>>53
んっ……
(男とつながった感触と温もりに包まれながら、連れ込み宿の安っぽいベッド)
(の上で、また体位を変える)

……うん、あたし、ビッチだから。
(冒険中や日常なら、そんなことを言われたら怒り出すような言葉でも)
(男との睦み合い中なら別)
あ、んっ……
(自分からも男の体に手を回して、抱き合っていく)
(そのまま、すっかり慣れた男とのキスを何度か繰り返した)
あんたにこういうときにビッチって言われるの、好き……
自分が本当にイヤらしい女の子になっちゃったって実感できるから。

……こういうキスも上手くなったでしょ?
(力強く唇を重ねてきた男)
(入ってきた舌に、鍔姫も唾液まみれの舌で絡ませていく)
んっ、んんっ……
(唇が離れるたびに唾液の卑猥な糸が間にかかる)
(漏れる喘ぎ、再び軟体動物のように舌と舌を絡ませながら、言葉を返す)
出したばかりなのに、また?
(男の動き始めた腰に呆れたように言いながらも、少女も細い腰を振って応える)

あんたとこういうのするの、本当に慣れちゃったわね。
ここまで長い付き合いになるなんて、思っていなかったわ。
(クスリと笑って、男の背中を撫でた)