日本で撮影したわいせつな動画を台湾とアメリカを経由して配信していたとして都内の映像制作会社の社長らが警視庁に逮捕されました。調べに対し社長は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは東京・練馬区の映像制作会社「ピエロ」の社長で台湾出身の陳美※リ容疑者(67)ら6人で、警視庁によりますと去年8月、わいせつな動画をネット上で配信し、頒布した疑いがもたれています。

警視庁は日本国内で撮影された無修正のわいせつな動画が台湾の会社を通じてアメリカの会社に販売され「カリビアンコム」というサイトで配信されていたとみています。

陳社長の会社では去年までの9年間でおよそ14億円の売り上げがあったということで、警視庁は台湾やアメリカの捜査当局と連携しながら全容解明を進める方針です。
警視庁の調べに対し陳社長は「カリビアンコムというサイトは知らない。わいせつな動画は配信していない」と容疑を否認しているということです。