>>568
なんだ、いないのか…
(ひな子がいないと知って露骨に落胆した顔を見せていて)
大家さんだろ?
この喫茶店に通ってたら挨拶くらいすることもあるしな
(常連客のように振る舞って、ゆあと話している間に真雪は他のお客の相手をしていた)

……あ、あれ?
(いきなり窓の外に向かって指さして、わざとらしく驚いてみせる)
大家さん歩いてたぞ…部屋に戻ったんじゃないか?
(本当は誰もいなかったが、ゆあに帰ってきたのだと錯覚させるために嘘をついた)
忘れ物でも取りに来たのかな…それだったらすぐどこか行っちゃうかも
なあ、大家さんに会いたいんだったら部屋に連れてってやろうか?
(ひな子がいないなら可愛らしいゆあで遊ぼうと二人きりになるために罠を仕掛けて)

【ですね、こちらにずっと付きっきりだと隙がありませんしね】