大人しくなって震えているキャロンを抱えると、マリオは奥へと向かいました。
ドアを一つ一つ開けていくと、廊下の一番奥にベッドルームがありました。
(ここが夫婦の寝室という訳か・・・クックック・・・)
マリオはほくそ笑むとキャロンをベッドに横たえ、上着を脱ぎ始めました。
「・・・・な、なにを・・・・する気なの・・・・」
ラモールーの術にかかって動けないキャロンは朦朧とした意識の中で呟くように
聞きました。眼が霞んで周りが良く見えません。
ただ、沈み込む身体の感触、微かに漂う夫ペルルの体臭の残り香のせいで、そこが
夫婦の寝室であることはなんとなく解りました。
(・・・いけない・・・ここにいてはいけない・・・逃げなきゃ・・・)
キャロンはぼんやりとした意識の中で考えましたが、身体はピクリとも動きません。
全身が生温い靄で拘束されたかのように火照ってきて、ふわふわと浮いているような
感覚です。
そのぼやけた視界の中に、やがて全裸になったマリオがぬっ、と入ってきました。
鍛え上げられた筋肉に覆われた身体、分厚い胸板を鬱蒼と覆う濃い胸毛、そして股間
では生い茂った陰毛の奥から、愛する夫より二回りは大きいと思われるペニスが陰茎に
どくどくと血管を浮かべ、歪にエラの張った亀頭の先端から透明な液をぽとり、ぽとりと
滴らせながら天に向かって勃起し、キャロンの見ている前でさらに膨張しているよう
でした。