作家として見るか、エロ漫画家として見てるかの違いなんじゃないかね
たと母以降の方が作品としてははっきり優れてると思うけど、人間のエゴや複雑さや醜さは「たと母」が一番粗削りだけどよく書けてたような
美晴は清楚系ビッチの無自覚悪女でそれが最高にそそる
榊に対しても唐突にセクハラで左遷させるという相当エグいことやってるのに罪悪感もってないところがヤバい
マコトも情を残しつつ捨てる方向性だったし
「たと母」以降は妙に悟っていて、こういう人間の心の理不尽なリアリティがなくて、うまいとは思っても何度も読む気にはなれないし、当然抜けない