>>96
(先に浴場に入っていた太った中年男が、後から入ってきたユーリヤに好色そうな目を向ける)
(男はニコニコしながら彼女に近付き、いかにも親切そうに声をかけた)

こんにちはー。外国の人かな? この銭湯では珍しいんで、つい声をかけてしまったよ。
もしかして、日本のお風呂屋さんは初めてかな?
この国には男女一緒に入る「混浴」ってのがあるんだが、外国の人はそれにビックリすることが多くてねぇ。
そばに私みたいなおじさんがいても気にしないで、ゆっくりとお湯を楽しんで欲しいなぁ。

(ユーリヤの未成熟な細い体を、さりげなく、しかしねっとりと見回しながら、彼は言う)
(異国文化をレクチャーするガイドのように、彼は桶を手渡しながら説明する)

かかり湯はわかるかい?
銭湯独特の文化で、湯船に入る前に、そばにいる他の人とカラダを軽く洗い合うんだけど。
お嬢ちゃんさえよければ、おじさんが手伝ってあげようか?

(もちろんウソだが、男としては万一騙されてくれれば儲けもの、ぐらいのつもりで提案している)
(ウソだと気付かれても軽い冗談といってごまかせる)
(騙されてくれれば……そのときは純真な外国の美少女に、しっかり世話を焼いてあげるつもりでいる……)

【こんばんは。こんな感じで、お相手お願いできますか?】