「ママと僕 その3」

少年は、自分の心臓がこんな音を出すとはおもわなかった。
ドクドクと心臓とペニスがリンクする。
勃起を握りしめたままで、少年はドアの向こうのママに返答した。
「何、ママ?」
「あの・・、ちょっと話が・・・」
「今じゃなきゃ駄目?」
ペニスを握っている手は、カウパー液でニチャニチャ。
(この段階で射精のお預けはありえないのに・・・・)
「うん、どうしても・・・」ママの口調は穏やかであったが、強い意志も感じられた。
(しょうがないな・・・)
ティッシュで手とペニスを拭き、ブリーフを履こうと腰を浮かす。
(待って・・・・)少年の動きが止まった。
(今なら、ママに僕の勃起したおちんちんを見せつけられる!!!)
何度も何度も妄想していたその行為。
でも、実際には有りえないネットの中の妄想小説だと思っていた。
それが、今ドアを開ければ現実になる!!
(どうしよう・・・)そんな事をすれば、今までのママとの関係は全て終わる。
普通の母子の関係ではいられなくなるだろう。
(そんな事できないよな・・・・)