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(少女の言葉に、耀も頷いてくれた)
う、うんっ、じゃあ寝る前ね?
(念を押すようにもう一度言うと、少女はホッとしたような表情を見せた)
(本来なら唾液が混ざって半液体化したサンドイッチなんて、食べようという意識すら持たない)
(でも今日、大好きな人から口移しでもらったそれは、少女の固定観念を一瞬で破壊した)
また…飲ませて、ね?
(その衝撃ゆえに、少女は耀の味を…正確に言えば耀の唾液を強烈に欲するようになっていた)

(勿論飲ませてもらうのは、耀が言うように寝る前になる)
(嬉しそうに小さく微笑む少女に、耀は続けて話しかけてきた)
…うん、いつもの、でしょ?
(少女も納得したように頷いた)
(いつものとは、最近兄妹の間で寝る前に行われている行為の事)
お兄ちゃんの手…気持ちいから、好き
(一時期寝つきの悪かった少女を耀が愛撫してあげたところ、心地よさの為か寝つきが良くなった)
(その時以来、快感というものを覚え始めた少女は、時々耀の布団に潜り込む事がある)
(そして、幼い身体を摺り寄せて、耀の手に身を任せるのだ)
(見つめていた少女の瞳を、耀が見返してくる)
(鋭くも優しい瞳に引き寄せられるように、少女はそっと身体を寄せた)
お兄ちゃん…♪

【どうやら今日は予定の時間までできそうです】
【でももうすぐ23時なので、次のレスくらいで凍結してもらってもいいでしょうか?】
【あと処女のシチュは了解しました!】