セブン-イレブンが生み出した「恵方巻」
ハロウィンに限らず、現在定着している季節イベントは、企業や業界が仕掛け人のケースが多い。
例えば、節分の日に歳徳神という神様のいる場所である「恵方」を向いて食べると縁起がいいとされる恵方巻だ。
最近は、当日になると、ツイッターやフェイスブックに恵方巻を食べる芸能人の写真が多数掲載される。
いかにも伝統的行事のような雰囲気のある恵方巻だが、仕掛け人はコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンだ。
しかも、発祥の時期は1998年と、比較的最近である。
もともと、関西地方では節分の日に太巻きを食べる習慣があったが、その太巻きをセブンが「恵方巻」という、おめでたいネーミングで売り出したのが始まりだという。
縁起物は気持ち次第、というのがよくわかる例である。

余計なもの流行らせやがってクソが!