特典
特大ポスター 絵柄は見開きカラー絵表の顏射催眠絵版 絵柄はいいのに非常に置き場に困る
SSは想いが通じ合ったあとのセリア 「お兄ちゃん」と甘え気味にH

感想
4作目にしてついに不安要素の無くなった朱月。つまりは傑作である。
挿絵はコンビになってきた「HIMA」 巨乳系ファンタジー系に強く、合わせも完璧。淫紋や集団ボテもあるよ!

さて展開は伯爵家の長男として産まれ、前世の記憶を持ちつつ様々な才能も持った少年の立身劇。
催眠魔法の活用は当然として、剣術の腕、人心把握や政治判断に優れ、さらには努力家でその甲斐も報われ、ついでにルックスもイケメンと超カチグミ。
……同じく転生したのに筋肉主義の蛮族に産まれ、祖国を滅ぼされたあげくあまり才能を活かせてないとある主人公は、泣いていい。
ヒロインは家庭教師、女将軍、商人、王女、妹剣士と一揃い。本番まで遅めの妹に注目しておくといいだろう。

Hとしては催眠無双。やりとりが主なので特殊プレイは少なめ。
副作用母乳や屈服要素などうまみが多く、短めながらもアフターHがあるので◎。
催眠魔法については即催眠という手合いではなく、「質問に答えること(など)を了承させる」「相手の秘密を聞き出す」「相手の欲望を叶える」
という段階を踏む必要があり、一捻り。中盤からはそれもメソッド化したためか簡略気味。結局Hして籠絡というパターンになってしまっている。

難点としては終盤走り気味かつご都合主義な感じがするのと、後年の主人公の逸話が壮大すぎだろってくらい。
多キャラ、H回数の多さ、シナリオのバランスもよく、エロラノベとしては文句の無い出来。
ついでに、妹ヒロインの存在とクリームヒルトの眼鏡で得点が増加していることを付け加えておく。