>>580

(ベッドを軋ませる激しい腰振りがツバキを襲う)
(決してヤワではないベッドを慣らす勢いが、小柄な彼女に叩きつけられる)
(それが、彼女を孕ませたがっている雄の本気であった)

へへへ……嬉しいぜ、ツバキ……!
お前のことはずっと前から良いと思ってたんだよ……
最初に抱いたときもわざと金のトラブルで引き寄せて……!
あのときにもっと抱いて孕ませちまえば良かった……!
まあ、今はこうして一緒になってくれたけどな……
(腰を打つ音とともに耳元で男が囁く)
(ずっと前から劣情と好意を持っていたこと)
(それが結んだことへの満足と、目的を達することへのどろどろの欲望)
(小さな胸をなぶり尽くし、肩にキスして痕を更に残す)
(俺の女だという濁った独占欲がさらに腰を早め)
(荒々しい鼻息が背中を灼く)
いくぜえツバキ……孕ませてやる……俺のガキ生みやがれツバキ……ッ!
孕め、孕め、孕め……ッッ
ッッ、オオオォォ……!!!
(ドチュン、と抉るような一撃が子宮口を打つ)
(一気に吐き出される精液、その濃さと量と熱は尋常ではない)
(ベッドと雄のカラダに挟まれたツバキの耳には、内臓から響く射精音が聞こえるだろう)
(熱が溶け合い、瞬く間に彼女を包む)
(何度も腰を揺すって、残らず、吐き出していった)