>>69
うぅ…わっ…何を…ケイン、殿…ぁっ…
(唐突にケインに肩に手をまわされ反応するルシーダ)
(だが、突然立ち上がらされ…お姫様抱っこ…それをされるのかと思っていたのだが)
(唐突にケインの背に背負われる形…おんぶされていたのだ…)
ぁ…ま、って…ぁ…ああ…
(ケインの背中で足を広げるポーズ…少々恥ずかしさを感じケインに止める様に求めるが…)
(それでも、まだ…動きたくなかった…)
(私は…情けない…情けなさすぎる……これでは…仮に服を身に付けられても…同じだ‥)
(全裸を晒し、痴女然とした振舞いを嬉々としてケインや街の人間たちに見せつけ…)
(今は…裸が恥ずかしいと…羞恥に震えるただの乙女の姿のみ…)
(元々…巨乳や張りのある臀部を持っていても身体つきそのものは華奢なルシーダ)
(その華奢な身体は、今日の一軒でさらに頼りなくかぼそげに見えた)
(すれ違ったわずかな人々…一応ルシーダの事を知っている町民達が)
(様子のおかしいルシーダに心配するかの様にケインに何事か尋ねる)
(それに対するケインの返事は簡単でそっけなく…今のルシーダにはありがたくもあった)
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・・・・・・
(宿屋の中…ケインとルシーダの部屋…いつもの様にベッドにルシーダを座らせるケイン)
(前日までなら、ケインがルシーダに迫り性行為を求めて来るが、今日は違った)
(いつもはその見事な乳房も引き締まりながらもボリュームのある臀部も手で隠す事の無い)
(ルシーダは今はしっかり胸をかばうように隠している)
(一方ケインは…ルシーダの隣に座り、ルシーダの銀色の髪を撫でる。撫でながら…)
(ルシーダの目の前に、件の石…ルシーダの膣奥から出てきた結晶で作られたペンダントを)
(ぶら下げながら訪ねて来る…)
(このペンダントの結晶…これがルシーダを痴女の様にしていたかどうか、試してみたいと)
(二度と痴態を晒したく…いや、あの姿を忘れたい…あれが本心で等あって欲しくはない…)
…すまぬ…ケイン殿…今までの事…それ以上に自分の口から…ケイン殿に…
私はケイン殿の物だ…などと言っておいて…今はこのありさまで…
ケイン殿は私を仲間にしてくれて…色々不案内な私を手助けもしてくれて…
感謝している…だ、だが…ぁ…そ、その…夜抱かれるのは…本当は心の中で、
恥ずかしいとは思っていた…っ…!け、ケイン殿の事は…それでも仲間と思っている…
私がこの世界に来る前に…私を利用し辱めたあの男とは…あの卑劣漢とは違うとは、
わかっているのだ……!け、ケイン殿…私は…今のこんな私は…仲間として…
不足なのだろうか…?
ぁ…ペンダント…ぁあ…それは……っ……すまない…ケイン殿…それを…つけて‥
試す前に…っ…今の私は…ケイン殿の…その、た、たっ…滾りを…鎮めるには…
不足なのか…その…その…だなっ…ケイン殿が…私に対する仲間意識を…高めるために
毎晩私を抱く…と言うのなら…今の私…で…た、たたっ…試してほしいっ…!
その上で…ペンダント…それを…試して…く、れれば…
ぁ、あ!できれば試した後はすぐに…外してほしい…から…
だ、だから…まず…今の私で……その…いつもと違って発情してないから…
すぐに、と言うわけにはいかぬが…せめて…濡れた状態にっ…入れやすい状態に…
してから…少し時間を取らせるやもしれんがっ…!
(せめて、この男、ケインには…恩義を返すためにも…今の自分を…)
(どんなに恥ずかしくても…この男のために裸で剣を振るう…)
(そう思って、ベッドに身体を投げ出し恥ずかし気に目を閉じ震えるルシーダであったが…)
・・・・・
(ケインにあくまで痴女化アイテムかどうかを軽く試すだけのつもりだっただけ…)
(そう告げられた時にルシーダの顔面は自分の度を越した行動に真っ赤になった……)
わ、わかったから…そう笑わないでくれ…恥ずかしい…
昨日までの私とは違うのだ…と、兎に角…!
試すだけだぞ…!
(その実験を…すぐにペンダントを外すと言う条件で引き受けたルシーダだったが…)