(両手で抱えられるサイズ感のポケモンが、ぽてっとした体をむくりと起こす)
あれ…もうおひさまないや
おひるからずっとねちゃってた

…ヤセイのポケモンがこんなにねむって、それでなんもないって…
いいこと…いや だめだろ…
(『ゆっくり眠れてラッキー』なんて思えるほど楽天的ではないらしく、夜闇の中、いよいよ以ってひとりぼっちを実感する)
(色々と思うところのあるサルノリは、難しい顔をしながら何処かへ去った…)