夕立稲荷の蝉時雨

嫋嫋たる余韻の残る佳品
日中のうだるような暑さの中、冷や水売りの掛け声が聞こえてきそうだ
人ならざるモノと春をひさぐ女との物語に目を奪われる
おとなしい東、口の悪い西、のんきな南、無口な北
何年かかってもよいから、南と北の物語を楽しみにしている