>>619
うん、蛇神様は、わたしの家族だから。
たいへんなこともあったけど、いま好きなことをできるのも、蛇神様のおかげだもの。
(ミズチは横たわったまま手を伸ばして百合花の涙を拭う)
ありがとう、せんせい、心配してくれて。
せんせいのこと、好きだよ……でも、家族とは離れられないから。
ん〜〜と……
(目をとじて少し悩み、そして身体を起こして百合花の耳元にささやく)
わたしの秘密の夢、教えるね。
聞いたからって、安心はできないかもだけど……危険なこと、怖いことがあっても、頑張れる理由。
蛇神様も、わたしのご先祖様も、とおいとおい昔、海の向こうから日本に来たの。
そこがどこか、みんな忘れちゃったけど……わたしたちの故郷、それを思い出して、里帰りするの。
だから、それまで頑張る、平気、大丈夫。
せんせいにも、帰る温かい故郷(おうち)、あるでしょ?
(ミズチはそのまま百合花を抱きしめる)
もし心配なら、たまにわたしを甘やかしてね?
そえだけで百人力だから。

【時間もちょうどいいので、百合花せんせいのレスしだいですが、ミズチの方はこれで〆でもいいです】
【教室に閉じ込められた原因はいちおう考えてるけど、きっかり決めているのでもないし、】
【ミズチ自身も分かってるのでもないので、あとで簡単な種明かしは置きレスとかで種明かししますね】