特典
とらでイラストカード 挿絵10のカラー版

感想
愛は世界を救う…
基本はノートによるMCものであるが、ヒロインの自我が強く痴女テイストでノリノリ。終始テンションが高く調教要素にも疑問符。
挿絵は「有末つかさ」 巨乳でアメリカンなテイストをちゃんと仕上げており、アヘ顔、憤乳、ボテもありと至れり尽くせり。

さて展開はMC調教もの…のはずなのだが少々ややこしい。
切っ掛けこそ常識改変なのだが、当のマイナがこの状況に異様なほど乗り気で前向き。
通常ならば異常さに気づかないか嫌々するのがキモなのに、ウェルカムで「M奴隷になったのだからあなたもマスターらしくしなさい!」とヤル気満々。
元の性格が攻め攻めであるためか被虐に浸りつつも隙あらば攻め手に回ろうとする。まさにじゃじゃ馬ロデオと言ったところ。
一応攻められてアヒンアヒン言ってたりするので、M奴隷の素養はあった…のだろう。
主人公も好みは調教なのだが相手に気圧されて一歩引き気味。後半はちゃんとしばき回しているので成長はしている。
オチとしてもノートの秘密を明かしつつラブ寄せ。ハードなHとラブコメの両立が出来ている…のかなあ。

Hとしてはコスプレ、微露出、顔コキなどが多い。そして全編にわたって淫語が豊富。
マイナが痴女レベルで乗り気なので、初々しい反応は望めない反面最初からスロットル高め。
特殊プレイや現実改変レベルは(広範囲で影響が多い割に)低く、プレイに取り入れている要素はあまりない。
早太が独占欲が強いためかおおっぴらな露出散歩や全裸披露などもマイルドテイスト。そういえば緊縛要素もない。
馬に見られながらのHなんざ、西部劇の濡れ場くらいでしか無いのではなかろうか? 獣姦はないよ念のため。
ラストは走り気味流し気味だが憤乳乱交ボテオチで一竿を貫いている。

難点は…相手ががっついてくるタイプなので、テンションの高さが苦手になるかもしれない。一応主人公も奮起して乗りこなそうとはしている。
台詞量も多く、「アヒィィィン」と馬か牛の鳴き声みたいなマイナの叫びとか、弱気口調の早太のあえぎなどが苦手だとマイナス。

総じるとMCものというよりは痴女押しかけものに近い感じ。高めのテンションに同調出来るのならば好評価。