたいだから話すよ」
かがみ「ったく・・・緊急情報って何なのよ。早く教えなさいよ」
こなた「最近、異世界からいろんな人がやってきてるって知ってる?」
 こなたが身を乗り出して、先ほどとはまた違い、まったりした口調で3人にに訊ねる。

かがみ「うーん・・・知らないわね・・・」
みゆき「確か、政府が異世界へ移動するための装置を作っているという話は
    ニュースで聞きましたけど・・・「ディオドス」とか
こなた「ネットで聞いたんだけど、何でも他の世界に住んでる人が、
    この世界にいっぱい来てるみたいだって。」
かがみ「へぇー・・・それで?」


こなた「ゆたかちゃんに聞いたんだけどさ、この町のどこかで、
    異世界からでっかい家が落ちてきたんだってさ」
つかさ「本当?こなちゃん」
こなた「んでもって、中から着物を着たお侍さんが出てきたんだって」
かがみ「まっさかー、いくらなんでもそんな事あるわけ無いじゃん」
0100新章/ネットの情報は結構ガセが結構多いから気をつけろ・SSテスト2016/09/07(水) 20:40:40.21ID:CeCnuCLr
 ふと、かがみは他の席に目を移す。
 見ると、制服を着たコスプレ店員が客の男性と話をしている。
 男性のほうは長身で、白いコートに身を固め、足元にトランクケースを置いていた。


男性客「牛丼を頼む」
コスプレ店員「・・・今は無い」

男性客「何っ・・・・・・ではこの鯖の味噌煮でいい」
コスプレ店員「・・・今は出来ない」

男性客「・・・くっ、ならば何が出来る!?」
 男性客は怒り交じりの口調で問う。

コスプレ店員「カレーライス・・・所要時間は20分」
男性客「・・・フンッ、いいだろう。それでいい」
 コスプレ店員は店の奥に下がっていった。



かがみ「あれ・・・あの人どこかで・・・」
 かがみは、男性客の顔をどこかで見たような気がし、脳内の記憶を捜索する。

みゆき「でも、本当だったら面白いですね。
    ひょっとしたら、この辺に来てるかもしれませんね」
つかさ「ひょっとしてこの店に来てたりして」
かがみ「・・・・・・じゃあ、彼らを狙う悪の組織の手先が店内に乱入とか―――」
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