ホームレス襲撃死、元少年2人に実刑判決 傷害致死の罪3/25(木) 11:16

岐阜市で昨年3月、路上生活をしていた渡辺哲哉さん(当時81)が襲われ死亡した事件で、
傷害致死の罪に問われた元少年2人(ともに20歳)の裁判員裁判の判決が25日、岐阜地裁であった。
出口博章裁判長は「面白半分で投石し、スリルを楽しむことを繰り返していた」と述べ、

当時会社員だった元少年に懲役5年(求刑懲役8年)、無職の元少年に懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
判決によると、2人は昨年3月25日午前1時半ごろ、岐阜市の長良川にかかる河渡(ごうど)橋の下で生活していた渡辺さんを襲撃。

約1キロにわたって石を投げながら追いかけた。土の塊を投げつけた際、渡辺さんの顔面に命中し、渡辺さんは転倒して脳挫傷などにより死亡した。