>>165
<<拘束を解けば私を倒す……?ならなおさらそうする訳にはいきませんね>>
アヌスの中の電動ミミズはただ震えるだけではない、次第に動きの種類を増し始める
ゆっくりと前後に脈動し、あるいは腸壁超しにナオの子宮口を探し当て
ピンポイントに震える舌の先端を当てて振動を送り込む

<<ふふ、思ったより早く効果が現れました。良かったよかった
お尻の穴は馴染みのない人も多いのですけど十分イケるみたいですね
それにこれならしばらくは楽しめそう>>

口調とは裏腹に軽蔑したような目線でじっと見つめる
そう、快感などというものも有機物特有の無駄な感覚。

<<でも、前の、女の子の大事なところもヒクヒクと動いて……
すごく濡れて……そうですよね、やっぱりお尻の穴から死ぬなんて嫌
女の子の大事なところから消えたいですよね>>
ウィィィンとナオの股の間で新たな機械音。肛門を責めるモノよりはいくらか太い
男性の指二本ぐらいのメカ触手が現れナオの顔の前で見せ槍のように構える

<<後でこれを使いますね、お人形に痛みを与えるのは好みではないので
もうちょっと濡らして……焦らずにお待ちください>>

かわりに手術台の脇から別の吸盤アームが伸び、ドレスに包まれたナオの
左右の乳房に吸い付き……少女の乳首を、ブラシのような柔らかい毛で攻め立てる。
アヌスからの触手と三点からの快楽がナオの脳を責め、串刺しにする

<<それと先に言っておきます。お人形になる前に舌を噛むのは……
でもやめておいたほうがいいかもしれません、こちらには人質がいますから>>
その声とともにナオの脳の中に直接浮かび上がるビジョン

ここと同じような真っ白いデザインの地下室、その中央に据え付けられた
アメリカンサイズの大きな木製の椅子に拘束され
全身に不気味なコードや電極を取り付けられたブレザー制服姿の少女……佳澄だ

「菜緒……? よかった。無事、だったんだね。学校来ないから心配したよ……」
黒いストレートロングの髪を不安げに震わせながら
それでもせいいっぱい微笑んでみせる

<<良い子ですよね、佳澄さん、学校帰りに自宅に帰ることもなく
ナオさんを必死で探してたのですよ
こんな良い子を見殺しにして自分だけ天国に行くなんてコトしませんよね?>>

無論、二人とも無事に帰すつもりはない、むしろ逆。
これから漆黒の分娩台で生まれ変わった美少女は
死の電気椅子に拘束された親友の令嬢を自分の手で焼き殺す悪魔となるのだ

一連の映像は……仲が良かった頃の二人の様子とともに
電波を通じて自分が支配した区域中に公開される
親友の絶叫にも二度と意識を取り戻すことのないダークエンジェル・ナオの悪意

それはきっと最も効率よく人類を絶望させ、抵抗する気力を奪い
先日建てた強制収容所のガス室へと並ばせるための最高の映像となるだろう

<<そういうわけで抵抗しないで、おとなしくこのまま素直に消えてくださいね?
そうすれば彼女だけは解放してあげますから>>

更に四本目……今、両胸を責めているものとよく似た新たな触手がクリトリスへと伸びる

【ナオさんの正体を知った上で援助しているという設定から】
【佳澄は典型的なお嬢様キャラという解釈にしてみました】