亜美Vより

亜美がバスルームのドアを開けて中に入ると、
河野がバスタブに腰かけて待っていた。
「あっ。」
亜美が小さな声を上げた。
「今更男のモノを見たからって驚く事はあるまい。」
河野はそそり立ったモノを自慢げにそう言った。
亜美はクスクスと笑いながら
「河野さんのモノをちゃんと見たのは初めてだったから。
 でも思ったよりも小さかったのね。私のお兄ちゃんは河野さんよりも
 長さも太さも倍以上あったわ。」
亜美のその言葉にショックを受けた河野はまるで敗北したボクサーのように
うなだれていた。そしてあれだけそそり立っていたモノは、まるで柳の枝のように
垂れ下がっていた。