>>89
…フ、あまり大丈夫には見えんぜよ。
幸せって言われるのも妙な感じじゃな…けっこう強引じゃなか…ん…。
(美里の囁きに答える前に唇が軽く触れ合って)
(やっぱり無理させたんじゃないかとか優しくなかったんじゃないかとか)
(そんな言葉はそのまま留められて。美里のはにかんだ顔だけが瞳に映った)

ん…俺も、好きぜよ。美里。
…やれやれ、やっぱり敵わんかもしれんのぅ。
(微笑んだ美里の頬にそっと触れて)
(汗で頬に張り付いていたほつれ毛を柔しく掻きあげた)

【プリ。褒めても何も出せんよ】
【そうじゃな。こうやってゆっくり過ごそう。…少しいちゃいちゃ出来ると嬉しいが】