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(少女の言葉に、耀は慌てて病気を否定した)
ん…良かった…
(ホッとして呟くと、少女は耀の背中に頬をぴたりと寄せた)
(少女の小さな身体とは違う耀の広い背中)
(何か不安な事があっても、耀の背中に抱き付くと全部忘れさせてくれる)
えへへ…
(耀が病気ではないと確信し、安心した少女はまた頬ずりする)

(そんなふうに少女がじゃれていると、耀がサンドイッチを食べたいと答えてきた)
ホ、ホント!?
(勢い込んだような耀の声に若干驚いた少女だが、それ以上に自分の作る物を欲しがってくれるのが嬉しい)
わ、わかった!
(パァっと満面の笑みを見せ、少女は大きく頷く)
じゃあすぐに作るから、えっと、ちょっとだけ待っててね…ちゅっ
(こっちを振り向いた耀の頬に軽くキスをすると、少女は部屋の添えつけのキッチンに入っていった)

(そして暫くして)
兄さんお待たせっ!
(トレイに皿を乗せて少女が戻ってきた)
ある物で作ったから、あんまり手は込んでないけど。
(少女が作ったのは、オーソドックスなハムとキュウリのサンドイッチと、タマゴのサンドイッチ)
(飲み物には、これもオーソドックスに紅茶)
急いで作ったけど、多分味は悪くないと思うよ。
あ、これ紅茶に入れるミルクと砂糖、兄さんのお好みでね?
(話しながら耀の前に皿を置く)
さっ、召し上がれ♪

【私も遅筆なので、全然気にする必要はないですよ】

【次回の予定ですが、では一応土曜日という事ですね】
【私も何かあれば伝言しますので、宜しくお願いします】
【というところで、ちょうど0時なので凍結にしてもらってもいいでしょうか?】